上手に眠れば元気になれる・・・ オーダー枕とベッドの快眠ひろば

寝具の商品情報から正しい使い方まで。健康的に上手に眠る(科学的?)サイト。ふとん屋の爺の「寝言戯言独り言・趣味」の話。

ヘタリ切ったベッドマットと枕の高さ

2009-12-18 07:19:47 | まくら

 車で1時間半渥美半島から彼氏、彼女は知多半島に住んでます。つまり、デートの途中でWatakeiに立ち寄って戴いたという訳です。

 彼は腰痛と首周りがすっきりしないと言われ、少しでも改善されるのならと「オーダー枕」を作りに来店されました。早速測定をしてみました。

        

 少し首が前に出た体型です。身体は概ね6つのタイプに分けられますが、Sライン・Wラインの方で姿勢はまあま良いのですが、彼は何故か首が前に出ている方ですね。意外とこの体型の方は最近多いようです。 

 

 姿勢と職業は関係するのか?

 いままでも、職業をお尋ねすると、「事務職」「生産現場職」「エンジニア」「設計士」いろいろであって、姿勢と職業との関係はあまり関係ないように思っていました。ところが、仕事中つまり、デスクワーク中(パソコンを見ながら)の姿勢、現場作業中(終日下を向いた姿勢で作業をするなど)に多く執る姿勢によって、首が前に出ることになったと思われる方が増えてきたように思えます。

 姿勢の悪さは、「一種の職業病」と言えるのかも知れません。

 姿勢の悪さが体型の悪さ(時には猫背)になり、慢性的に首が背骨の上に正しく乗ってない状態となってしまうということですね。したがって、肩に余分な力が入ることにもなります。

       首が前に出た悪い姿勢良い姿勢

 出来上がった枕を見て、今使っている枕よりめちゃ低いと言われました。彼の場合さらに悪いことにマットがヘタッていたようです。より腰の部分が沈み、だが頭はそれほど沈みませんから、高さの高い枕を欲しがる結果となりました。実際新しいマットの上で試し寝をして戴きました。彼の体形からはレギュラーの固さでよいのですが、ヘタリ切ったマットということで、柔らかいマットで試し寝をして戴きました。高い枕を使っていたこともあって、彼はこんなに低いのは心配だと言われ、出来上がった枕をデータよりかなり高くしました。外観上は高い枕となりましたが、ぎりぎり許容範囲内で作りました。「調整は何度でもします」ということで、お買い上げ戴きました。

  一方、腰痛の原因は「柔らかいマット」ではなく、ヘタリ切ったマットにあったようです。

 マットだけでも新調される事をお薦めしましたが、とりあえずは腰痛を軽減するための工夫を(アドバイス)して寝て戴くことにしました。そして、「デートの度に、枕をもって調整に来て」とお願いしました。マットへの工夫を実践して戴ければ、たぶん、腰痛はかなり軽減されると思います。

                         

 一般に、肩こり・首痛などは枕が原因のことが多く、腰痛や背中に違和感のある方はマット(敷き)に問題のある方が多いようです。

 いずれにしても、起きてる時も、寝てる時も姿勢は大事です。ちょっと寝ただけで、気持ちイイといってマット選びをすると大変なことになりますよ!また、硬いと思われたマットでも、ヘタリがあると腰痛の原因にもなります。

 是非、あなたも姿勢を測ってみませんか。意外に測定した自分の体型・姿勢に驚かれるかもしれません。寝姿勢美人(美男子)は健康美人(美男子)を創ります。

 健康美人(美男子)は夜、快眠によって創られるのです。・・・

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