既に編み終わってしまったのですが、rowan 28 から bond を編んでいました。
シンプルなセーターでかねてから気になってはいたのですが、こういうのは後回しになりがちです。しかし、今シーズンrowan44の巻頭の特集で、kim自身が着こなしているのを見て、「欲しい、 kimとおそろが着たい!!」と思ったのです。
フエルテッドも在庫で色々持っているのですが、今シーズンはkimプロデュースの色が出ましたよね。それも無茶苦茶気になっていたので、「kimとおそろを編む」を口実に買ってしまいました。一番気になっていたseafarerって青系。
事前に一応、年始に東京で他の色や新色も物色したんですけど。
でも、よく見直したら、kimが着ていたのはcarbonの方だったんです。マガジンには書いてなくて、本家サイトのフリーパターンの方にそう書いてありました。スタートしてから気づいたって間抜けぶり…ただkimカラーが買いたかっただけらしい…
そう、ただ今こちらのパターンはフリーです!
で、このシンプルなパターンをただパターン通りに編むのは面白くないので、全体をシームレスで編んでみる事にしました。
というのは、私、ローワンのパターンで、編み込みのセットインスリーブのものを今後色々編んでいきたいと思っているのです。でも、パターン通りに往復編みすると大変だし、かといってeunnyさんのvenezia pullpverのように身頃の袖ぐりと袖の両方にスティークを作るのも、着た時に縫い代がごろごろしそうでどうなんでしょう。実はdeep V argyleやmoorでも、袖ぐりがスティークの縫い代のせいで伸縮性に欠けるなというのが気になっているのです…
それで、ローワンの編み込みのパターンの写真をよく見ると、肩の手前位までは身頃と袖の模様が合っているのがほとんどなのです。なので、出来るところまで輪で編んでみたらどうだろう?更に全体をそうしてみたらどうなる?と。
考えているだけではうまくできるかどうかよくわからないので、実際にやってみることにしたわけです。
ちょうどラベリでもこんな書き込みをされている方がおられたので。
袖下でパターン通りの伏せ目の目数分を休めて、身頃と袖をつなぎました。
繋ぐ時に、袖側の端の目と身頃側の端の目を2目1度しています。そしてその目を境界のラインとしました。マーカーを付けて区別するだけだと、出来上がった時、ブロッキングの時とか迷うかな?と思ったので、この1目を鹿子編みにしてみました。
ちょいとブレてますが、拡大するとこんな感じ。
ちょうど綴じ代みたいでいいかなと思いました。
パターン通りの減目を、袖、身頃共に、境界の目から更に1目内側でしています。
ここまでは、袖の減目が一度につき1目ずつだったのでよかったのですが、ここから伏せ目が入ってきます。これがちょっと問題。
パターンはあらかじめゲージ方眼にプロットしておきました。
この伏せ目部分全体と、袖の残りの段数を突き合わせると、袖2目に対して身頃3段を合わせていけばほぼパターン通りであることを割り出しておきました。
それで、その比率になるように、身頃の目と袖の目を2目1度したり、身頃だけを編み進めるために輪編みを中断して引き返したり、袖山の伏せ目の段を進めるためにまた輪編みしたりしながら進めました。
この時点では、境界の目とした1目は袖の目として処理し、最初の身頃との2目1度でないものにしました。
この写真は、襟ぐりの減目を始める手前。スクエアネック状態です。
拡大したところ。
袖と身頃が直角に突き合わされているのがわかるでしょうか。
このパターンは、ボートネックで、前後身頃の形が同じです。
ここからはさすがに、糸を切っていかないと襟ぐりが作れません。
それでも、これまでと同様、身頃と袖を3段、2目の比率で繋げながら、反対側で襟ぐりの減目をしていきました。
前後同形、といいながら、前後同形がどうも気になる私は、後身頃を2段高く変更してみました。しかし実際2段ではほぼ差が無いも同然。着るときもどっちが前か悩むんですよね…後ろ身頃にkimタグでも付けるか??見えないけど…
気になる袖ぐりの拡大はこんな仕上がり。
袖山のトップのところにやや乱れがあるような気もしますが、別編みして袖付けしてもこれぐらいにはなるかなぁ、とも思う…
更に拡大して確認どうぞ。
といっても表から見ると、写真では立体感がないしシームレスなのがほとんどわからないのではないでしょうか。
しかし裏の様子は全然違いますよ。
気になる袖山と襟ぐり。
裏側から。
そんなところで、着た写真もflickrやラベには既にあがっておりますが、着た感じのまとめは次の投稿で。
シンプルなセーターでかねてから気になってはいたのですが、こういうのは後回しになりがちです。しかし、今シーズンrowan44の巻頭の特集で、kim自身が着こなしているのを見て、「欲しい、 kimとおそろが着たい!!」と思ったのです。
フエルテッドも在庫で色々持っているのですが、今シーズンはkimプロデュースの色が出ましたよね。それも無茶苦茶気になっていたので、「kimとおそろを編む」を口実に買ってしまいました。一番気になっていたseafarerって青系。
事前に一応、年始に東京で他の色や新色も物色したんですけど。
でも、よく見直したら、kimが着ていたのはcarbonの方だったんです。マガジンには書いてなくて、本家サイトのフリーパターンの方にそう書いてありました。スタートしてから気づいたって間抜けぶり…ただkimカラーが買いたかっただけらしい…
そう、ただ今こちらのパターンはフリーです!
で、このシンプルなパターンをただパターン通りに編むのは面白くないので、全体をシームレスで編んでみる事にしました。
というのは、私、ローワンのパターンで、編み込みのセットインスリーブのものを今後色々編んでいきたいと思っているのです。でも、パターン通りに往復編みすると大変だし、かといってeunnyさんのvenezia pullpverのように身頃の袖ぐりと袖の両方にスティークを作るのも、着た時に縫い代がごろごろしそうでどうなんでしょう。実はdeep V argyleやmoorでも、袖ぐりがスティークの縫い代のせいで伸縮性に欠けるなというのが気になっているのです…
それで、ローワンの編み込みのパターンの写真をよく見ると、肩の手前位までは身頃と袖の模様が合っているのがほとんどなのです。なので、出来るところまで輪で編んでみたらどうだろう?更に全体をそうしてみたらどうなる?と。
考えているだけではうまくできるかどうかよくわからないので、実際にやってみることにしたわけです。
ちょうどラベリでもこんな書き込みをされている方がおられたので。
袖下でパターン通りの伏せ目の目数分を休めて、身頃と袖をつなぎました。
繋ぐ時に、袖側の端の目と身頃側の端の目を2目1度しています。そしてその目を境界のラインとしました。マーカーを付けて区別するだけだと、出来上がった時、ブロッキングの時とか迷うかな?と思ったので、この1目を鹿子編みにしてみました。
ちょいとブレてますが、拡大するとこんな感じ。
ちょうど綴じ代みたいでいいかなと思いました。
パターン通りの減目を、袖、身頃共に、境界の目から更に1目内側でしています。
ここまでは、袖の減目が一度につき1目ずつだったのでよかったのですが、ここから伏せ目が入ってきます。これがちょっと問題。
パターンはあらかじめゲージ方眼にプロットしておきました。
この伏せ目部分全体と、袖の残りの段数を突き合わせると、袖2目に対して身頃3段を合わせていけばほぼパターン通りであることを割り出しておきました。
それで、その比率になるように、身頃の目と袖の目を2目1度したり、身頃だけを編み進めるために輪編みを中断して引き返したり、袖山の伏せ目の段を進めるためにまた輪編みしたりしながら進めました。
この時点では、境界の目とした1目は袖の目として処理し、最初の身頃との2目1度でないものにしました。
この写真は、襟ぐりの減目を始める手前。スクエアネック状態です。
拡大したところ。
袖と身頃が直角に突き合わされているのがわかるでしょうか。
このパターンは、ボートネックで、前後身頃の形が同じです。
ここからはさすがに、糸を切っていかないと襟ぐりが作れません。
それでも、これまでと同様、身頃と袖を3段、2目の比率で繋げながら、反対側で襟ぐりの減目をしていきました。
前後同形、といいながら、前後同形がどうも気になる私は、後身頃を2段高く変更してみました。しかし実際2段ではほぼ差が無いも同然。着るときもどっちが前か悩むんですよね…後ろ身頃にkimタグでも付けるか??見えないけど…
気になる袖ぐりの拡大はこんな仕上がり。
袖山のトップのところにやや乱れがあるような気もしますが、別編みして袖付けしてもこれぐらいにはなるかなぁ、とも思う…
更に拡大して確認どうぞ。
といっても表から見ると、写真では立体感がないしシームレスなのがほとんどわからないのではないでしょうか。
しかし裏の様子は全然違いますよ。
気になる袖山と襟ぐり。
裏側から。
そんなところで、着た写真もflickrやラベには既にあがっておりますが、着た感じのまとめは次の投稿で。