酒と葉巻とラーメンの日々 つれづれ日記 

無欲恬淡 酒と葉巻とラーメンを好む出張男の別荘・投資生活の実態をさらけ出します

愛するものたちへ

2005-01-27 09:28:55 | 日記
毎年この時期になると人事が忙しくなる。当然のことだが、契約を更改するかしないかのことだ。自分の価格をなるたけ上げるためにも交渉は必要だし、またそれが決裂することも稀にある。稀にと書くのはこれは本当に稀だからである。
世の中には私が考えているよりも多くの謎があるようだ。生活、すなわち仕事を必要としなかったり、生活よりも性活動の方が大事であったり、お化粧よりもお財布よりもケータイを最優先してみたり、と。羨ましいかぎりだ。
もっとも彼女たちは、一般的に、普通のOLさんより抜きんでた表現方法を身につけていたり、物乞いと思われずに他人からもの受け取ったり、ある者は美そのものであったりするからしかたがないことなのかもしれない。自由に楽しみ、自由に交渉し、自由に結合するがよい。その結果がどうあれ、私は彼女たちを敬い賞賛し保護するものである。
呪われた人生をともどもに深く深く愛するものである。

土星生まれの火星人

2005-01-10 20:12:24 | 日記
久しぶりの池袋なんだけど、まあ相変わらずだね。ロサ会館はいい感じにくたびれたし、というか町全体が古くさくなった。20年前にタイムスリップした感じ。小便臭さはなくなったけど。
で、病院にいってみた。年々皮が伸びてきたようで見た目が格好悪い。実用には不便は感じないけど、この商売はなめられたら終いだ!って全然関係ないか笑、なめられるのは場合によってはいい感じだし。
痛みもなにもなかったので、これはこれでよし。あとは盛り上がるのを待つだけだ!

口には出さぬこと

2005-01-09 22:03:03 | 日記
たまに贅沢をしたくなる。赤貧もきわまると食事くらいにしか金をかけられなくなるもので、せっかくだからと事務所にひとりぽつねんとしていた女を誘ってあげた。この娘とふたりで飯を食うのはこれで何回目だろう。誰が言っていたものか、女と二度食事をとってそれで決められなければそれ以上の関係は望めない。はあ、なるほど、そういうことね。

よくよくみるとこの娘ずいぶんとかわいい。美人ではないが、なんとまあ、かわいい。行く先々で吃驚されるのもわかる気がする。小さな丸顔にポニーテール、比較するに大きすぎるまなこ、質素な装いはそれらをよけいに際だたせて、男よけなのか不思議なオーラを発するこの25歳。舞台にたったときにそれらの要素は最高潮に達するとよく言われる。確かに近づきがたい。

甘えてくれるのはいっこうに構わないのだが、はっきりしているのは、こちらにはそういった気はまったくないということ。まわりがなにか余計なことを考えてくれても、こちらにその気はまったくない。飯をくらって話をきいてあげて、さてそれから?

薄っぺらな紙入れから数枚を引っぱり出して注文書きの上にそれらをのせて、入念に帰り支度をととのえる。

まあ、こんな関係も悪いものではないけれど、この娘にとってはかなり酷なことか。わかっていてもいえぬ事は多いのだ。

いくじなし

2005-01-05 22:52:52 | 日記
忘年会だなんてそんなこともあったなと、少し遠い目をしながらぼんやりと思い返していた。年末はいろんなことがありすぎて世間ってものが少々厄介になっていたものだ。
あの日あの時におまえは確かに俺の目の前に座っていた。席順としてそうなるのは仕方がなかったんだ。俺は少し照れながら、何かふたことみことをおまえに問いかけたはずだ。おまえはやはり少しはにかみながら俺に応えていたな。正直にここまで引っ張るとは思わなかった。
2年だ。
自分に言い聞かせておく。虜になってすでに2年だ。俺は代表だしおまえはうちの看板だ。もっとスムーズに一緒になれるものだと勘違いしていたよ。
どうする?
おまえは何度もチャンスをくれたな。繰り返しささやくように、ときに破裂せんばかりの表現を、こんな俺にあたえつづけてくれたね。おまえが悲しい背を俺に向けるのはもう3度になるな。いやになったかい、嫌いになったかい、疲れ切ってしまったかい。お互いにこんな状態はつらいよな、宙ぶらりんはつかれるよな。後戻りはできっこないし、さて次の手があるわけでもない。俺ははっきりとわかる、万事休すだ。
なぜって?
おまえはわかっているのだろう。
だから。
さようなら、いつまでも愛してる。