これ、何??? 実は、シングルの敷きふとんです。
このふとんの原型はコレでした。。。。(悲;)
つまり、シングルの敷き布団でもめん綿入りの敷きふとんを、コインランドリーで洗った結果でした。巨大な団子状態になってしまった訳です。
お客様の話では、ネットで検索したらコインランドリーで布団が洗えるとあったから、洗ったとおっしゃられました。そこで、ネット上に間違った情報が流れているのだろうか・・・、心配しつつ、いろんなキーワードを入れて探してみました。
家庭での洗濯のイメージとしてはこんな流れでしょう。
洗濯ネットに入れて、洗濯機の中にはいるものなら、これで良いでしょう。だが、薄い布団でなければ、現実無理です。
ふとん屋という立場からすれば・・・・・・・
- もめん綿ふとんは、原則コインランドリーで洗うことはできません。綿切れを起こさないように「綴じ」をしています。洗えば、「綴じ糸」が切れ(切れないまでも生地が破れる)、中の綿が移動して初めの団子状態の写真のようになってしまいます。
- キルティングされた敷きふとんであれば、洗えるかも知れません。もめん綿の場合、標準のもめん綿量であれば、キルティング針との摩擦が大きすぎて針が折れてしまいます。薄くしないとキルティングは(ベッドパッド程度の厚さ)できません。
- 標準的敷きふとんで、キルティングされている商品があったら、たぶんポリエステル(化繊わた)とミックス(50%以上)されていると思います。新品の時はふわふわしているが、早晩「ぺしゃんこ」になると思います(多分一年以内)。こういった敷き布団は、ふとん屋では販売しないと思います。
そのほとんどは羊毛(混)固わた敷ですが、見た目キルティングされてますが、構造は下図のようになっています。
多くの敷き布団の構造は、表層のみのキルティングです。表層・中芯・裏層が一体的にキルティングされている敷きは殆んど見かけません。このような構造であれば、洗えるかもしれませんが、これらの敷でも、素人の方では難しいと思います。
敷き布団は洗えると書いているところもありましたが、多くは もめん綿のふとんは洗えない と書かれていました。洗いたい敷ふとんの綿や構造を確かめてから洗ってください。
一方、布団を縛って洗えばOK(成功した)という記事も時々あります。それは、たぶん、「ふとんの丸洗い」の洗い方を見て、書かれたのだろうと思います。
布団をすし巻きにして洗うという方法の良し悪しは別にして、ふとんの丸洗いでは、広く行われているようです。商品(布団)をできるだけ傷めないようにという配慮のようです。だが、すし巻きでは、内側の汚れは十分に落ちません。
Watakeiの「ふとんの丸洗い」では、結束洗い(すし巻き)はしません。
この巨大な機械は、洗濯機です。洗濯機と言うより「巨大な脱水機」のようなものです。下の図は、真上から見た図だと思ってください。布団を回りにへばり付けて、ドラムが高速で回転し、同時に中央から洗剤が噴射されます。続いて中央からは水が噴射されます。布団の中を素早く通過した洗剤と水はヨゴレとともに、そのまま排水されます。
Watakeiの洗いは、水槽に布団を浸けたりもしません。図のように、入れて洗うのではなく、脱水をしつつヨゴレを除去しますから、他の方のヨゴレが付着することも全くありません。
弊社がふとんの丸洗いを始めて、既に30年超になります。洗いにも品質があるということを知って下さい。そして、キレイな寝具でゆったりとお休み下さい。
今日のテーマの結論としては、もめん綿の敷ふとんは、コインランドリーでは洗えない と思ってください。
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