手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

北詩連 審査会に行ってきました

2012-03-04 18:18:54 | 詩吟関係
  23年度の最後の審査会が教育文化会館で実施されました。今は審査委員でもないのだから急ぐこともないのに、自宅の近くのバス停でのバスの遅れを考えると、ぎりぎりに之なるバスを選ぶことができず、余裕を見て7時40分のバスで出かけることにした。5分遅れてきたけれど、駅について札幌行きの時間を見たら8時50分発に間に合う時間だったので、それに乗りました。

 8時40分くらいにニトリ会館前についてしまった。ゆっくり会館に向かっていたら、信号を通り越したところで、一人の男性に声を掛けらニれた。「元の文化会館はあれですか」と言って、教育文化会館を指指します。一瞬、「元の」という言葉が引っかかった。ニトリ文化会館は、元厚生年金会館です。教育文化会館は昔から教育文化会館なのです。ひょっと手を見たら北詩連の教本を持っているのです。間違いなく審査を受けに来た人なのです。それで、教育文化会館はこれです。審査に来たのですかと聞いてみたらそうなのだといい、私にあなたも審査ですかと聞く。それで私は受けないけれど、お弟子さんが受るのでと言ったら、あっ先生だったのですか失礼しましたと謝られた。希鐘会の会員さんでした。

 早かったので、私はろロビーでコーヒーを飲んとで時間をつぶしました。

 今回の審査会は記録的に早く終わる審査会になりました。いつも二会場に分かれます。今回も同じですが受審者が少なく準7段以降の部は午前中で終わりました。低段位の方は午後までになりましたが、それでも今まで経験しない時間で終了となりました。

 私の会からは四名受審しましたが、残念ながら一人も短縮者を出せませんでした。結構、いい吟をしてくれたのですが失敗もしているので
仕方がありません。

 私自身はよくやってくれたと評価しています。特に、準2段を受けた二人は、口の開け方、力強さはほかの方に負けていませんでした。まだ二回目の審査です。荒は確かにたくさんあります。審査好評で口の開閉、腹の底からの発声を要求している、そんな点では後の高段者以上にできている。ただまで未熟ですから、余韻の引き方が長すぎたり、熟語の読みに間延びの部分があったりしたけれど、高段者ならとがめられてもこの段位では認めてくれてもいいのではという感じがありました。また、もう一人、審査委員長から注意を受けました。「イ」という母音で引くところに「ニ」という言葉が入ったというのです。私も聞いていましたし仲間も聞いていましたが全く気が付きませんでした。審査員でもみんながそのように聞いたのか一寸疑問です。そんな言葉とか、そんな余韻が生まれるところでもないのです。このような場合、一人の先生がそのように判断して審査員全員の判断になるとしたらこれは困ります。そんなことはないのだと思いますが、そんな印象を与えていたようです。

 多分、この私のブログを読む方も多く、自分の所属する吟会の恥部をさらすようなこの文章に不快感を持たれる人も多いでしょうし私に対する風あたりも強くなると思う。ひょっとしたら私の会員に対してもマイナスになるかもしれない。とにかく、まだまだ研修が必要です。

 詩文の読み方も詩心に迫るものがなく、口先だけの吟で終わらす人のなんと多いことか。これは指導者の指導力の問題でもあります。もしもそんな指導に終始している方が審査委員だったら、逆に迫力のある吟がマイナスの評価をされるかもしれない。

 講評で、「訓読」をもっとしなさいという。詩吟では、「素読」でなければならないのです。訓読と素読の違いをどのように説明するのでしよう。私は、他流から加盟しまだ六年しかたっていないから、昔からのこの吟会の指導の実態を知らないので余計感じるのでしょうが、私も吟歴ではほぼ40年ありますし、他流日本詩吟学院と象堂流でも勉強してきました。そんな経験がこんな言葉を吐かせているのです。

 他流から北詩連に加盟した私の感想は、とりも直さず他流からの評価につながるのです。私を唸らせ、私が北詩連を最高のものと言える
活動に昇華してほしいものです。
コメント
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