3月20日の豊洲市場の安全についての都の専門家会議で、座長の平田さんが同市場は「科学的、法的には安全、あとどうするかについては政治の問題」と結論が出ました。
その他会議では9回目の数値を暫定値から確定値に変更、異常の数値が出たのは、地下水管理システムの稼働が原因としました。
小池さんはそれに対して「基準を上回っている事実は非常に重く受け止めねばならな
い。移転のスケジュールについては、専門家会議や百条委員会が行われるので判断はまだ早い」と明言を避けたそうです。
専門家会議は上記のように最終的と思われる発言をしているし、百条委員会では関係者の責任問題を問う場なのに??
専門家会議では豊洲関係者から、
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「こんな報告で関係者や消費者が納得出来るか」との怒号(これは専門家ではどうにもならないことで誰に言っているのでしょう。)
・
「豊洲の安全問題を政局の場にしようとするのは可笑しい」
・「安全安心」と小池さんは言うが「不安を煽っているのは小池さんではないか」
の意見・石原さんへの聴取に関して読売新聞も石原さん批判に加えて、「市場問題を都議選の争点にするため移転の最終判断を引き延ばすなら都民や市場関係者の不信を招こう」との社説。
今まで「何でも小池さん」の空気が変わり、石原さんと言う仮想的を作って次回の都議選を有利にしようとした彼女の作戦に狂いがぎ来たようです。いまさら「石原さんの言いだした豊洲は安全」に乗りにくいし、選挙の後に豊洲安全宣言をするのは前記のような批判は免れない。結局は小池さん側から出ていると言う都民からの投票と言う、小池さんらしくない都民に責任を被せるやり方に頼るしかないのでしょうか。
私も前回の投稿で小池さんの豊洲関係者の不安を取り上げて選挙を有利に進めるなど大反対だと書きました。 自民党都議は都知事選のとき小池側に立っ都議に対して、親族まで罰するという江戸時代のやり方で都民を呆れさせ、小池さんの挨拶廻わりで子供のように冷たくあしらい、都議会で何十もの質問の事前通告をしないで戸惑う小池さんに対して嘲笑するなどで、すっかり小池さんを「悲劇の英雄」に仕立て、その自民党都議のやり方に愛想を尽かせた公明党を小池陣営に回すなど大失敗を繰り返しました。
自民党都議は今こそ立ち直って本来の都議らしい仕事、豊洲が安全か否かを議論し、豊洲の安全を政局絡みにしようとする小池さんを厳しく追求すべきだと思うのですが。
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