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床暖房・・・睡眠環境を考えるにあたって

2009-04-05 14:22:06 | 高齢者の眠り・介護・住環境と悪徳商法

爺婆が引っ越ししたのは、床暖房のあるマンションです。正解でした。

 

  4月4日ごろ満開となりました。

 

3月の下旬は、花冷えの寒い日が数日続いてましたが、床暖房のお陰で、リビングはエアコンなしでも過ごせました。小さなマンションですから、温まるのでしょう。

 

高齢になると、血圧等も高くなり易いので室温の変化も小さい方が良いというのは、充分納得できますね。血圧の薬を飲んでいる爺としては安心も一緒に買ったと思っています。

 

 

爺のマンションの温度(差)を調べてみました。

 1日・リビング(床暖あり・エアコンなし、床上約1m) 最高21℃・最低16℃

     なお、床暖は朝4時半に入り、7時半には切ます。 夜は19時~23時まで。

          起床時(朝6時)の室温は、17~18℃です。

 2日・トイレ(座面以外は特に冷暖房はありません) 最高19℃・最低16℃

 3日・洗面所(兼脱衣所、特に冷暖房なし)      最高20℃・最低17℃

 4日・寝室(エアコンはありますが、就寝時には切))最高22℃・最低16℃

 5日・玄関(床に置きました)              最高19℃・最低15℃

小さなマンションですから、あまり差がでなかったようです。

 

より科学的に詳しく且つ同時刻でそれぞれの場所の温度を測らなくては意味がないかもしれないが、最高最低温度計が1つしか無かったので、日替わりで測定せざるを得なかった。曖昧なところはお許し戴きたい。

結果を見る限り、室内はほとんど同じ温度でした。

 

***********

以下、前横浜国大・工学部教授 川島美勝先生(前日本睡眠環境学会会長)編著「高齢者の住宅熱環境」からの引用です。

 

①イギリスの「設計用室温推奨値」では、居間21℃・寝室18℃・トイレ更衣室18℃・浴室22℃となっている。

②ドイツの「暖房負荷計算のための室温基準」をみてみると、居間20℃・寝室20℃・トイレ更衣室20℃・浴室24℃となってました。

③ノルウェーでは「暖房計算基準にある室別の温度基準値」として、居間20℃・寝室20℃・トイレ更衣室20℃・浴室25℃となってました。

                                   ******************

 

寝室の温度は、暖房後進国といわれるイギリスでも18℃以上を推奨している。ちなみに、ホテルは22℃・高級ホテルは24℃が推奨されている。

理想の室温とは言えないが、でも大方、合格点が付けられると思います。

18℃以上を確保しようと思うならば、床暖を朝まで連続して運転すれば可能だと思います。次の冬にはこれらの課題を考えて測定してみようと思います。

 

現在の爺の掛けふとんは、セミダブル/LLL(175x230㎝)・羽毛量1.2㎏の合いふとん1枚です。

敷きは羊毛の固わた敷きとムートンシーツです。お陰で温々と寝ています。

18日に仮引っ越ししましたが、夜間にトイレに起きた時も、3月中はやや寒いと感じた夜もありましたが、4月に入ってからは寒さを感じることは、殆どありませんでした。

 

高齢者の住居としては、マンションは良いと言えます。マンション生活もそれなりの制約もありますが、爺としては致します。

 

浴室の温度が未観測です。来週にも、測定してみます。

また、梅雨・初夏・盛夏と、測定すべきはその都度書かせて戴きます。

 

今夜も、気持良く寝られそうです。

皆様の参考になればと、書きました。 

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