こんにちは。今日は関東晴れ模様でした。数日前まで、小雨が続いていたのでありがたいことです。
また、keiさん(2度も続けてありがとうございます。聖書で好きなみことばの箇所があるのはいいですね。また、確かに、聖書は知恵の宝です。ちなみに、“知恵”というものに対して、例えば、旧約聖書では、ヨブ記28章や箴言8章などでいろいろと表現されていたり、箴言24章14節 1)とも言われています。新約聖書では、コロサイ人への手紙2:3にこうも言われています。もしよかったら、これからもさらにお読みになってください)、999overさん(暇つぶしでもなんでも)、コメントありがとうございました。
*******************************
さて、今日は、ちょうど、1年前くらい前のお話。キャベツの周りであったことです。
そうそうその前に、今、キャベツは2人暮らしです。このブログを見た方の中には、同居人の性別を「女」と思っていらっしゃった方もいるようなのですが、同居人、女性ではありませんので、お間違えなく。で、1年前も2人暮らし。
ある日のこと、その同居人が、こんな質問を投げました:
「聖書に『茶髪』のこと、書いていたっけ?」
「いや。ないな。そもそも、その時代、『茶髪』なんてないじゃん。タバコだって、ジャガイモ 3)だって」
「そうだよな~・・・」
「だからって、聖書に書かれていないからって、なんでもやっていいわけじゃないぞ~」
「・・・・・・・・」
なにやら、同居人、考え込んでいます。
次の日のことです。キャベツ発見。
・・・・・・同居人の聖書が開いている
なかなか聖書を読む気配がない同居人だったが、とうとう聖書を何か読むようになったのか~、いいことだ、うんうん。
しかも、開いている箇所が、伝道者の書 4)12章のあたり。一体、同居人の中に何が起こったのかわからないが、いい傾向じゃないか。12章1節はかなり有名なところだな~。
その翌々日。キャベツは発見しました。
・・・・ 「Y!! 頭が茶色になっている!!」
すると、同居人、
「キャベツ!! 気付くの遅い!!」
・・・どうも、昨日すでに、美容院で染めてもらってきたとのこと。昨日気付くかと思っていたら、気付かないんだもん・・・・などと同居人のたもう。
「なんで、染めた!?」
返答なし。
・・・その後、同居人はこう言いました。
「伝道者の書11章に
『若い男よ。若いうちに楽しめ。若いうちにあなたの心を喜ばせよ。あなたの心のおもぬくまま、あなたの目の望むままに歩め。(伝道者の書11:9)』
って書いてあるじゃん。だから、俺、やってみた!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オイ。
実際には、11章9節にはこう書かれていまっせ。
若い男よ。若いうちに楽しめ。若い日にあなたの心を喜ばせよ。
あなたの心のおもむくまま、あなたの目の望むままに歩め。
しかし、これらすべての事において、
あなたは神のさばきを受けることを知っておけ。
(伝道者の書 11:9)
***************************************
というわけで、聖書を開くとき、その文脈の前後を無視したり、自分の好きな言葉だけをpick upすると、とんでもない「論」が出来上がります。
たとえば、旧約聖書で、ヨブさんという真面目~な、神様を敬う人が出てきます。で、あるとき、不幸続きになります。そのとき、ヨブの奥さんは
「神をのろって死になさい!」(ヨブ記 2:9)
なんていう場面があるのですが、・・・これだけを「聖書のことばです」なんて言ったら・・・・な~んか違う、と感じませんか!?
そういうわけで、もし聖書をお読みになるときは、
前後の文脈を無視しない、
好きなことば、好きな考えだけを集めない
っていうことをお勧めします
また、こう書かれてもいます。
それには、何よりも次のことを知っていなければなりません。
すなわち、
聖書の預言(よげん)はみな、人の私的解釈を施(ほどこ)してはならない、ということです。
なぜなら、預言は
決して人間の意志によってもたらされたのではなく、
聖霊に動かされた人たちが、神からのことばを語ったからです。
(ペテロ第2 1:20-21)
あなたにも、みことばが届きますように。
【注】
1)箴言24章13節-14節
わが子よ。蜜(みつ)2)を食べよ。それはおいしい。
蜂(はち)の巣の蜜はあなたの口に甘い。
知恵もあなたのたましいにとっては、そうだと知れ。
それを見つけると、良い終わりがあり、
あなたの望みは断(た)たれることがない。
2)蜜:もちろん甘くて、栄養価が高いもの。今の時代ほど甘いものが多くない時代だから、貴重だったのでは。ちなみに、箴言25:16、27にも「蜜」は比喩(ひゆ)として用いられている。
3)ジャガイモ:南米アンデス山脈原産。ヨーロッパには16世紀、スペイン人によって運ばれた。日本には1600年ごろ、オランダ船によって、ジャカルタから運ばれた。だから、「ジャガ芋」 最初は食べ物ではなく、観賞用だったんだと。
4)伝道者の書:以前、少し紹介したが、ソロモンの手によって書かれた旧約聖書の一つ。
12章1節はよく引用されるところでもある。
あなたの若い日に、あなたの創造者を覚えよ。
わざわいの日が来ないうちに、また「何の喜びもない。」と言う年月(としつき)が近づく前に。
また、keiさん(2度も続けてありがとうございます。聖書で好きなみことばの箇所があるのはいいですね。また、確かに、聖書は知恵の宝です。ちなみに、“知恵”というものに対して、例えば、旧約聖書では、ヨブ記28章や箴言8章などでいろいろと表現されていたり、箴言24章14節 1)とも言われています。新約聖書では、コロサイ人への手紙2:3にこうも言われています。もしよかったら、これからもさらにお読みになってください)、999overさん(暇つぶしでもなんでも)、コメントありがとうございました。
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さて、今日は、ちょうど、1年前くらい前のお話。キャベツの周りであったことです。
そうそうその前に、今、キャベツは2人暮らしです。このブログを見た方の中には、同居人の性別を「女」と思っていらっしゃった方もいるようなのですが、同居人、女性ではありませんので、お間違えなく。で、1年前も2人暮らし。
ある日のこと、その同居人が、こんな質問を投げました:
「聖書に『茶髪』のこと、書いていたっけ?」
「いや。ないな。そもそも、その時代、『茶髪』なんてないじゃん。タバコだって、ジャガイモ 3)だって」
「そうだよな~・・・」
「だからって、聖書に書かれていないからって、なんでもやっていいわけじゃないぞ~」
「・・・・・・・・」
なにやら、同居人、考え込んでいます。
次の日のことです。キャベツ発見。
・・・・・・同居人の聖書が開いている
なかなか聖書を読む気配がない同居人だったが、とうとう聖書を何か読むようになったのか~、いいことだ、うんうん。
しかも、開いている箇所が、伝道者の書 4)12章のあたり。一体、同居人の中に何が起こったのかわからないが、いい傾向じゃないか。12章1節はかなり有名なところだな~。
その翌々日。キャベツは発見しました。
・・・・ 「Y!! 頭が茶色になっている!!」
すると、同居人、
「キャベツ!! 気付くの遅い!!」
・・・どうも、昨日すでに、美容院で染めてもらってきたとのこと。昨日気付くかと思っていたら、気付かないんだもん・・・・などと同居人のたもう。
「なんで、染めた!?」
返答なし。
・・・その後、同居人はこう言いました。
「伝道者の書11章に
『若い男よ。若いうちに楽しめ。若いうちにあなたの心を喜ばせよ。あなたの心のおもぬくまま、あなたの目の望むままに歩め。(伝道者の書11:9)』
って書いてあるじゃん。だから、俺、やってみた!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オイ。
実際には、11章9節にはこう書かれていまっせ。
若い男よ。若いうちに楽しめ。若い日にあなたの心を喜ばせよ。
あなたの心のおもむくまま、あなたの目の望むままに歩め。
しかし、これらすべての事において、
あなたは神のさばきを受けることを知っておけ。
(伝道者の書 11:9)
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というわけで、聖書を開くとき、その文脈の前後を無視したり、自分の好きな言葉だけをpick upすると、とんでもない「論」が出来上がります。
たとえば、旧約聖書で、ヨブさんという真面目~な、神様を敬う人が出てきます。で、あるとき、不幸続きになります。そのとき、ヨブの奥さんは
「神をのろって死になさい!」(ヨブ記 2:9)
なんていう場面があるのですが、・・・これだけを「聖書のことばです」なんて言ったら・・・・な~んか違う、と感じませんか!?
そういうわけで、もし聖書をお読みになるときは、
前後の文脈を無視しない、
好きなことば、好きな考えだけを集めない
っていうことをお勧めします
また、こう書かれてもいます。
それには、何よりも次のことを知っていなければなりません。
すなわち、
聖書の預言(よげん)はみな、人の私的解釈を施(ほどこ)してはならない、ということです。
なぜなら、預言は
決して人間の意志によってもたらされたのではなく、
聖霊に動かされた人たちが、神からのことばを語ったからです。
(ペテロ第2 1:20-21)
あなたにも、みことばが届きますように。
【注】
1)箴言24章13節-14節
わが子よ。蜜(みつ)2)を食べよ。それはおいしい。
蜂(はち)の巣の蜜はあなたの口に甘い。
知恵もあなたのたましいにとっては、そうだと知れ。
それを見つけると、良い終わりがあり、
あなたの望みは断(た)たれることがない。
2)蜜:もちろん甘くて、栄養価が高いもの。今の時代ほど甘いものが多くない時代だから、貴重だったのでは。ちなみに、箴言25:16、27にも「蜜」は比喩(ひゆ)として用いられている。
3)ジャガイモ:南米アンデス山脈原産。ヨーロッパには16世紀、スペイン人によって運ばれた。日本には1600年ごろ、オランダ船によって、ジャカルタから運ばれた。だから、「ジャガ芋」 最初は食べ物ではなく、観賞用だったんだと。
4)伝道者の書:以前、少し紹介したが、ソロモンの手によって書かれた旧約聖書の一つ。
12章1節はよく引用されるところでもある。
あなたの若い日に、あなたの創造者を覚えよ。
わざわいの日が来ないうちに、また「何の喜びもない。」と言う年月(としつき)が近づく前に。