『振り込め詐欺(ふりこめさぎ):
電話やはがきなどの文書などで相手をだまし、金銭の振り込みを要求する犯罪行為である、詐欺事件の総称として警察庁が使用を決めた名称。
従来、オレオレ詐欺、なりすまし詐欺、架空請求詐欺、融資保証金詐欺などと呼ばれていたが、手口の多様化で名称と実態が合わなくなったため、2004年12月9日に、警察庁によって統一名称として「振り込め詐欺」と呼ぶことが決定された。』
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最近になって、「振り込め詐欺」にあったという話をちょこちょこ聞いた。
―ある人は、出張している間に変な電話がかかり続け、「なんだろう」と思っていたら、その間に、ご家族が振り込め詐欺に遭っていたということがあった。その後、「なんで、そんなことを!?」「電話にまったく出てくれなかったじゃない」ということがあったそうな。それで、あの変な電話は、振り込め詐欺だとバレナイように、家族と連絡取れないように、ということだったのかと気づいた、らしい。
(皆様、ご自分のご家族をもう少し信頼してあげてください。
そんなこと、する/あるわけないじゃないですか! 本人に確認します!!と。)
―集会(教会)のほうでは、被害に遭った、という人はいなかった。大抵、途中で気付いたという。
そして、その中のおひとりから、とても素晴らしい対処法をお聞きした。(一応、許可取得済み)
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Aさん「2回も振り込め詐欺にあったわ。」
―え、大丈夫でしたか?(異口同音)
A「1回目は、とりあえず振り込みにいかなかったから無事だったんだけど、ホントに、振り込め詐欺だと気付かせないのよ!! ・・・(大幅に中略)・・・でね、2回目は、B(子ども)の上司という人も出てきて、「Bさんもね、ほら、泣いていて・・・」と、泣いているBに電話がかわったのよ。」
「子どもが泣いているところなんて、聞いたことがないから、・・・あれ?ホントにBの声かしら、あの子、こんな泣き声だったかしら、って思いながらも、聞いていたのよね」
― そうですよねぇ(皆、うんうん、うなづく)。
「それでね、泣いているBにこう言ったの。
『あんた、ね。
高い勉強になったけど、これを機に悔い改めて、イエス様を信じて、きちんと歩んでいけば、きっと神様も赦してくれるから!!!!・・・(略)・・・』
って、ほんとに、真面目にそう諭し続けてしまっていたの!! あとから、オレオレ詐欺だって気づいたんだけど」
―(!!!!!!!!!! キャベツおよび向かいの子は、目を見張った。)
― ・・・それって、振り込め詐欺の電話の人、驚いたでしょうねぇ・・・。だますつもりが逆に、お説教くらってしまうなんて・・・。
― これは、新しい対処法だ・・・!!!!
A「ホント、恥ずかしいわ! あの子だと思って、思いっきり、お説教してしまったんだから!!」