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原発の町薩摩川内から娘が帰ってくる

2016-03-15 15:56:09 | 日記

 今年1月1日の初詣で〝うちの奥さま”が、神様にお願いしたのは、原発の町、薩摩川内市の職場に勤める娘の転勤。転勤先は原発の町以外であればどこでもよいという。とにかく薩摩川内の外へ出してほしいと。

 東日本大震災から5年がたつた。警察庁の発表では、震災の死者が15,894人、行方不明者は2,561人。避難生活を送る人は今もなお17万人以上を数えるという。

 九州電力川内原発1号機が再稼働は2015年8月11日、午前10時半より再稼働したものの、10日後の21日には復水ポンプ付近でトラブルが発生、21日に予定していた出力上昇を延期した。冷却水に海水などの塩分が混入した可能性が指摘されている。

 新規制基準による再稼働は全国初めてだったが、その後、新規制基準への異議や避難計画の不備が専門家から続出しており≪川内原発は日本で最も危ない原発の一つ≫と「原子力規制を監視する会」の阪上武さんは述べている。

 また、3月9日には1~2月に再稼働した関西電力高浜原発3、4号機を巡り、福井に隣接する滋賀県の住民の運転を差し止める訴えを大津地裁が認め、2基の運転を差し止める仮処分決定を出した。司法が、福島原発事故の原因が解明されていない中で、地震・津波への対策や避難計画に疑問が残ると判断したものだ。

 また、3月14日の新聞は、川内原発周辺の放射線測定装置、モニタリングポストのほぼ半数が事故時の住民避難の判断に必要な放射線量を測れないことが分かったと報道された。

 サラリーマンにとって転勤は宿命だが、娘が熊本から薩摩川内に転勤になったのは一昨年4月。毎日、熊本から薩摩川内へ九州新幹線で通っている。しかし親としては、5年を経過した福島原発の事故や震災の被害状況など、再稼働した川内原発のずさんともいえる非難計画を聞くたびに、川内原発で事故が起こればと、なおさら娘のことが心配でならない。

 朗報が届いた。昨日、娘から「熊本に転勤になる」と電話があった。〝うちの奥さま”の顔が急に明るくなった。

 だが待てよ、娘の転勤は我が家にとっては朗報だが、もし事故が起これば地元の人たちはどうなるだろう。

 ≪絶対安全≫という原発神話は、福島の事故ですでに崩壊してしまった。それなのに、政府や原子村の人たちは、時がたつにつれ、再稼働を含めた原子力依存社会へと本家帰りを強めている。

 原発について、国を挙げて考えなければならない時期にきたと考えるのは私だけだろうか。