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認知症の原因と予防

2018-06-07 16:22:56 | 高齢者の眠り・介護・住環境と悪徳商法

 「認知症」という言葉は、自分(爺)の事を言われているみたいで、聞きたくない言葉です(汗;)。

 介護事業(福祉用具のレンタル・販売・住宅改修)を展開しているので、高齢者本人やそのご家族様といろいろお話しする機会があります。それは、爺に訪れる可能性の極めて高い「老化」でもある訳です。

 まずは、認知症にはどんな種類があるのでしょう。

大きくは4~5つのタイプに分類されるようです。

  • アルツハイマー型認知症(67.6%)
  • 脳血管性型(19.5%)
  • レビー小体型(4.3%)
  • 前頭側頭葉変性症(1.1%)
  • その他(7.5%)

 認知症の原因(こちらと重複する部分が多々ありますが)は、いろいろあるようです。次のような原因が、今考えられています。

  1. 睡眠不足など睡眠の質の低下による
  2. 難聴などによる情報不足による脳の不活性化
  3. 予備軍も含め糖尿病などによって、インスリンの働きが不十分なために起こる脳神経の不活性化

 1)認知症で最も多いアルツハイマー型は、睡眠が大きく関わっていると言われています。睡眠不足や睡眠の質の低下によって、脳内に「アミロイドβ」という物質が固まり留まります。そのことによって脳神経細胞が壊れ死滅していきます。人は加齢によって次第に脳の神経細胞が減少していきますが、年相応以上減ることによって「アルツハイマー型」と診断されるようです。

 一方で、「認知機能の低下やアルツハイマー病の予防効果が証明された薬剤やサプリメント、さまざまなトレーニングはなかった」という認知症を専門とする医療関係者には衝撃的な論文も発表されました。

 唯一、ぐっすり眠ることこそが「アミロイドβ」を減らすことができるという事かも知れませんね。30分以内の「昼寝」をすることによって、アルツハイマー型の発症が1/5にすることができたという報告もあります。

 高齢になると「寝れない」とよく耳にします。高齢者の場合、特に高齢になるほど、昼食後に転寝(うたたね)をされる方が多くなってきます。昼寝の取り方は基本若い方と同じです。30分以内が良いようです。寝すぎてしまうと、夜眠れなくなります。寝れないから睡眠薬や睡眠導入薬を処方してもらう事になります。また、寝ようとして早く布団に入る方がいますが、時間ばかり長く取っても睡眠の質が悪くなり、そのために日中の居眠りが増える。それが又、夜の主睡眠の質を悪くすると言う悪循環を起こしている方も結構いるようです。

  2)脳の不活性化を防ぐ…高学歴な人であっても、退職後に認知症になってしまった、という話は時々耳にします。「仕事を辞めるとボケるから死ぬまで仕事した方が良いよ」とよく言われますが、結局のところ「脳の不活性化」という事になるのでしょう。

 最近、厚生労働省から「難聴になると認知症のリスクが高くなる」という、ちょっとショッキングな報告が発表されました。難聴によって周りとのコミュニケーションが疎となり、それが脳の不活性へと繋がってしまう訳です。

 

  3)脳の神経細胞のエネルギー源のほとんどは糖で、脳神経細胞は常に糖を取り込まなければならないそうです。そのときに必要なのがインスリンという訳です。神経細胞を囲んでいる「グリア細胞」があって、そのグリア細胞が血液中の糖を取り込んで、その糖を神経細胞に渡す働きをしています。神経細胞は受け取った糖をエネルギーに変換することで、しっかりと働ける訳です。 

 アルツハイマー病のある人は、グリア細胞へ働きかけるインスリンが不足してしまい、血液中の糖を取り込めなくなり、神経細胞が働きが悪くなってしまうようです。朝の起きがけ、昼食前・夕方になると糖の不足によって、認知症の症状が出る方もいるようです。

 詳しいことは、お医者様等のHPを診てください。

 

 4)やはり人間も生き物です。生き物はその命を維持するためには「餌(食事)」が必用です。食生活・食材によっても、認知症予防に大いに関係するようです。例えば、

 インド人の認知症発症率は、アメリカ人と比べると4分の1程度だそうです。どうしてここまで差が出るのか?

 インドの国民食といわれるカレーには、カレー粉の香辛料としてウコンが使われており、そのウコンには、認知症予防に有効な「クルクミン」というポリフェノールが大量に含まれているからだという事だそうです。では、カレー好きの人は認知症になりにくいと断言できるかと言えば、まだまだこれからの研究を待たなければならないでしょう。十分条件ではなく、ひょっとしたら必要条件の一部かもしれませんね。

 爺の子供のころのカレーと言えば、これ「オリエンタルカレー」でした。今のようにルーを入れればOKではなく、手間が掛かりました。

 最近、復刻されたと聞きましたが、見つけたら50年以上昔を思い出して作って見たいと思います。

 何時までも元気に過ごすためには、

  1.  しっかり眠りましょう。時間ではなく質を重視しましょう。
  2. 旅行をするなど新しいことにチャレンジしよう。
  3. 他人とのコミュニケーションはしっかりと。
  4. 難聴の気配があれば、補聴器を使いましょう。
  5. 規則正しい生活と運動。スパイスの効いた、食生活を。

 貴方は、どれだけできますか?いや、チャレンジできますか? 認知症予防のために、「眠り」と「聞こえ」とで、お役に立てそうです。お気軽にご相談下さい。

 

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睡眠改善インストラクター …… 日本睡眠改善協議会
中級・睡眠環境診断士    …… 日本睡眠環境研究機構
上級・睡眠健康指導士    …… 日本睡眠教育機

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