探査機“ニューホライズンズ”の冥王星フライバイから半年が経過しました。
現在“ニューホライズンズ”は地球からどんどん遠ざかりながらも、
膨大なデータを少しずつ送信しているんですねー
今回は、氷火山とみられる地形“ライト山”の高解像度画像が公開されました。
火山は最近まで活動していた
NASAの探査機“ニューホライズンズ”は、
昨年7月14日の冥王星フライバイ時に、冥王星表面を複数のカメラで撮影していました。
今回公開された高解像度画像は、
約4万8000キロの距離から、
“LORRI”カメラで撮影されたデータ(1ピクセルあたり450メートル)と、
約3万4000キロの距離から、
RalphとMVICカメラで撮影されたデータ(1ピクセルあたり650メートル)を
合成して作られたもの。
この氷火山と思われる地形は、
ライト兄弟にちなんで“ライト山(非公式)”と呼ばれています。
高さは4キロ、幅は約150キロと巨大なもので、
もし本当に火山なら、太陽系外縁部に見つかったものとしては最大になるんですねー
研究者たちは、赤い物質が画像中にまばらに分布している様子に注目していて、
「なぜ、もっと広範囲に広がっていないのか?」という謎を解き明かそうとしています。
また不思議なことに、
“ライト山”には衝突クレーターがたった1つしか見当たりませんでした。
これは表面が比較的新しいことを意味していて、
地質学的な意味で、最近まで火山活動があったことを意味しているそうです。
こちらの記事もどうぞ ⇒ 冥王星に氷の火山を発見! 最近まで活動していたそうですよ
現在“ニューホライズンズ”は地球からどんどん遠ざかりながらも、
膨大なデータを少しずつ送信しているんですねー
今回は、氷火山とみられる地形“ライト山”の高解像度画像が公開されました。
“スプートニク平原(非公式名)”と名づけられた地域の南側にあるの“ライト山”。 この画像には約230キロの範囲がとらえられている。 |
火山は最近まで活動していた
NASAの探査機“ニューホライズンズ”は、
昨年7月14日の冥王星フライバイ時に、冥王星表面を複数のカメラで撮影していました。
今回公開された高解像度画像は、
約4万8000キロの距離から、
“LORRI”カメラで撮影されたデータ(1ピクセルあたり450メートル)と、
約3万4000キロの距離から、
RalphとMVICカメラで撮影されたデータ(1ピクセルあたり650メートル)を
合成して作られたもの。
この氷火山と思われる地形は、
ライト兄弟にちなんで“ライト山(非公式)”と呼ばれています。
高さは4キロ、幅は約150キロと巨大なもので、
もし本当に火山なら、太陽系外縁部に見つかったものとしては最大になるんですねー
研究者たちは、赤い物質が画像中にまばらに分布している様子に注目していて、
「なぜ、もっと広範囲に広がっていないのか?」という謎を解き明かそうとしています。
また不思議なことに、
“ライト山”には衝突クレーターがたった1つしか見当たりませんでした。
これは表面が比較的新しいことを意味していて、
地質学的な意味で、最近まで火山活動があったことを意味しているそうです。
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