・・・もしあなたが、
「私たちはそのことを知らなかった。」と言っても、
人の心を評価する方は、
それを見抜いておられないだろうか。・・・
(旧約聖書・箴言 24:12)
ふと思い浮かんだみことば。
(コンゴ関連にて。メモ、です)
「ぼくたちは、彼らを家に閉じ込めて、
焼き殺すように命令された。
結局、何人かは、生きたまま埋めることになった。」
6年間兵士となっていた15歳のカラミくん(Kalami)は言った。
「ある日、ぼくと友達は、上官に呼ばれた。
ぼくたちは、上官の命令に従って、
ある家族を殺し、
彼らの身体を切り、
そして、食た……。
ぼくの魂は、もうない。
ぼくは生きていてはいけない。
夜、ぼくは、もう眠ることはできない。」
************
1998年から5年間続いた、
コンゴ民主共和国の「アフリカ戦争」では、
戦闘とそれによる荒廃がもたらした飢餓で、
5年間に300万人もの人々が死んだ。
その中で、子どもたち、
少なくとも3万人が、児童兵となった。
そして、戦場へ連れて行かれる子どもは、
男の子ばかりではない。
およそ40%にあたる1万2千人以上が、
実際、女の子だ。
2002年、6月、
武装勢力マイマイ(mayi-mayi)が、
ジャスミンちゃん(Jasmine)の住む村を襲ったとき、
ジャスミンちゃんは12歳だった。
「彼らは、村のすべての女の子を捕まえました。
そして、彼らは、
村の女の子を、彼ら兵士と、
無理やり「結婚」させました。
ひとりの女の子が「結婚」を断りました。
彼女は、拷問され、家畜のように殺され、
切り裂かれ、そして、食べられました。」
ジャスミンちゃんは、「夫」が、戦闘で殺された後、
マイマイから逃げ出した。
ジャスミンちゃんは、今、16歳。
数ヶ月前出産した「夫」との赤ん坊と、
NGOの運営するセンターで暮らしている。
おとなたちは、子どもたちを戦場へ送った。
戦争が終わって4年、
いまだに1万人以上の子どもたちが、
生まれ育った場所に帰れないでままだ。
そして、
帰れない子どもたちの
大多数が、女の子だ。
昨日と今日、
3人の子どもたちの声がここにある。
コンゴ民主共和国には、
さらに、その1万倍もの子どもたち…
そして、今、世界中で、
30万人もの子どもたちが、
戦場へ連れて行かれている。・・・
~関係リンク~
カラミくんの話
イギリスBBC(英語)
No respite for Congo's child soldiers
http://news.bbc.co.uk/2/hi/africa/3093622.stm
ジャスミンちゃんの話
Amnesty International(英語)
Children at war, creating hope for the future
http://web.amnesty.org/library/Index/ENGAFR620172006?open&of=ENG-COD
アムネスティ・インターナショナル(日本語)
児童労働と子ども兵士に反対するキャンペーン
http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=784
(少々古いけれど、2006年11月の某記事からの抜粋)
※コンゴは、銅、コバルト、ダイヤモンド、カドミウム、黄金、銀、亜鉛、マンガン、錫、ゲルマニウム、ウラン、ラジウム、ボーキサイト、鉄鉱石、石炭・・・などを産する世界トップクラスの鉱産資源国であること等、背景がここではあまり語られていない。
「私たちはそのことを知らなかった。」と言っても、
人の心を評価する方は、
それを見抜いておられないだろうか。・・・
(旧約聖書・箴言 24:12)
ふと思い浮かんだみことば。
(コンゴ関連にて。メモ、です)
「ぼくたちは、彼らを家に閉じ込めて、
焼き殺すように命令された。
結局、何人かは、生きたまま埋めることになった。」
6年間兵士となっていた15歳のカラミくん(Kalami)は言った。
「ある日、ぼくと友達は、上官に呼ばれた。
ぼくたちは、上官の命令に従って、
ある家族を殺し、
彼らの身体を切り、
そして、食た……。
ぼくの魂は、もうない。
ぼくは生きていてはいけない。
夜、ぼくは、もう眠ることはできない。」
************
1998年から5年間続いた、
コンゴ民主共和国の「アフリカ戦争」では、
戦闘とそれによる荒廃がもたらした飢餓で、
5年間に300万人もの人々が死んだ。
その中で、子どもたち、
少なくとも3万人が、児童兵となった。
そして、戦場へ連れて行かれる子どもは、
男の子ばかりではない。
およそ40%にあたる1万2千人以上が、
実際、女の子だ。
2002年、6月、
武装勢力マイマイ(mayi-mayi)が、
ジャスミンちゃん(Jasmine)の住む村を襲ったとき、
ジャスミンちゃんは12歳だった。
「彼らは、村のすべての女の子を捕まえました。
そして、彼らは、
村の女の子を、彼ら兵士と、
無理やり「結婚」させました。
ひとりの女の子が「結婚」を断りました。
彼女は、拷問され、家畜のように殺され、
切り裂かれ、そして、食べられました。」
ジャスミンちゃんは、「夫」が、戦闘で殺された後、
マイマイから逃げ出した。
ジャスミンちゃんは、今、16歳。
数ヶ月前出産した「夫」との赤ん坊と、
NGOの運営するセンターで暮らしている。
おとなたちは、子どもたちを戦場へ送った。
戦争が終わって4年、
いまだに1万人以上の子どもたちが、
生まれ育った場所に帰れないでままだ。
そして、
帰れない子どもたちの
大多数が、女の子だ。
昨日と今日、
3人の子どもたちの声がここにある。
コンゴ民主共和国には、
さらに、その1万倍もの子どもたち…
そして、今、世界中で、
30万人もの子どもたちが、
戦場へ連れて行かれている。・・・
~関係リンク~
カラミくんの話
イギリスBBC(英語)
No respite for Congo's child soldiers
http://news.bbc.co.uk/2/hi/africa/3093622.stm
ジャスミンちゃんの話
Amnesty International(英語)
Children at war, creating hope for the future
http://web.amnesty.org/library/Index/ENGAFR620172006?open&of=ENG-COD
アムネスティ・インターナショナル(日本語)
児童労働と子ども兵士に反対するキャンペーン
http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=784
(少々古いけれど、2006年11月の某記事からの抜粋)
※コンゴは、銅、コバルト、ダイヤモンド、カドミウム、黄金、銀、亜鉛、マンガン、錫、ゲルマニウム、ウラン、ラジウム、ボーキサイト、鉄鉱石、石炭・・・などを産する世界トップクラスの鉱産資源国であること等、背景がここではあまり語られていない。