一週間ほど前にオーダー枕を作って戴いた要介護2の方(84歳のご婦人)のところへ、枕の出張調整に伺いました。(オーダー敷きも同時にご注文戴きましたが、納品まで、あと2~3週間です。)
ご高齢とはいえ、睡眠に対してはどちらかと言えば、健全なようです。夕食が済むと暫くして床に入ってしまうそうですが、夜間に1・2度の(トイレで)中途覚醒があるとはいえ、そのまま「寝られない」ということはないそうです。睡眠薬などを処方されている高齢者が多い中、薬に頼ることなく暮らしてみえます。
腰が曲がり猫背がきつくなり、枕の高さが合わず、少し困ってみえました。そこで、息子様夫婦が、2か月ほど前にオーダー枕とオーダー敷きとを購入下さったのですが、極めて快適に寝られるということで、おばあちゃんも「オーダー枕とオーダー敷」を作ることになった次第です。オーダー敷きは介護用のベッドに合わせて90x190㎝の特別サイズです。枕は、その日のうちにお持ち帰り戴いてます。
猫背が大変きつく、枕は当初から高く作りましたが、まだ低いようです。ベースは4㎝、中材のパイプもほぼいっぱいに入れました。「・・・・もう少し高くならんかね・・・ 首のところが物足りんかなぁ・・・」
これ以上高くはできません。 そこで、奥の手(?)を使いました。「・・・ああ、いいねぇ・・・」と。オーダー敷き用のダブルサイズ用サポートパットの半分を頚椎の部分にあてがったのです。少し顎上がりの状態です。腰が曲った状態で歩行されるので、顔はまっすぐ前を向こうとされているので、普段から顎上がりの姿勢になってしまうからなのでしょうか・・・。
オーダー敷きが出来上がるまで、このまま使って戴くことにしました。敷きが出来上がってから再度調整をさせて戴くことにしました。
そんな、やり取りを見ていたのが、おばあちゃんの子、すなわち息子(50ウン歳)さんと娘(40ウン歳)さんのお二人です。
何と、二人とも床に就くと5分と掛からずに寝られるそうです。「すぐ寝ちゃうから、幸せなやっちゃなぁ」とよく言われるそうです。
最初に申したように、おばあちゃん睡眠は健康的です。その子供さんたちも俗に言う「バタンキュー」タイプです。こうなると、睡眠の質は遺伝的要素があると言えるようですね。統計を取ってみようと思います。生活習慣病は遺伝的要素もあるといわれてますが、ひょっとしたら、睡眠はその人の性格のようなもので、生まれつき要素が強いかも知れませんね。
一方では、不眠を訴えられる方も多くいます。うつ病的方も時々ご来店されます。そういった方々は、平均的に神経質な方が多いようです。
快眠をお届けするを生業とせんと思うからには、はできません。
快眠と性格などを調査したら面白い結果が得られるかもしれませんネ。
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