今日は12月25日。
いうまでもなくクリスマスです。
オミクロン株でコロナ第六波の兆候がみえるなか、あまりクリスマスを祝う気分でもありませんが……
しかしそんななかでも一筋の希望を、ということで、今回はクリスマスソング特集をやりたいと思います。
私のなかでクリスマスの定番といえば、ジョン・レノンの「ハッピークリスマス」。
ちょっと前にジョン・レノンの記事でも登場しましたが、今回はサラ・マクラクランによるカバーを。
Sarah McLachlan - Happy Xmas (War Is Over) (Clear Channel Stripped Raw and Real)
続いて、ブルース・スプリングスティーン。
この人も、今年このブログでよく登場しました。あまりクリスマスという感じのシンガーでもありませんが、なにせキャリアが長いのでクリスマスソングもいくつか歌っています。そのなかから、「ブルー・クリスマス」を。
Bruce Springsteen - Blue Christmas (Live At The Carousel, Asbury Park, NJ - 2010)
クイーン。
今年は、フレディ・マーキュリーがこの世を去ってから30年という年でもありました。
Queen - Thank God It's Christmas (Official Animated Video)
プリテンダーズの2000 Miles。
これは、MVもふくめて、いかにもクリスマスという感じです。
Pretenders - 2000 Miles (Official Music Video)
Do They Know It's Christmas?
この曲は、バンドエイドのオリジナルバージョンやそのカバーを紹介してきました。ポール・マッカートニーの記事で紹介した「ライブ8」にあわせてバンドエイド20によるカバーもありましたが、今回はそこからさらに10年後の、Band Aid 30 バージョンを。
Band Aid 30 - Do They Know It’s Christmas? (2014)
「ウィルスを止めよう」というスローガンがついていますが、これは2014年の曲なので新型コロナのことではありません。エボラ出血熱の話です。
グローバル化が進んだ21世紀、人類にとっての脅威は戦争や飢饉より疫病なのかもしれません。
ここから、クリスマススタンダードを。
O Holy Night。
Libera という少年合唱団による歌。
Libera - O Holy Night
この歌は、一説に、録音技術が開発されて歴史上はじめて録音された歌だともいいます。
サイモン&ガーファンクル「山の上でつげよ」。
この二人が歌うクリスマスソングといえば「きよしこの夜/7時のニュース」がよく知られていますが、今回はこちら。
Go Tell It on the Mountain
この歌は、ピーター、ポール&マリーも歌い、そのバージョンをボブ・マーリィがカバーしたりもしました。
ただし、PPMのバージョンは歌詞がだいぶ変わっています。
PPMのメンバーはユダヤ教徒であるため、キリストの生誕を祝う歌を歌うのは宗教上よろしくなかったということらしいですが……しかし、それをいったら、じゃあポール・サイモンはどうなのかという話にもなってきます。
まあ、そもそも論でいえばクリスマスがキリストの誕生日だというのも間違いなわけであって……ただ、その虚構のなかに一つの真実がある。それは、宗教のこととはまた別の話だと私は思ってます。サイモン&ガーファンクルがこの歌をとりあげたのも、宗教云々とは別の次元からなんじゃないでしょうか。
ジャスティン・ビーバーによる、Little Drummer Boy。
生まれたばかりの王(イエス・キリスト)に、自分には贈り物が何もないので太鼓をたたきます……という歌。
このイノセンス感は、ジャクソン5でこれをやっていたマイケル・ジャクソンに通ずるものがあるかもしれません。ラップが入ってくるところでガラッとイメージが変わりますが……
Justin Bieber - Drummer Boy ft. Busta Rhymes (Official Audio)
最後に、日本代表として、桑田佳祐「素敵な未来を見て欲しい」。
PVのイメージではわかりにくいですが、歌詞中にクリスマスという言葉が出てくるので、クリスマスソングに数えていいでしょう。
桑田佳祐 – 素敵な未来を見て欲しい(Full ver.)
ロックスターは道化師の仮面の奥にピュアな心を持っている……とこのブログではいってきましたが、桑田佳祐という人はそれが実に鮮明です。