29日、初めて全国選抜高校野球大会準々決勝に進んだ秀岳館は木更津総合(千葉)と対戦した。猛打の後には貧打ありと言われるが、木更津総合早川投手の伸びのある速球に押され、秀岳館打線はまったく手が出ない。8回までに打ったヒットはわずか2本だけ。腹立たしいほどの貧打だ。
9回裏の攻撃では、アルプス応援席にもあきらめムードが漂い始めていた。テレビの前のわたしも、一所懸命応援はしてはいるものの投げやりな気分になりかけた。ところが思わぬドラマが起きた。奇跡と言ってもよいドラマだった。
9回裏1点を追う秀岳館の攻撃、2四球で2死一三塁となって廣部選手にライト前の適時打が出た。同点だ。続く堀江選手がセンター越えの大きなフライを放ち逆転サヨナラ勝ちしてしまった。嬉しくて笑いが止まらない。粘り勝ち。拍手喝采。いよいよ次は準決勝だ。
準決勝の対戦相手は、同じ九州地区代表の海星(長崎)を猛打で破った高松商業。もちろん秀岳館が準決勝に進むのは初めてのこと。心置きなく戦い、ぜひ、決勝戦へコマを進めてほしいと願うばかりだ。海星に快勝した高松商業、猛打の後に貧打、次の準決勝、順番からすると貧打だろう?と願いたい。
30日13時30分プレー開始の第2試合。木更津戦の貧打は猛打の準備と期待したい。秀岳館の勝利を期待し、明日の準決勝戦が待ち遠しい。