
アメリカ独立に尽力したベンジャミン・フランクリン(1706~90)は言っています。「私は自分が成長していくにつれて、次のような真理を学んだ。――私が自分のために働いていたときには、私のために働いたのは自分だけだったが、人のために働くようになってからは、人もまた私のために働いてくれた」。
人に対して不平や不満を抱いていたり、自分の欲求が満たされないでいるときは、自分が相手の欲求を満たしているかどうかを振り返ってみることが大切でしょう。心を尽くして人のために働けば、要求しなくても人は力を貸してくれるようになるでしょう。人に求める前に、まずは自分は相手に何を与えることができるかを考えたいものです。
