10月下旬から、イワタの羽ふとん(なぜかイワタは羽毛ふとんとは言いません)で寝ています。
サイズは【170x230㎝ 羽毛量は1.1kg 生地はイワタの最高級生地 ビアンコーレ】です。 以前にもこのブログで書きましたが、それまでは 【170x230㎝ 羽毛量1.0kg(アイダー) 生地は100番手の生地(100超長綿)】を着ていました。
「どちらが快適か」を実際着てみて、自分なりに実体験してみようと思ったからです。1月初めまでの約2か月余、イワタの羽ふとんをを着て寝てみました。
始めの一か月は、良い意味でも悪い意味でも「なんじゃこりゃ!」という感じ。価格の(高い)割に着心地が良くありませんでした。これを売ったら詐欺と言われそうな「羽ふとん」と思いました。生地が硬く40のツイール(羽毛の生地で最低ランク)生地かと思うほどで、婆からは「うるさいふとん」と言われます。生地が硬く、寝返りをするたびにバサバサと音がすると言います。寝てる本人(爺)は寝始めはちょっと硬い生地だとは思いましたが、寝てしまえば音は気にならず、まあ熟睡です。寒いと思ったことは一度もありません。
一方の婆は「うるさいから隣の部屋で寝ようかしら・・・」とばかりに、不満爆裂寸前でした。
一か月以上経過したあたりから、羽ふとんの生地の硬さがウソのように、そのためか音もほとんど無くなりました。12月には耳の良い(?)婆が「そう言えば、音がしなくなったね・・・」
年末は、暖かく快適に寝ることができました。
年が明けてからは、かって着ていた【170x230㎝ 羽毛量1.0kg(アイダー) 生地は100番手の生地(100超長綿)】と交換してみました。替えた夜は、アイダーのほうが少し寒い(?)・・・。そんな思いで寝ました。決して寒いと言う訳でもありません。交換して三日後の夜にはイワタの羽ふとんと変わらない感覚になりました。生地の重さ(?)に慣れたのだと思います。
結論を言うのは早いかもしれませんが、中間報告として以下のように感じました。
- 保温性はほぼ同じ;違いがあるとすれば、イワタ1.1kg:アイダー1.0kgの違いでしょうか・・・。はっきりとアイダーが暖かいは言い切れません。でも、寒いという事はありません。羽毛量が同じであったら、アイダーが最も暖かく感じられたかもしれません。後日また実験してみようと思います。
- イワタの生地は、当初思った以上に硬く、また、生地が厚い分重いと感じられました。慣れてしまうと重さは問題なく、むしろアイダーの方が軽すぎると感じられました。逆にアイダーに慣れればイワタが重く感じるでしょう。
イワタの羽ふとんをお勧めしても、使い始めの1~2か月は生地の硬さや音に少しばかり閉口しましたが、時間が経てば、全く問題ないことが分かりました。
実験したり調べた訳ではないが、イワタの羽ふとんの生地ビアンコーレは、アイダーの100超長綿より生地に厚みがあるような気がします。そのためか、生地の厚い分だけ「暖かい」と感じられました。もちろん、羽毛量が1.1kgと1.0kgと100gの違いはあるが、170x230㎝(SD/LLL)サイズが大きいのでシングル換算で言えば約80gの差となります。
アイダーが暖かいか、イワタの羽ふとんが暖かいか・・・感覚の問題なので人それぞれだと思いますが、爺にとっては差が無いと言っても良いでしょう。
そういえば、【170x230㎝ 羽毛量1.2kg(ポーランド産WGD93%) 生地は100番手の生地(100超長綿)】を婆が着ています。そこで今度は、婆の羽毛ふとんと交換しました。やはり、1.2kgと羽毛の量が多いこともあって、全く寒さを感じることなく寝ています。
最後にもう一度イワタの羽ふとんを着てみました。3枚を着比べてみると、その差はほとんど感じられません。強いて暖かさの序列をつけるとすれば、
イワタの羽ふとん(羽毛量1.1kg) ≧ PWGD羽毛入り羽毛ふとん(1.2kg) ≧ アイダーダウン(1.0kg)
でしょうか。なお、あくまで爺の感想であり、不等号は ≧ であって > ではありません。感覚的には限りなく =(イコール)に近いですね。
羽毛ふとんは、羽毛の質と量の問題だけでなく、使われている生地によっても感じる暖かさは違ってくると思います。
羽毛布団の快適性は
=側生地x仕立て(キルト方法)x羽毛の量x羽毛の質xその方に合ったサイズ
数式的にかけば、こんな感じでしょうか。
次回は生地の違いによる羽毛布団の暖かさの差を調べて見ようと思います。(いつになるかは分かりません)
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