n45-50

ロシア・サハリンと北海道を結ぶ架け橋ネット。
サハリン州には。、ロシア人もウクライナ人も住んでいる混住地域です。

ナキウサギ 天然記念物の指定に・・・・?

2006-09-23 09:14:33 | 動・植物・環境
北海道には、国・指定の天然記念物が多くあります。
ナキウサギも絶滅危機種(レッド・ブック)に環境庁から指定されています。
文化庁では、昨年・北海道教育委員会にナキウサギの実態調査を依頼しました。
10市町村に渡るナキウサギの生息区域に対して「天然記念物の指定」の有・無を聞き取り調査を実施し「殆どの町村は指定に反対」であると北海道教育委員会は、文化庁に報告していました。
しかし、新たなる調査の結果、予定区域の町村では「その様な回答をしていない」と判明。
何とも、北海道教育委員会のズサンナ調査・お役所仕事!!
ナキウサギもこれで一安心。
目出度し、目出度し・・・氷河期からの生きた化石も北海道でのんびり生息できる事でしょう。
北海道→サハリン
写真・十勝岳のナキウサギ
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サハリン州事務所開設

2006-09-22 08:15:54 | 情報
サハリン州政府の代表部の事務所が北海道に開設されました。
昨日行われた開所式には、サハリン州副知事のノビコワ氏をはじめ政府関係者や北海道庁関係者が集いました。
文化・産業・観光などの事業の情報交換の窓口となる事を期待されています。
「代表部の開所で友好交流が大きく発展する事と考える。」とノビコワ副知事は挨拶を述べていました。
代表部には、二名のサハリン州職員が常駐する。

北海道庁は、2001年にすでにサハリン州ユジノサハリンスク市に常駐事務所を開設している。
双方の事務所開設でサハリン州と北海道の交流事業に弾みがつく事を期待しています。
関連記事
日本の札幌市(北海道)でサハリン州の代表部が開設される。
これは日本で代表部を開設する2回目の試みである。
一回目は1年間半前、釧路市で開設されたが、合意文類の形成が困難であったためその存在は長くなかった。
メリニコフ国際・対外経済関係・地域間交流委員会副委員長によると新代表部の開設は日本法務省及び両国の外務省と調整されたものなので問題が発生することはない。開所式のためノヴィコワ副知事をはじめサハリン州代表団が日本に到着した。
9月21日の晩行われるレセプションにロシア総領事館、北海道庁、銀行界の代表者が招請された。代表部の事務所は札幌の中心地、ビジネスエリアに位置している。
クトヴォイ氏が代表になる。彼は釧路市の最初の代表部に勤めていた。
彼の他にもう2人、経理担当者と通訳が勤めることになる。
将来スタッフが増える予定である。
改めて開設された代表部が解決する主な課題は、経済関係ではない。
すなわち、コンサルタントサービス、パートナーの探索、両国の非営利交流の発展である。
ASTV NEWSより
北海道→サハリン

コメント (3)
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サハリン報告 国際水産業展示会

2006-09-21 09:48:44 | 情報
19日からユジノサハリンスク市で第10回国際水産業展示会が開催されている。
今回の展示会は極東地域の水産業者の可能性、特に、サケマス類の孵化の規模の拡大、水産生物資源の人工養殖についてのものである。
また、いつもの通り、魚の漁獲・保存・加工分野における新技術が展示される。
「サハリンエクスポ」とモスクワの国際商工代理店の支援による同展示会の主催者は「サハリンエクスポセンター」とのこと。
同展示会の枠内でサハリン州における養殖漁業の発展に関する協力方向についての会議が開催された。
同展示会にはサハリン州、ハバロフスク地方、沿海地方、アムール州、チェリャービンスク州、モスクワ市、サンクトペテルブルグ市、ウクライナ及び韓国とドイツからの水産会社及びその関連企業が参加している。
サハリン→北海道

写真・無国籍??の花咲カニ
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政府と民間企業の分け前紛争

2006-09-20 07:18:13 | 情報
生産物分与協定でもめるロシア政府と外国企業。
分け前が少ないと不平を言うロシア政府、一方ロシアの国内開発に貢献している外国投資企業の軋轢である。
サハリン2の開発母体は、日本を始めオランダ・イギリスが行ってきた。
開発当初の契約は、投資額に見合う金額を回収した後にロシア政府・サハリン州政府への分配が行われる事である。
しかし、この投資金額を外国企業が増額した時点から問題が起きた。
ロシア政府は、当初の投資金額を守れと要求したが、サハリン2側はその問題を保留にした。ロシア議会はこの増資に反対する議員が大半を占めた。
その理由は、「外資が増資すると何年も配分が遅れる事でロシアの税収が回収出来ない」との事である。プーチン大統領もその意見に理解を示した。
生産物分与協定は、当時のエリツエン大統領が国内景気の発展を望むべき案件として外資の導入を図った経緯がある。
現ロシア政府は、原油・天然ガスの高騰から好景気に沸く国内を視野に、政府系企業の「ガスプロム」社のサハリン2への参画を要求している。
関連記事
ロシア政府は、石油・天然ガスプロジェクトの外国オペレーター企業に全ての鉱物資源採掘者を共通の条件で活動をさせる方法を探し続けている。
それは、これまで締結された取引の条件に違反するだけではなく、外国企業を不利な条件下に置く。
今回、ロシア天然資源省は、外国オペレーター企業に生産物分与協定の実現に関する技術・経済的指標についての情報を要求した。
この情報には、全ての修正点が反映される協定の本文、技術・経済的指標の変動予想、作業開始から現在までの指標の実際の変動が記されていなければならない。
同様な書簡はプロジェクトのコーディネーターであるロシア工業・エネルギー省に送付されたとのこと。
「Wall Street Journal」によると、最近、「エクソン」社と「シェル」社が行っている2つの巨大プロジェクトは調整機関からの圧力に直面した。
協定の基礎的条項は、原油価格が低かったが、ロシアがエネルギー資源の大規模な開発のために外国資本を必要としていた90年代に承認された。
しかし、現在、天然資源省は、サハリンプロジェクトを国家の管理下に置く必要があると発表した。
先週、「エクソン」社は、取引条件の不履行はロシアの投資環境に悪影響を与えると発言したとのこと。
モスクワに働いている西側の外交官は、取引の見直しには、給論を得るまでに何年もかかり、現代における“核爆発”になるだろうと述べた。
企業らは、生じた問題を解決することを期待しているが、圧力が強まっている。ロシア政府は「サハリン2」の経費の倍増に同意したくない。
生産物分与協定の契約の条件により、政府は同意しなければならないが、それは見積書のあらゆる変更に関連がある。
ロシア政府が締結された契約による自分の義務を果たしたくないことは明らかであるとのこと。
ASTV NEWSより
サハリン→北海道
写真・モスクワ政府とサハリン2の間で苦悩するサハリン州政府庁舎
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アロニア 収穫

2006-09-19 06:58:22 | 食べる・飲む
先日、お知らせしましたアロニア効果。
江別市在住の砂川茂吉さん宅のアロニアが見事に成熟して収穫期を迎えました。
このアロニアは、樹齢23年の老木ですが毎年15kgのアロニアを生産しています。
アロニアは、地元でゼリー・アップルパイ・タルト・ジャムなどに加工されてお菓子店で販売されています。

眼の疲れを軽減するポリフェノールがブルーベリーの二倍程含んでいます。
眼科学会でも注目の植物です。
早生種「ロシア産・開花期6月 収穫期8月~9月下旬」と晩生種「アメリカ産・開花期6月収穫期9月上旬~下旬」の二種類が北海道で栽培されています。
土壌は選ばず庭木にも最適です。
植え込み時期は、春・4月末から5月掛けてが理想です。

鑑賞用と実の収穫の一石二鳥の楽しみが味わえます。
写真・アロニアを収穫する砂川さん
<お知らせです>
当ブログ・サハリン担当者は、現在北方四島に出張中です。
地震予知情報の提供が途絶えております。又、ロシア語記述等は24日以降に掲示する予定です。
宜しくお願い致します。
北海道→サハリン
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能登半島紀行 海・山の幸

2006-09-18 06:31:18 | 食べる・飲む
能登半島の珠洲市は、海と山に囲まれた街です。
山に目を向けると、能登マツタケ・干しシイタケ・能登大納言・珠洲米・梅干・能登牛肉・辛口党には銘酒の地酒
海の幸・天然わかめ・めかぶ・岩のり・あごだし(飛魚だし)・トコロテン・天然塩
などが、名産品として挙げられます。

焼物の里としても有名で珠洲焼の窯元は14所に及びます。
珠洲古窯の歴史は12世紀半ば平安時代から桃山時代にかけて中世日本海文化を代表する焼き物として栄えて来ました。
北前船で遠く北海道南部までその焼物は運ばれていました。
能登半島→北海道→サハリン

写真・日本海を望む
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サハリン便り 日本庭園

2006-09-17 07:38:38 | 情報
ユジノサハリンスク市内のガガーリン公園に日本庭園が再現されました。

ガガーリン公園で日本のあずま屋の開場式が開催された。
ロプキン市長は、この日本のコーナーが両国住民間の友好の強化を促進することを期待していると述べた。
樺太時代に作られたあずま屋は公園の飾りとなっていたが、新世紀の初めに壊れはじめるようなった。
3年前、公園のジュク社長は日本のあずま屋の復旧を行うことにした。
個人事業主であるバジェノフ夫婦の支援により、あずま屋の修復が可能になった。
あずま屋までの踏み固めて作られた二つの小道は隣に住んでいる両国の住民を象徴しているとのこと。
同開場式に参加した北海道サハリン事務所の松村所長は、「日本の休憩所には必ずこのようなあずま屋がある。
このあずま屋ができたことにより、ユジノサハリンスクの住民は日本の文化を深く理解できるようになる」と語った。
専門家により、大規模な修復作業が行われた。以前にあったあずま屋は基礎しか残されていない。
新たな屋根が日本でカラフトマツから作られ、格子がサハリンで作られた。
あずま屋の下にツツジと桜が植栽された。

ガガーリン公園には、今年4月に桜が100本植樹されました。
桜並木と日本庭園のあずまやの完成で日本文化の薫りが公園を漂う事です。
公園は、ロシア・日本の絆を一層深めてくれるでしょう。
サハリン→北海道

写真・ガガーリン公園
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能登半島紀行 稲作の収穫

2006-09-17 07:25:13 | 食べる・飲む
能登半島・珠洲市では稲作の収穫が終わりました。
今年は、昨年同様に豊作に恵まれました。
珠洲米は、ミネラルが含んだ土と新鮮な水が生み出したタンパク質豊富な絶品米です。
(珠洲を飲み干す)銘酒は、(酒の国)と呼ばれている日本酒は、二千年の歴史ある日本文化の結晶です。
石川県は、杜氏の数も25と日本一です。
能登流の杜氏は、匠の技術を何百年も培ってきたものです。
珠洲市には、二社の蔵元があります。
北海道の稲の収穫は、今月末の予定です。

能登半島→北海道→サハリン
写真・刈り取られた稲
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能登半島 キリコ祭り準備風景 動画

2006-09-16 06:50:23 | 人・交流

先日、札幌ドームで開催された日本の祭りには、能登半島の「燈籠山祭り」が参加して盛大に山車を引いた。能登半島の二大祭りは、キリコ祭り 燈籠山祭り が行われる。

この映像は、9月9日にNHK・BS2で放映された番組です。地域公共性が求められていますので公開しました。下記をクリックすると無料で映像が閲覧できます。

http://f.flvmaker.com/mc.php?id=fFxcPpX4__GKUTAF6Eq.PMqehLcwBpXCjEYGJBYeIHBtbf/CMgTEYY_6tqRiiNDPOebPWAcckhFbSPKZBkKix

北海道ーサハリン 写真・珠洲市のキリコの山車

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サハリン報告 ロシア外務大臣・閣僚が訪島

2006-09-15 10:34:30 | 情報
ラブロフ外務大臣は初めてサハリン州を訪問する。
同大臣は、第10回国際会議「サハリンの石油・ガス‐2006」で報告を行う予定である。
同会議には、石油天然ガス分野等に従事している外国とロシアの巨大な企業から約300名の代表者の参加が見込まれている。
中間データによると、それはロシア、中国、日本、ヨーロッパ、米国、アフリカ、ラテンアメリカからの政治家、ビジネス代表者である。
国際・対外経済関係・地域間交流委員会の専門家によると、これほど多い来客はサハリンで初めて迎え入れることになる。
同会議の参加者により、燃料市場の状況、最近のロシアの不満の表われである石油天然ガス開発プロジェクトの問題、環境保護問題等に関する協議が行われる。
同会議にグレフ経済発展貿易大臣、トルトネフ天然資源大臣、フリステンコ工業エネルギー大臣が参加する見込みである。
また、「ロスネフチ」社副社長、「エクソン」社社長、「サハリン・エナジー」社社長、「BP」社社長、欧州復興開発銀行のビジネスグループの指導者、PFC ENERGYの社長、「欧州三井住友銀行」の財務課長などが参加する。
現在、同委員会の専門家は外国とロシアの代表団構成の調整を行っている。
その他、サハリン州についての広報資料の準備に関する活動を行い、来客の日程プログラムの準備作業に参加し、外国人とロシア人のために助言指導を行っているとのこと。
ASTV NEWSより
サハリン→北海道
サハリン2のパイプライン工事差し止め訴訟は、この会談で解決するのか?
参画している日本企業としては、大いなる注目である。

写真・会議が行われるサハリン州経済センター
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