90歳を超えた元気なお婆ちゃんです。 要支援1です。
腰が正に90度曲がり歩く時は、ひ孫さんが使っていたおもちゃの歩行器を専用車として使っています。ですから、寝る時も仰向けに寝ることはありません。必ず、側臥でお休みしてます。
この体圧測定シートでは110mmHgまで測定できる
看護師さんがお持ちの体圧測定機は、部分的な測定しかできません。今回弊社の快眠ひろば(Fit labo:フィットラボ)で皆さんの寝姿勢や寝返りをお調べできる、全身測定可能な体圧測定シートを持ち込み測定しました。
腸骨部、特に大転子あたりの圧が高いのが分かります。以前はウレタンマットレスも使用していましたが、高さ10㎝ほどのふとんから転落したといって、また、ふとんにつまずくからと言って、今では、羊毛混敷き(10年近く使っている)一枚で寝て見えます。大転子付近が赤くなり、褥瘡予防のために、看護師さんから、敷きについて提案が欲しいと言われ、「天使のオーバーレイ」を重ね敷きしたのです。
一枚でお休みの時は、看護師さんの測定では180mmHgあったそうです。天使のオーバーレイを重ね敷きしたところ109mmHgの圧が測定できました。その間も寝姿勢によっては、110mmHg以上の数値が出現することもありました。
まだ、数値としては高いと言えば高いかもしれませんが、一枚だけ(羊毛混敷き)の時より大幅に改善されました。
お婆ちゃんは、「気持ちいい」と天使のオーバーレイには、たいそう喜んで戴きました。看護師さんもしばらく様子を見ましょうと、効果のほどを期待されていました。
医療機関で使われている体圧計・・・局所測定である
【補足】体圧と褥瘡予防 … 寝たきりの方が褥瘡を起こさないようにするためには体圧を「40mmHg以下」にするのが良いとされています。一般に人が横たわった(横臥・仰臥)時の血圧より体圧が高いという事は、血管が押しつぶされた状態となる。健常者であっても、敷き寝具が固いと110mmHg以上になることは、往々にある。かといって40mmHg以下にしようとすれば、相当ソフトな敷き寝具が必要となり、寝姿勢は最悪の状態に成りかねない。床(畳)に直に寝ると体圧は軽く150(たぶん200)mmHg以上になるでしょう。これでは、一晩で褥瘡が出来てしまう。だが現実、人は寝返りをすることによって、押しつぶされた血管を開放し褥瘡が出来ない訳です。寝たきりの方は寝返りもままならない方が殆どです。褥瘡予防のために、2時間に一度の体位変換が必要とされるのは、血流が阻害され組織細胞に酸素や栄養が行き渡らなくなり、褥瘡が高確率で発生するからであり、血流阻害を除するためです。健常者にあっても、体圧分散と寝姿勢とのバランスが重要なのはこのためです。
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ハイクラスHOTELのベッド以上に、あなたのベッドの寝心地が良くなる・・・・・
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