地球外生命による通信電波を探すなら、
「少し意外な場所も覗いてみるといいかもしれない」っというお話し。
そこは、恒星が互いの重力で球形に集まっていて、
惑星がほとんど無さそうな天体“球状星団”。
ここに非常に長い歴史を持ち、
高度に発達した文明が存在する可能性があるそうです。
なぜ惑星が見つからないのか
銀河系には約150個の“球状星団”があり、
銀河系と同じく約100億年前に形成されています。
1つの“球状星団”には、数千個から数百万個の恒星があるのですが、
これまでのところ“球状星団”内の惑星は1つしか発見されていないんですねー
“球状星団”では、密集した恒星間の重力の相互作用によって、
惑星がはじき出され、恒星間空間をさまよっているそうです。
なので現在の観測手法では、惑星を発見できないとされています。
もう1つ考えられる理由は、
“球状星団”の恒星の多くは金属量が非常に少なく、
そうした恒星は、大きな惑星を持っていない場合が多いからです。
ただ、金属量が太陽の数分の1しかないような恒星の周りでも、
小さな地球型惑星が発見されているので、
“球状星団”の中では、単に見つけにくいだけなのかもしれません。
暗い星と密集している恒星は、
太陽系外惑星を探すのに向いていないそうです。
その両方に当てはまるのが“球状星団”の恒星なんですねー
文明をもつ惑星の条件
“球状星団”内に惑星が存在しているとしたら、
そこは安全で快適な場所だそうです。
ほとんどの星は小さくておとなしく、
穏やかな死を迎えると予想されているからです。
今にも超新星爆発を起こそうと、
荒れ狂っているような巨星は1つもないんですねー
そして、古く安定した恒星集団の中で生まれた惑星は、
何十億年も存在することができることでしょう。
これは、生命が誕生して高い技術を発達させるには十分な時間になります。
文明の寿命の長さと恒星間の距離の近さを考えると、
知的生命体が星間旅行をして、居留地を築いている可能性もあります。
“球状星団”の中で高度な技術力をもつ生命体が進化したら、
彼らはお互いに連絡を取り合うことでしょう。
地球からだと、最も近い恒星ケンタウルス座アルファ星でも、
光速で送信されるメッセージが届くまでに約4年かかります。
でも、“球状星団”の中なら1か月ほどで届くし、
星間旅行にかかる時間も短くすみます。
では、“球状星団”内の恒星間の距離が近すぎる場合はどうでしょうか。
近くを通りかかった恒星のせいで、惑星の公転軌道は乱れて星間空間に押しやられ、
惑星上の生命を死滅させてしまうのでしょうか?
その可能性を検討するため、シミュレーションが行われ、
生命をはぐくむ惑星が生き残れそうな“球状星団”内の場所を探しています。
その結果、惑星と恒星の距離が、太陽から地球までの1000倍離れていれば、
近さの点でも遠さの点でも、ちょうどいいことが明らかになりました。
つまり、これらの惑星は、近くを通り過ぎる恒星に押しやられず、
同時に、隣の惑星系を訪問できるぐらい近いということです。
長く安定した環境を提供する“球状星団”に、
地球外知的生命は存在するのでしょうか?
まぁー 地球外生命体の通信を傍受すべき領域のリストに加えてもいいでしょうね。
でも、本当に惑星はあるんですかねー
こちらの記事もどうぞ ⇒ 地球外文明の巨大建造物かも!? 恒星を周回する謎の物体…
「少し意外な場所も覗いてみるといいかもしれない」っというお話し。
そこは、恒星が互いの重力で球形に集まっていて、
惑星がほとんど無さそうな天体“球状星団”。
ここに非常に長い歴史を持ち、
高度に発達した文明が存在する可能性があるそうです。
![]() |
球状星団の“ターザン5”。 銀河系には、このような球状星団が約150個ある。 |
なぜ惑星が見つからないのか
銀河系には約150個の“球状星団”があり、
銀河系と同じく約100億年前に形成されています。
1つの“球状星団”には、数千個から数百万個の恒星があるのですが、
これまでのところ“球状星団”内の惑星は1つしか発見されていないんですねー
“球状星団”では、密集した恒星間の重力の相互作用によって、
惑星がはじき出され、恒星間空間をさまよっているそうです。
なので現在の観測手法では、惑星を発見できないとされています。
もう1つ考えられる理由は、
“球状星団”の恒星の多くは金属量が非常に少なく、
そうした恒星は、大きな惑星を持っていない場合が多いからです。
ただ、金属量が太陽の数分の1しかないような恒星の周りでも、
小さな地球型惑星が発見されているので、
“球状星団”の中では、単に見つけにくいだけなのかもしれません。
暗い星と密集している恒星は、
太陽系外惑星を探すのに向いていないそうです。
その両方に当てはまるのが“球状星団”の恒星なんですねー
文明をもつ惑星の条件
“球状星団”内に惑星が存在しているとしたら、
そこは安全で快適な場所だそうです。
ほとんどの星は小さくておとなしく、
穏やかな死を迎えると予想されているからです。
今にも超新星爆発を起こそうと、
荒れ狂っているような巨星は1つもないんですねー
そして、古く安定した恒星集団の中で生まれた惑星は、
何十億年も存在することができることでしょう。
これは、生命が誕生して高い技術を発達させるには十分な時間になります。
文明の寿命の長さと恒星間の距離の近さを考えると、
知的生命体が星間旅行をして、居留地を築いている可能性もあります。
“球状星団”の中で高度な技術力をもつ生命体が進化したら、
彼らはお互いに連絡を取り合うことでしょう。
地球からだと、最も近い恒星ケンタウルス座アルファ星でも、
光速で送信されるメッセージが届くまでに約4年かかります。
でも、“球状星団”の中なら1か月ほどで届くし、
星間旅行にかかる時間も短くすみます。
では、“球状星団”内の恒星間の距離が近すぎる場合はどうでしょうか。
近くを通りかかった恒星のせいで、惑星の公転軌道は乱れて星間空間に押しやられ、
惑星上の生命を死滅させてしまうのでしょうか?
その可能性を検討するため、シミュレーションが行われ、
生命をはぐくむ惑星が生き残れそうな“球状星団”内の場所を探しています。
その結果、惑星と恒星の距離が、太陽から地球までの1000倍離れていれば、
近さの点でも遠さの点でも、ちょうどいいことが明らかになりました。
つまり、これらの惑星は、近くを通り過ぎる恒星に押しやられず、
同時に、隣の惑星系を訪問できるぐらい近いということです。
長く安定した環境を提供する“球状星団”に、
地球外知的生命は存在するのでしょうか?
まぁー 地球外生命体の通信を傍受すべき領域のリストに加えてもいいでしょうね。
でも、本当に惑星はあるんですかねー
こちらの記事もどうぞ ⇒ 地球外文明の巨大建造物かも!? 恒星を周回する謎の物体…