きょう午前、福岡では、ソメイヨシノの標本木に6輪の花が開き、全国のトップを切って、開花が発表された。
平年より4日、昨年より3日早い開花だそうだ。熊本の日中の最高気温は19℃、明日も晴れで気温も今日と同じくらい上がるだろうと予報が出ている。この暖かさで花芽の成長が進み、楽しみにしているお花見も近く開けそうだ。
お花見といえば≪ソメイヨシノ≫だが、それにしても桜の花の種類の多さには驚く。その数は600を超えるとある。さくら節だけでもヤマザクラ群( ヤマザクラ、オオヤマザクラ、カスミザクラ、オオシマザクラなど)、エドヒガン群〔エドヒガン)、マメザクラ群(マメサクラ)、チョウジサクラ群(チョウジサクラ)、カンヒザクラ群(カンヒサクラ)、サトザクラ群(雑種からなる群)などがあると百科辞典に出ていた。
山さくらや八重サクラは、春の深まりとともによく見かけるものの、ほかのサクラはいつも見るのだろうが、よく覚えていない。日本で一番早く咲くサクラは沖縄のヒカンサクラ。1月中頃にはお花見ができるそうだ。熊本の〝千原サクラ”も美しい。花は少し緑がかっている。
熊本の花見の名所として1番に上がるのは天下の名城〝熊本城”。それは見事だ。この季節、城内は花見客と観光客で大賑わいとなる。我が家の花見はその人出を避けて、天守閣から少し離れた三の丸広場と決めている。美酒を傾けながらじっくりとお花見ができる。まさに熊本城の穴場だろう。
あと数日、待ち遠しくてならない。