さすらうキャベツの見聞記

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良い知らせ(1) 伝える側の話

2011-07-23 08:39:03 | Sunday 集会・生活
(ルネ・マグリット「大家族」 1963年)

メモ。


 下世話な話だが・・・

 あるとき、

 ある遠方の結婚式に出るための交通費が、往復2万円強(新幹線)だった。

チケットセンターでも、回数券でも、その他でも、せいぜい1万8千円までしか安くならなかった。
結婚式続きで、めでたいこととはいえ、つつましく生活している人々にとって、なかなかの出費だった。



       *********


 そのとき某若人、日帰りだと往復1万円で行けるプラン(ただし最小催行2名以上。昼食付き)を発見し、何人かに伝えた。
 若人とその周り4名で1組となった。


       *********


 気がつくと、あと数組・・・若人が伝えていなかった方々にも・・・いつの間にか伝わっており、
結婚式に行く、集会(教会)の日帰り組は、大抵それを利用した。

「その話を聞いた時、『そういえば、○○兄姉が車で行くって言っていたから、伝えなきゃ』と思ってね。いや~良い情報をありがとう♪」
と、肩をポンとたたく人もいた。
 …実は、その中には、80を過ぎているのに
 長距離(300km以上)を車で行こうとしていた
 高齢のご夫婦もいたのだ。そうなって(=新幹線を選んでくれて)ホントに良かった

「その話を○○さん経由で聞いた時、『いや、もっと安いところがないか』と色々調べてみたけれど、結局、同じものになりましたf(^^;)」
という方々もいた。

 もちろん、
「金の話なんて・・・」と哂(わら)う人もいた。
(そりゃ、そうだ)


       *********


 だが、それは、伝えた若人自身、
 あまりに伝播(でんぱ)力が強く、驚いたほどだった。

 「イイ話(知らせ)だ!!」と人が(心底)思ったとき、自然とそれは伝わるものなのだな・・・と実感させられる程だった。(あれは、その時を見た人しかわからない)

 逆に言うと、伝える側(聞いた人たち)が、そのありがたさを実感していなければ、
これほど伝わるのが早く、また、これほど広まることはなかっただろう。

(ただし、前提として、伝える側と伝えられる側が、同じ問題意識・同じ目標等を共有しなければ、起こらない。
 故に、もし「伝えたいこと」があるなら、まず、「伝えたい人々」と共通する部分を掘り起こすか、そこに気付いてもらう必要がある、かもしれない。)



使徒2章41節を想うだに、恐ろしい。


          ************


 ちなみに、当日の朝のこと。

 皆「あれ? ここなの?」と聞き合っていた。

 というのも、皆、それぞれ別口で、別の日に頼んでいたのに、
同じ車両、それぞれがお隣りになっていたのだ(苦笑)




 そういうわけで、さながら
「○○○集会御一行様」
という様(さま)だった



『良い知らせ(2) 聞く側の話』に続く)
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