最近、多くはないが「柔らかい(柔らかくなった)ベッドマットを固くしたい」という真逆な相談も出てきた。もちろん、数は少ない。この種の相談は、大きく二つに分類される。
①当初は良かったが、体型の変化(体重増)によってマットが合わなくなった。
②中央部にへたりが生じ、ハンモック的になったマットを何とかしたい。
①の場合の対策・・・購入直後は良かったのだが、時間の経過とともに体重も増え、結果お尻の沈みが大きくなり体に合わなくなった、そんな類の相談です。まずはお痩せ戴くことが先決かもしれないが、簡単に体重を減らすことは難しい。ベニア板(コンパネ)のような固いベッドパッドがあれば簡単に問題は解決するように思われるが、思うほど簡単な話ではない。また、特注サイズで作った畳をマットの上に乗せれば解決されるように思われる。だが、クッション性が微々となり寝心地が悪くなる。横向きに寝れば、肩が痛くなるでしょう。
②の場合の対策・・・マット自体に問題があるわけだから買い替えをしていただくのがBESTだろう。通販番組などを見ていると、このマットを敷くだけで問題が解決するかのような説明があるが、ヘタッたマットの上に原則何を載せても敷いても100%解決されることはない。買い替えしか問題を解決することはできないのだ。
とはいえ、マットを買い替えるとなれば、懐具合とも相談しなければならない。どんな固さのマットが自分に合うのか判らない。時間がない。
①②どちらの場合であっても、とりあえずの処置を考えてみましょう。姿勢良くお休み戴くにはどうすべきか。つまり、ヘタッた部分をどう埋めてやるかを考えてみましょう。
図(A)
図(B)
水色の部分を埋める訳だが、図(A)そのままヘタッタ部分にバスタオルなどを埋めてやればよいが、粘土工作ではないが、なだらかに上手に埋めることは難しい。そこで。図(B)マットの裏面と床板との間にバスタオルなどを畳んで埋めてやれば、表面はある程度平らにすることは可能だ。しかもクッション性はそれほど変わることも無く、今までに近い寝心地がえられるでしょう。
悪まで、応急処置的方法です。基本的には、マットの買い替えをしなければならない。マットを新しく買い替えることができないならば、酷ですが購入した時の体形にまで戻さなくてはならないと思います。
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