現職の警察がストーカー、挙句の果ては相手を射殺、そして自分も拳銃で自殺。闇の職安とか言う携帯サイトで集まった見ず知らずが、まったく関係の無い通りすがりの女性を拉致、お金を奪って殺してしまう。中学時代の同級生を呼び出して、何人もで殴り殺す。モデルのスカウトだといって若い女性を監禁する・・・この二日くらいの間に報道されたことです。
本当に、日本って国どうなったの?と、たまらない思いにさせられる。でも、これらは異常な事件だから報道されるので、日本国中がこんなに乱れているわけではない。でも、私たち戦中派にとってみれば、とても考えられない事件がおきていることに、戸惑うのです。
新聞の投書欄をよく見ます。その中には、心温まるお礼の言葉が毎日のように出ている。落とした財布が届けられていた。事故で困っていたらみんなが親切に助けてくれた。落とした携帯電話が警察に届けられていたなど。世のなかこんな素敵な出来事もたくさんあるのです。ただ報道されないだけで、実は日本は美しい国なのです。
この30年くらいの間での変貌は、一面ひどいこともありますが、公害問題の解決は素晴らしい成果を挙げています。特に河川の浄化は目覚しいものがあります。魚の棲めない河川が、今は綺麗になった。札幌でも豊平川が鮭の上れる川になり、ました。市内を流れる川にしても、生活排水で汚れきっていたのが、変わりました。襟裳の海は、住民たちの河川の上流への植樹が川を生き返らせ、同時に海も生き返らせたと言います。
木々をことごとく切ってしまったどこかの国は、山の保水力が無くなり、洪水の被害が年々ひどくなったりしています。温暖化対策も、日本は必死で取り組んでいます。
日本は、素晴らしい国なのです。昔からのよい風習ものこされ、暖かい暮らしが引き継がれている多くの市町村があるのです。都市化での人間関係の希薄化が嘆かれますが、何とかしたいと考えている人も多いのです。