台北と言えば、何と言っても「圓山大飯店」ですね。かっては迎賓館として使われていた建物で、いまでも国賓クラスの方々も宿泊されると聞いています。我々が宿泊したフロアは4階ですから、最も安価な部屋だとは思いますが、さすがに素晴らしい設備の部屋でした。
正面からのホテル全景
ロビーの生花・天井の彫り物(?) 圧倒されますね。
廊下でさえも明るく広々とし、敷込まれた赤ジュータンの上を歩くと貴賓の気分にさせてくれますね。
流石ですね。台湾の国花は梅だということもあって、ロビーの天上・廊下やベランダの灯りまで梅の形です。
右がバス・左にトイレとシャワールームとが配置されてました。前泊のインペリアルHに比べると、およそ2倍の広さです。シャワーやトイレを気兼ねなく使うことが出来ます。バスとは別にシャワー室の付いたホテルは、日本でも時々見かけますが、トイレまでドアが付いているのは、爺としては多分初めてだと思います。
備品・アメニティーも良いものばかりです。欠点は無いですね。敢えて言うならば、剃刀の切れ味が、日本の帝国ホテルのものより落ちたぐらいですかね(笑;)
使われていたマットは、シモンズでした。ローテーションは十分に行われていないようです。毎月ローテーションするようにシールが貼ってあります。今まで多くのホテルで見たのは、三ヶ月に一度のローテーションが指示されていましたが、毎月ローテのマットにお目にかかったのは2度目だったように思います。シモンズさんかどうかは記憶にありません。
現実、毎月ローテは無理でしょう。一般家庭ならなおさらですね。それほど頻繁にローテしないと何か問題があるのでしょうか? 頻繁にローテするほどマットの傷みは軽減すると思いますが、逆にうがった考えをするなら、マットがヘタリ易いということなんでしょうか・・・。
確かシモンズのショールームで尋ねた時は、快適に寝られるのは7~8年と言ってました。日本ベッドは15年ぐらいと聞いてます。
いずれにせよ、ベーシックなマットだと思われます。前泊のインペリアルHよりはやや硬く、硬さとしては良かったと思います。でも、ボンネルタイプです。国賓相当の方のお部屋ではなく、お付のスタッフ用なんでしょう。
日本の赤坂・京都迎賓館でも、国賓の方はシルキーマット、スタッフの方はビーズ・ポケットコイル(シングル換算726個)が使われていると聞き及んでいます。日本の帝国ホテルのレギュラールームでも、ビーズマットが導入されています。
帝国ホテル大阪(29年4月5日写) レギュラールームはビーズ
Watakeiのお奨めマットは、シルキー(シングル換算1200個のコイル数)です。国賓クラスの寝心地を試してみませんか。店頭でいつでもご覧いただけます。ご自分の家で試したい方、条件さえあえば可能です。ご相談下さい。
下層にもバネが入った本格的ダブルクッションベッドでした。
寝具に関してはそれなりに格上のものでしたが、これだけのハイクラスのホテルでもベッドマットと羽根枕は「普通」といった感じでした。
日本ではオーダー枕が広く販売されています。連休になったら、調整のお客様が増えてます。海外だけでなく、これからの国内の宿泊施設の寝具はどう発展していくか楽しみにさせて戴きたいと思います。・・・旅好きの爺
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