普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

原発を止めた後の責任を取らない反原発派

2012-07-14 17:26:36 | 電力、原発

・激しくなった温暖な日本の気候・その原因は地球温暖化も・原発は危ないから止めろと言うばかりで止まった後の責任を取らない反原発派・「自分の権利は主張するもの、義務や責任は他に要求するもの」と言う日教組の教えの実践・反原発を売り物にする一部政党
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・激しくなった温暖な日本の気候
 久しぶりに気象庁の言う「今まで経験したことのない大豪雨」が久しぶりに熊本、大分、福岡県などを襲い、27万人に避難指示・勧告がだされ判っただけでも死者は20人、行方不明者は8人と言う大きな影響が出たそうです。
 この報道を見て地震保険の代理店の人との話しを思い出しました。
 住宅金融公庫のローンの条件で火災と地震保険で入っていたのですが、「すまいの保険」の規則の変更で契約を見直すことになったのです。
 特約としての火災、落雷の保障は従来通り、水災は家が高台にあるのでこれも今まで通りゼロ。
 風災に就いては北九州市周辺では最近殆ど台風が来ないので、最低の保障レベルに下げ保険金を節約することにしました。 
 私の青少年時代の1930年から60年ころまでは福岡県は台風銀座と言われた様に日本に来た台風の3本に2本は福岡県を抜け日本海に出るか日本列島を縦断していました。 しかし最近は年に1~2本が県を縦断するか掠めるくらいです。
 そう言えば全国的に雨が降れば豪雨とその大きな被害。竜巻は米国が本場と思われていたのに日本でも多発。
 そして前述のように台風の進路の大きな移動。
 これは長期的視野から見れば単なる偶然か、今回の大震災・大津波ように判らないけれど既定の事実でしょうか。
・日本の気候変化の原因は地球温暖化も
 心配性の私は上記のような難しくて手の出せないような問題はとにかくとして、やはり今まで言われていたように、そして対処できる温室効果ガスの問題を考えるべきだと思うのですが。
 鳩山さんが同ガスの25%削減と国連で大見得を切りました。
 そしてその世界への約束はまだ生きており、全国的な気候の変化は明らかです。
 そして現実は福島第一の事故のため反原発運動が盛んな今地球温暖化など言う人は誰一人として言う人はいません。
・原発は危ないから止めろと言うばかりで止まった後の責任を取らない反原発派
 そして大飯以外の原発は全部停止。その穴を埋めるため火力発発電所はフル稼働で温室効果ガスを排出し、地球温暖化に貢献しています。
 反原発運動に参加している人達の中には環境保護主義者もいると思います。
 主催者発表15万(本当は2万そこそこと言う人も)と言う首相官邸を囲む反原発デモの人達の中で「地球温暖化など目をつぶっても原発を止めろと」叫んではどうですか
 今回の熊本・大分の水害で水力発電所も何カ所か事故で停止したそうですが、九州電力はその分火力で補うしかありません。
・原発停止→温室効果ガス増大→地球温暖化→日本の温暖な気候の劇的な変化。
・石化燃料の輸入の増加→燃料の高騰→電気料金の値上げ
・効率の悪い再生エネルギーの高価な買い取り価格→電気料金の値上げ。
・石化燃料運搬ルートの安全確保。
・電気料金の値上げと所要電力確保の不安→産業の空洞化→地域の経済の停滞と雇用の減少。
・石化燃料の涸渇と代替え燃料の確保。
・日本だけ原発を止めてもそれを増設中の中国、韓国の原発の事故が起これば、偏西風や海流に乗って放射能汚染物質が流れてくるがその防衛策は。
などなどなど、原発を今後どうするかは国の方向を左右する問題です。
・「自分の権利は主張するもの、義務や責任は他に要求するもの」と言う日教組の教えの実践
 然し反原発派は原発は危ないから止めろ一点張り。
 それに伴う問題の解決は政府や電力会社の責任だでは済まされないと思います。
 何故なら日本は民主主義国家で、基本的には民意に基づく運営をされるべきです。
 だから国民もその意志発表は自由ですが、それには責任が伴います。
こんな分かりきったことを素人の私が書いている日本。
 これを書いている内に、「自分の権利は主張するもの、義務や責任は他に要求するもの」と言う日教組の教えを思い出しましたが、これでは世の中が立って行かないのは当然です。
・反原発を売り物にする一部政党
 そしてなおたちが悪いのはその反原発ムードを利用して、選挙のマニフェストに(原発停止に伴う対策も入れずに)ただ反原発を謳おうとする一部の政党。
 こんなことで日本はこれからどうなるのでしょう。

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