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宇宙のはなしと、ときどきツーリング

モバライダー mobarider

エンデバー 打ち上げ成功(STS-130)

2010年02月10日 | スペースシャトル ~ SLS, オリオン
スペースシャトル・エンデバーが日本時間の8日18時14分、
ケネディー宇宙センターから打ち上げられました。
約45分後には予定通りの軌道に入り、
打ち上げは無事成功したんですねー (^^

スペースシャトルは今年退役することになっていて、
打ち上げは今回を入れて残り5回。

次回の予定は3月18日で、ディスカバリーが打ち上げられます。
ただ、夜の打ち上げは今回が最後となるようです。

今回のミッションは欧州宇宙機関が開発したモジュールを、
国際宇宙ステーション(ISS)に運ぶこと。

飛行2日目、地球周回軌道に投入されたエンデバーは、耐熱システムの点検を行ったそうです。

ISSとのドッキング予定は日本時間の10日14時53分。

ちなみに3時20分頃には日本の南の上空に来ていました。
もうISSの近くまで、きているようですよ。




こちらの記事もどうぞ ⇒ NASA 有人探査計画の打ち切り

イプシロンが消える謎 (ぎょしゃ座 Epsilon)

2010年02月10日 | 宇宙 space
ぎょしゃ座のイプシロンは昔から定期的に見えなくなる星です。

この現象が初めて確認されたのは1821年のこと、以来27年周期で18ヶ月間にわたって起きています。

見えなくなる原因はイプシロンの双子星にあると考えられているんですねー
ちょうどイプシロンの双子の弟星が、地球とイプシロンの間にくることで月蝕のように欠けて見えると言う訳です。

ただ普通の蝕はそう長い時間は続かないものです。
でも、イプシロンの蝕は18ヶ月も続きます。
なぜ蝕が長い期間続くのか…

今回、NASAのスピッツァー宇宙望遠鏡がとらえたデータから謎解きのヒントが得られました。
なんとイプシロンの弟星は宇宙塵で出来たディスク状の雲に覆われているそうです。



この雲が光を遮るほど密度が濃いためイプシロンが隠れてしまうんですねー
長く蝕が続いてしまうのは直径12億キロもある巨大なディスクのせい… 地球と太陽の距離のなんと8倍の大きさです (^^;

長期間イプシロンが見えなくなるはずですね。