全く気付かず、気持良く寝てました。たぶんノンレム睡眠Ⅰ・Ⅱあたりの眠りだったと思います。レム睡眠であれば、状況判断がもう少し早くできたでしょう。「揺れてる~!」 婆の奇声で起こされたのです。
天井からぶら下がっている照明器具が、およそ10㎝ぐらいでしょうか、振り子のように揺れているのです。
爺の今住んでいる所は、耐震ではなく免震構造のマンション19階です。震度3でした。ゆっくりとした揺れだったのでしょう。婆の奇声がなければ、知らずに寝てたでしょう。
戸建てに住むSさんに聞いたら、寝室が3階であったこともあり、すごく長い時間揺れていたと感じたそうです。二階でも棚から物が落下したそうです。「あの地震に全く気付かず寝てたなんて幸せですね・・・」と皮肉(?)られた。
3月に引っ越しするまで約59年間木造の家に住んでいた。阪神淡路大震災の朝、碧南市の築10数年の拙宅ではあったが、結構揺れた。ひょっとして倒れるのではないかと思い、婆にその場にあった布団を被せた。後で「家の下敷きになる前にふとんの下敷きで死ぬかと思った」と婆に皮肉られた。
「地震雷火事オヤジ」ではないが自然災害はいつも恐怖だ。
今最大の関心事は「東海地震」です。爺が生まれ育った碧南の音羽町は、昔地名を「海老取」と言った。隣は「塩取場」と言った。いずれにせよ海の中である。伊勢湾台風の時は床上1m以上の浸水であったから、台風にもすごく恐怖感を抱いている。
そんな経験から、高齢となった時、どこが最も安全かと考えれば「免震構造のマンション」が良いと判断し購入することにした。(9.11ではないが、飛行機がぶつかればなどと考えたところで、確率は最も低い)
眠りとは、かって人類の祖先たちが漆黒の闇の夜、その恐怖から逃れるために意識を無くすことを覚えた結果だという珍説があった。
【 眠りはこの世でもっとも滋養になる饗宴】とシェークスピアは言った。
人が最も幸せな時間、眠りの時間。それをお手伝いする仕事に携わることができるのは、また、幸せな時間なのかもしれない。
売上が少なくても良いではないか・・・・。 (負け惜しみ)
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