今日は人が多いな。月末だからかね。おはようございます。
by katasunori on Twitter
僕の生活は、朝起きて通勤列車に乗り会社へ出勤し、自分の仕事をこなし、上司におべっかをつかいつつ、派遣の女の子に意味のない目配せをしながら、部下に命令をするけど箴言は聞かないという、そんなサラリーマン生活の典型のようなものだと思います。とはいえ、さすがに週末が近づくにつれ疲労は溜まり酒を飲み過ぎていて飯を食うのもやっかいなほど内臓が痛んでくるものです。
家に帰ればさて、葉巻をふかし上級な酒をなめ、どこかの女を抱くことになるのです。ここでいう女というのが大変表現にこまりますが、その辺にいる女、学生なのか知らん、旦那さんに不義理をしている人妻なのか知らん、昼間に謎の目配せを交わした派遣社員なのか知らん。要するに誰かを抱くのであります。抱いて何かをするとは限りません。抱いたまま朝まで寝ちゃうこともあります。特になにかをしたいわけではありませんからそうなっちゃうこともあるわけです。
葉巻も上級の酒も僕の気持ちを鎮めるためには必要不可欠なものであります。徐々に睡眠薬が効いてきます。僕は風呂上がりの体をごろりとベットに横たえて、夜毎の美女を優しく抱きます。
そんな毎日に飽き飽きしている最中の6~7月はちょうど異動の時期となり、果たして僕はどこに行くのやら。本社であるのはわかっているのだけれど、最終的な決定はこれからです。あと2~3週間はこんな生活が続くわけです。
2012/5/27 16:28 亀戸 LYNX
アン・ルイスといったって若い人には分かるはずもないのだろうけど、一世を風靡した外国人歌手がいました。生まれはどこかしらないけれど、欧陽菲菲よりは流暢な日本語を使ってたから、おそらくは日本生まれではなかろうかと思います。その魅力は歌唱力が少しあって、しかしやはり白人が日本語で歌を歌ってることが大きかったんだと思います。六本木心中からラ・セゾン、薔薇の奇蹟、歌詞もよかったんだと思います。少し生々しい恋愛事を案外まともな言葉にして、外人っぽく歌い上げる彼女は、いまでいうところのコスプレイヤーみたいな人造的な魅力にあふれていました。
あれからおよそ三十年、彼女はどこで何をしているのやら。しぶとく生き残っているならそれはそれで嬉しいことです。地下に潜って女衒のようになっててもそれはそれでいいと思います。
7年ぶりくらいに六本木にきて、天下一品でテンイチをすすり、六本木通りはミッドタウン辺りをうろうろしています。当然外国人が多くって、5人に1人は外国人ではなかろうか、くらいなものです。7年前も30年前もこれは変わりありません。麻布、青山、六本木、ここは東京の中心であって、いまだに閑静な住居が残る粋な町であると云うことです。そう、アン・ルイスも粋な女でありました。
2012/5/19 17:30 六本木 エクセルシオール LYNX