【車いす】
「車いすを購入したいのでカタログが欲しい」と60代半ばの男性がみえました。
「旅行等で一時的な利用ならば、社会福祉協議会へ行けば無料で借りられますよ」と申し上げたら「ず~っと使うから・・・」「介護保険はご利用になって見えないんですか?」「役に立たん保険だから・・・」
いろいろお尋ねしたらこういう事でした。
以前、奥様が介護が必要になった時、弊社にご来店戴き介護保険のことを色々と説明させて貰いました。さっそく市役所に行かれ必要な手続きを申し込まれました。まずは認定調査です。ところが、1ヵ月近く先の訪問となったそうです。その後判定会議を経て最終判定が下りたのは2カ月後でした。判定通知書が来た翌日奥様は亡くなられたそうです。
今回は、妹さん(60歳)の介護で、車いすが必要ということです。大腿骨を手術されましたが、骨がもろくなっているから医師から無理をしないように言われたそうです。もうすぐ退院するが、車いすが無いと困るからと、また、申し込んで判定が出るまでまた数カ月経つようなら間に合わん・・・購入を考えられました。
【介護ベッド】
地域包括から電話がありました。床にふとんを敷いて寝てみえる方(80歳代女性)が起き上がりに相当な時間がかかるので離床用手すりを用意して欲しいというものでした。起き上がりに時間がかかるためトイレに間に合わなく失禁がほぼ常時となってしまいました。トイレまで歩いて行くことはできます。ベッドからの立ち上がりならば、昼間は何とかトイレに間に合うこともできるでしょう(100%は無理)。
判定(要介護2)が出るまで2か月弱、ベッドがレンタルできる(できるかどうかの判定が判る)までに時間がかかりすぎます。ご主人(息子さん)は、待ってられないと普通のベッドを購入されました。
市の(担当者の)話ではたぶん判定は要支援だろうと言われ、ベッドのレンタルは不可能と言われたそうです。でも、要介護2の判定になり買わずとも良かったベッドを買うことになり、保険の意味が無いなあ・・・とぼやいてみえました。
【介護ベッド】
立位も殆ど出来ない、座位も長時間できない、僅か数カ月でそんな病(その時は病名は判らなかった)になったご主人にベッドと車いすを借りたいと相談に来られました。介護保険は申請していなかった。すぐ欲しいということで、自費で良いからと即納するすることになりました。離れて暮らしていた息子さんがお父さんの状態を見てびっくり。ネットで病気を調べ、思い当るところがあり即病院に連れていかれました。そのまま入院することになったと電話がありました。
そんなご主人が退院することになりました。退院前に介護保険の手続きをされましたが、調査判定が出るまでやはり2カ月弱です。退院する前に早く手続きを進めれば、退院時には即介護保険を利用できたと思います。だが、保険の仕組みを充分に説明できるスタッフがその病院にいなかったのか、市の対応が遅いのか判りませんが、結果は利用者様にとっては不満の残ることになりました。判定が出るまでの間は自費レンタルです。判定は要介護2です。もちろんレンタル可能ですが、僅かの期間ですが自費レンタルを強いることとなり、さかのぼって手続き(自費から保険利用へ)出来ないかケアマネさんと相談中です。
今年に入ってから、「介護保険が即使えない」と不満を言われるお客様が増えています。
認定結果が出てから利用開始では、実態としては遅い場合が多いようです。もう少し利用し易い制度に改変して欲しいモノですね。杓子定規に考えるのが厚生労働省の役人かもしれないが、現場は例外の方が多いという実態をもっと知ってほしいですね。
先日も、厚生労働省から「アンケート」が来ていた。意味の良く判らない「アンケート」だ。どうみても、自分ら(お役所)に都合のよい規則を作るための都合のよいアンケートとしか思えない。介護利用者がさらに増えるから「どう抑制するか」を考える資料探しのように思える。
爺の思いが間違っていることを願う。・・・・・
今日も担当者会議が入りました。8月最終週から無休です。
「車いすを購入したいのでカタログが欲しい」と60代半ばの男性がみえました。
「旅行等で一時的な利用ならば、社会福祉協議会へ行けば無料で借りられますよ」と申し上げたら「ず~っと使うから・・・」「介護保険はご利用になって見えないんですか?」「役に立たん保険だから・・・」
いろいろお尋ねしたらこういう事でした。
以前、奥様が介護が必要になった時、弊社にご来店戴き介護保険のことを色々と説明させて貰いました。さっそく市役所に行かれ必要な手続きを申し込まれました。まずは認定調査です。ところが、1ヵ月近く先の訪問となったそうです。その後判定会議を経て最終判定が下りたのは2カ月後でした。判定通知書が来た翌日奥様は亡くなられたそうです。
今回は、妹さん(60歳)の介護で、車いすが必要ということです。大腿骨を手術されましたが、骨がもろくなっているから医師から無理をしないように言われたそうです。もうすぐ退院するが、車いすが無いと困るからと、また、申し込んで判定が出るまでまた数カ月経つようなら間に合わん・・・購入を考えられました。
【介護ベッド】
地域包括から電話がありました。床にふとんを敷いて寝てみえる方(80歳代女性)が起き上がりに相当な時間がかかるので離床用手すりを用意して欲しいというものでした。起き上がりに時間がかかるためトイレに間に合わなく失禁がほぼ常時となってしまいました。トイレまで歩いて行くことはできます。ベッドからの立ち上がりならば、昼間は何とかトイレに間に合うこともできるでしょう(100%は無理)。
判定(要介護2)が出るまで2か月弱、ベッドがレンタルできる(できるかどうかの判定が判る)までに時間がかかりすぎます。ご主人(息子さん)は、待ってられないと普通のベッドを購入されました。
市の(担当者の)話ではたぶん判定は要支援だろうと言われ、ベッドのレンタルは不可能と言われたそうです。でも、要介護2の判定になり買わずとも良かったベッドを買うことになり、保険の意味が無いなあ・・・とぼやいてみえました。
【介護ベッド】
立位も殆ど出来ない、座位も長時間できない、僅か数カ月でそんな病(その時は病名は判らなかった)になったご主人にベッドと車いすを借りたいと相談に来られました。介護保険は申請していなかった。すぐ欲しいということで、自費で良いからと即納するすることになりました。離れて暮らしていた息子さんがお父さんの状態を見てびっくり。ネットで病気を調べ、思い当るところがあり即病院に連れていかれました。そのまま入院することになったと電話がありました。
そんなご主人が退院することになりました。退院前に介護保険の手続きをされましたが、調査判定が出るまでやはり2カ月弱です。退院する前に早く手続きを進めれば、退院時には即介護保険を利用できたと思います。だが、保険の仕組みを充分に説明できるスタッフがその病院にいなかったのか、市の対応が遅いのか判りませんが、結果は利用者様にとっては不満の残ることになりました。判定が出るまでの間は自費レンタルです。判定は要介護2です。もちろんレンタル可能ですが、僅かの期間ですが自費レンタルを強いることとなり、さかのぼって手続き(自費から保険利用へ)出来ないかケアマネさんと相談中です。
今年に入ってから、「介護保険が即使えない」と不満を言われるお客様が増えています。
認定結果が出てから利用開始では、実態としては遅い場合が多いようです。もう少し利用し易い制度に改変して欲しいモノですね。杓子定規に考えるのが厚生労働省の役人かもしれないが、現場は例外の方が多いという実態をもっと知ってほしいですね。
先日も、厚生労働省から「アンケート」が来ていた。意味の良く判らない「アンケート」だ。どうみても、自分ら(お役所)に都合のよい規則を作るための都合のよいアンケートとしか思えない。介護利用者がさらに増えるから「どう抑制するか」を考える資料探しのように思える。
爺の思いが間違っていることを願う。・・・・・
今日も担当者会議が入りました。8月最終週から無休です。
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