紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本ムラサキ、春未だ

2023-02-18 20:29:13 | 日本ムラサキ栽培
「未発芽種子、起死回生なるか?」
日本ムラサキの種(並)100粒の発芽を試みた際、未発芽の種子を回収した。
「日本ムラサキの生育2023・睦月  2023-01-21 20:29:01」 先月1月21日のことであった。
暫く室温にて保管し、その後 低温0°Cの氷水にて10日間を経た。


28個が回収した未発芽の種子である。仕切り直しは如何に?

この内、マークの入った5粒は傷みが入っていた。
更なる同様の発根条件下では無理かと、以下の方法に変更した。


ポットの培土は赤玉土のみで、最下部には大玉が入っている。

(並)以外の種で不発芽の種子も同じに保管し氷温水での処理を試みた。

発芽の可能性は3月にならなければわからない。

この時期の育苗中の注意点はなんと言っても水分補給である。
ポットの表土が乾燥すると、つい水を差したくなってしまう。
これが繰り返されると生育不良となる。要注意!
萎えしおれた葉が補給のサインである。ここまで待つ事は難しいが・・・。


ポットの底穴から吸水させる方法で湿気が見えたら引き上げる。
萎えしおれた葉も間も無く、元気に葉を広げる。

     「はるいまだ ひかげにのこる ゆきとけず」

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