さすらうキャベツの見聞記

Dear my friends, I'm fine. How are you today?

ビフォーアフター 2)

2011-04-16 22:38:05 | 日々の雑感
「地震と原発 ビフォーアフター 1)」に添えて。


 "before after"ということばを聞くと、

 松谷卓の『TAKUMI / 匠』(←You Tube)を、思い出す。

 ・・・ここを通りすぎる方にとって、少しは慰めになりますように。

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地震と原発 ビフォーアフター 1)

2011-04-16 12:20:04 | Friday -news-
(爆発前の福島第一原発。撮影時期は不明こちらから頂きました。)

 
(これも爆発前の写真。2008年とのこと)


                    ビフォー。
                    アフター。


 
(爆発後の福島第一原発。2011年3月20日、エア・フォート・サービスの無人飛行機からの撮影。)

 
(爆発後の福島第一原発3号機。3月24日、同上)



 先ほども、揺れました。東京震度4。


「今日も揺れましたね」
そんな会話が日常生活になりそうな予感がするきょうこの頃。


         **********


 今、キャベツ自室の窓の外には、
青い空が広がっています。
目の前には、ういういしい新緑の木々が、そよそよと風に揺られ、
鳥たちが歌っています。野球部らしい元気な掛け声も聞こえてきます。
子どもたちの可愛らしい歓声も届いてきます。


 同時に、今も、原発周囲で危険な作業をされている方々、
被災地で医療活動や援助活動をされている方々がいます。
道路を直してくださっている方々がいます。
本当に、ありがとうございますm(_ _)m
 どうか、できるだけ安全な形で作業ができますように。


 家を失った方々や風評被害にあわれている方々もいます。
 どうか一日も早く、生活が整えられ、
 悲しみが癒されますように。


         **********

 さまざまな方々が、さまざまな形で助け合っています。

 ですが、キャベツができることは、何なのか。
 物資があるわけではなく、体力も能力も経済力もありません。




 ただ、小さなことですが、私でも行えることがありました。

 神様に祈り願うこと。

 必要な情報を得て、次につなげること。

 起こったことを、記憶にとどめておくこと。

 疲れたときには、少しほっこりできるような笑いを添えること。

 そして、
 「良い知らせ」を、伝えること。

           

 「ポジティブな見方」を、ではありません。
 現状をきちんと見、把握した上で、
 なおかつ希望を捨てないこと。

 「臭いものには、蓋を」ではありません。
 キビシイ現実もわかっている上で
 なおかつ、望みを持ち続けること。

          


 そういえば、大昔の大先輩も、そうしてきたんでした。
 ある意味、クリスチャンはそれが得意にならざるを得ない、
かもしれません。


 「アブラハムは、およそ百歳になって、自分のからだが死んだも同然であることと、
  サラの胎(たい)の死んでいること(=子を産めないこと)とを認めても、
  その信仰は弱りませんでした」(新約聖書・ローマ 4章19節)

 とあるように。

 実は、昔昔、アブラハムとサラという夫婦には、
「子が与えられる」という約束があたえられていたにもかかわらず、
あっという間に、おじいさん、おばあさんになっていました。・・・100歳・・・。

それでも神様に対して信頼が弱まることはなかった、と。
そう、聖書は記している。

 そんなアブラハムに、子(イサク)が与えられ、
 アブラハム、
 イサク、
 ヤコブ・・
 今や、世界に散らばり、かつ、中東をにぎわせているイスラエルの人々の祖先となりました。



               

 ・・・そんなことを想い巡らしつつ、

 まあ、ぼちぼちできることをやっていきましょうか・・・。


               

震災・原発 「世界のリスク」認定 G20、日本に厳しい視線(産経新聞)

 【ワシントン=柿内公輔】ワシントンで14日開幕した先進国と新興国による20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は、東日本大震災と東京電力福島第1原子力発電所の事故を、「世界経済のリスク」と明確に位置づけた。風評被害などに神経をとがらせる日本だが、待ち受けていたのは想像以上に厳しい各国の視線だった。

 「世界経済の回復は予想以上に順調だった。それだけに日本の問題がリスクの高まりと受け取られた」。財務省幹部は、参加各国の震災に対する関心と懸念の高さを指摘した。

 G20の議論のたたき台となる国際通貨基金(IMF)などの国際機関のリポートも、「日本が中東(政情不安)と欧州(信用不安)と並ぶ3大リスクという書き方で、G20参加者の視点も皆そこから出発している」とした。・・・(略) (2011年4月16日)



<後の記事>
「ビフォーアフター 2)」

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