一般にお盆と言っているのは、盂蘭盆会(うらぼんえ)の略。別に精霊会(しょうりょうえ)ともいわれ秋の季語でもあります。
このような節季にかかわる言葉は、言うまでもなく旧暦のものなので、ほとんどが、季節感を失った言葉となっています。旧暦では7月13日から15日がお盆です。新暦では8月27日が15日ですから、まあそこそこ8月15日なら許される季節感といえるのです。
例年、お盆が夏と秋の境目のように感じていました。だけど、今年の15日は猛暑日でした。昨日はクーラーを入れっぱなし、外に出る元気はまったくありませんでした。
天気予報では、今日は雨も降り、暑さも遠のくといっていましたが、こんなによくも当たるものかと思うくらい、昨日に変わる今日でした。夕方には、外は全くの秋風、風邪でも引くくらいの寒さになっていました。
午前中、お寺の盂蘭盆会法要にいってきました。お坊さんの話で、昨日15日住職と若さんで、400戸の檀家回りをしたのだそうです。我が家には若さんが来ました。入るなり「涼しいですね!」と言ってくれました。クーラーが利いていたからです。お茶も飲まずに帰られましたが当然です。それにしても、今年一番の暑さの日、ご苦労様でした。
道新の夕刊に「猛暑一休み」という記事がありました。一休みしたらまたあの暑さが舞い戻るなんてことはないですよね。もう夏は満喫しました。