(アンカーの「少女と2匹の猫」。
間近にみると、猫ちゃんのあんよ(足)までもが、生き生き。)
1月20日までだというアンカー展、初めて聞く名だと思いつつ、時間を見つけて行ってきました。
アルベール・アンカー(1831-1910 1))、スイスの自然主義の画家だそうです。日常を切り取ったような、暖かで写実的な、そして質感豊かな絵の数々でした。静物画の質感も、木炭のみで描かれた布地の様々な質感も、手や腕の感触も様々確かに描き出されていたり、・・・ときには、台所の落書きまでも、落書きらしく描かれていました。
上記のほか、三つ編みを編んでいる横姿を描いた『髪を編む少女』や渋いおじいさんが登場する『新聞を読むおじいさん』、「おやすみなさい、パパ(ママ)」とこちらに言っているような『ベッドの中の二人の子ども』、布の質感豊かな『編み物をしながら本を読む少女』(木炭)・・・など100数点。
毎日あっと言う間で、忙しない中、ほっこり暖まるゆったりしたひとときでした。
本日の一言。
すべてのことは、してもよいのです。
しかし、すべてのことが有益とはかぎりません。
すべてのことは、してもよいのです。
しかし、すべてのことが徳(とく)を高めるとはかぎりません。
(新約聖書・コリント人への手紙第一 10章23節)
【注】
1)アンカーの生きていた時代は、日本では江戸~明治の頃であり、欧米では多くの戦争もあって大きく動いた時代。美術も古典主義からロマン主義、写実主義、自然主義、印象派、象徴主義と忙(せわ)しく動いていた。
ちなみに、彼が生まれた1831年は、
イギリスではファラデーが電磁誘導の法則を発見したり、ドイツではゲーテが『ファウスト』を完成した頃。
また、(1830年のパリの七月革命等のニュースから→)ポーランドではポーランド騒乱(ワルシャワ蜂起) が続いていた頃で、そのワルシャワ蜂起失敗の報を受けたポーランド人ショパンが「革命のエチュード」を作曲したとか。
間近にみると、猫ちゃんのあんよ(足)までもが、生き生き。)
1月20日までだというアンカー展、初めて聞く名だと思いつつ、時間を見つけて行ってきました。
アルベール・アンカー(1831-1910 1))、スイスの自然主義の画家だそうです。日常を切り取ったような、暖かで写実的な、そして質感豊かな絵の数々でした。静物画の質感も、木炭のみで描かれた布地の様々な質感も、手や腕の感触も様々確かに描き出されていたり、・・・ときには、台所の落書きまでも、落書きらしく描かれていました。
上記のほか、三つ編みを編んでいる横姿を描いた『髪を編む少女』や渋いおじいさんが登場する『新聞を読むおじいさん』、「おやすみなさい、パパ(ママ)」とこちらに言っているような『ベッドの中の二人の子ども』、布の質感豊かな『編み物をしながら本を読む少女』(木炭)・・・など100数点。
毎日あっと言う間で、忙しない中、ほっこり暖まるゆったりしたひとときでした。
本日の一言。
すべてのことは、してもよいのです。
しかし、すべてのことが有益とはかぎりません。
すべてのことは、してもよいのです。
しかし、すべてのことが徳(とく)を高めるとはかぎりません。
(新約聖書・コリント人への手紙第一 10章23節)
【注】
1)アンカーの生きていた時代は、日本では江戸~明治の頃であり、欧米では多くの戦争もあって大きく動いた時代。美術も古典主義からロマン主義、写実主義、自然主義、印象派、象徴主義と忙(せわ)しく動いていた。
ちなみに、彼が生まれた1831年は、
イギリスではファラデーが電磁誘導の法則を発見したり、ドイツではゲーテが『ファウスト』を完成した頃。
また、(1830年のパリの七月革命等のニュースから→)ポーランドではポーランド騒乱(ワルシャワ蜂起) が続いていた頃で、そのワルシャワ蜂起失敗の報を受けたポーランド人ショパンが「革命のエチュード」を作曲したとか。