前回のフランスでの初日はモーテルでの宿泊でした。本当に寝るだけでした。だが、ユーロ安のお陰か、バルセロナのホテルは結構良いホテルだったと思います。スペインのホテルは期待できそうな感じです。
さて、三日目はバルセロナからグラナダへ飛行機移動です。フライトスケジュールの関係で、7時15分の飛行機。起床は4時。でも、時差の関係で昨日と同じく3時には目が覚めてしまいました。早起き(?)は苦にはなりません。一般のコースでは一日かけてバス移動だそうです。今回のツアーは年寄りが多く(若い人は4人、あと17人は50歳以上、かつ60歳(?)以上の方が9人)体に優しいコースになってました。
やはりお決まりの「アルハンブラ宮殿」「カルロス5世宮殿」「ヘネラリーフェ」などを見学しました。イスラムの教えがいかなるものかは判りませんが、感覚としては意外と繊細な感じがし、爺としては親しみを覚えました。と、同時にイスラム教とキリスト教の融合は、イタリア・フランス・オーストリアなどの純然たるキリスト教文化の建物とは違い、独特の雰囲気が作られてました。お互いに認め合って、これも「有り」かなと思えてきました。
その日も広大な宮殿内と庭園を見て回りました。今回は万歩計を持っていかなかったので、実歩数は分かりませんが、感覚としては優に1万歩は超え、15,000歩は歩いたと思えるほどでした。最低気温は5℃以下(TVの予報では3℃)でしたが、日中は本当に暖かく、15℃~19℃まで上りました。午前中はダウンジャケットを着てましたが、午後は脱ぎたいほど、むしろ暑いという感じでした。
ホテルはHOTEL NAZARIES(ホテルナザリエ)です。シングルツインの部屋です。バルセロナより少し広く、カーテン・ベッドスプレッド・椅子の色まで「赤」で統一され、入室した時は一瞬「えっ!」と思いました。
「暖房・冷房」は写真に書きいれたもので、実際日本語など書いてはありません。
スペインは先程も言ったようにとても暖かかった。部屋に入ってエアコンを入れようとしたら、「冷房」になっていました。流石にそれは間違いと思いスイッチを「暖房」に切り替えました。温度設定は変えなかったのですが、暫くしたら、スイッチが「冷房」になっていた理由が分かりました。そう、暑いぐらいになったのです。これも、空気が乾燥しているが故でしょうか・・・。「冷房」に切り替えて正解。気持良く床に入ることができました。日本なら、冬と言うより春です。
マットはほぼ新品のようです。たぶん納入されて半年程度かと・・・。
ベッドフレームは実に合理的ですね。ヘッドボードはありません。マットのメーカー・マットの構造は分かりません。ボンネルだと思うのですが、体を横たえるとポケットのような感じもしました。日本のボンネル系のベッドマットに比べると柔らかいです。
茨城県から参加されたご夫婦は「ヨーロッパのベッドは柔らかいね。もう少し固いと良いのにね。」と。女性はともかく、日本男性からすると、ヨーロッパのベッドは柔らかいと感じるようです。日本のベッドは一般に硬い。特にボンネルタイプは固く作られたマットが多いのは国民性によるのだろうか。爺婆としては快適な柔らかさだと思ったが…。
ベッドパット・シーツ・掛けふとんは、バルセロナのホテルと同じで、ベッドパット・シーツ・掛けふとんいずれも新しい古いの違いはありますが、同じ規格でした。