witch's knitting room

編み物とか、編み物とか、編み物(^m^)

blue jacket progress...

2009-03-23 23:59:32 | wips
これまた既に仕上がっておりますが、VK winter 08/09から#9を編んでいました。

最近雑誌は買っていなかったので、まとめてジミーのところに注文して2月の後半に届きました。で、ぱらぱらとめくっているうちに、どうしてもこれが気になってきて。そう、twinkleのデザインがすごく気になるのですが、自分に似合うかというのと、実用性があるか、というところで、かなり悩むんですよね。その点こちらは、一応暖かそう(レース模様とかではない)だし、このバブルなシルエットが気になる、というので、パターンを読んでみる事に。

で、もう読み出したらあまりにも面白そうなので、絶対に編まねば、と思いました。
同時に、VKのサイトで、360°動画を見て、後ろ姿など、雑誌内に写っていないデザインを確認しました。
で、指定糸が太!高級!しかも今更真冬物か!なので普通はおいそれとは始められないものですが、私はちょうど在庫整理中なので、「ああ、あそこにあったあれ、処分しようかと思ってたけど、どうせ二束三文なら自分で使った方が…」と思い出したものを使いました。
 

Bluej_1メインはこのスキーのマシマロという糸。
柏で路面の毛糸屋さんが閉店する時にまとめ買いしたものです。値段を覚えていませんが…
処分するよりは子供用にでも、と思ってとってあったんです。
50gのカセで、糸長が書いていないのですが、かせくり状態から類推すると60m強かな?

最初に、マシマロ3本取りで編んでみたのですが、さすがに固い編地になってしまったので断念。
作り目する時点で、針サイズを落として、コートではなくジャケット風に仕上げようと思っていました。
というのは、パターンの寸法図の胸囲が大きいように思えたから。
幅の大きいものを着ると、余計に大きく見えるので、いつも必ず避けます。
 
そんなわけで、12mmの針で、マシマロ2本では足りないので、何か合わせるもの~と在庫を思い出したら、適当なスラブヤーンが見つかったのでそれにしました。本当はパターン通りのソリッドな感じにしたかったので、ここで一回トーンダウンしかかったのです。でも編んでみると混ざり物とはいえ、かなり好みなブルーに。おお、ビギープリントみたいじゃないかい?と、これでかなり気分が盛り上がりました。
それから、太糸編地の隙間をモヘアで埋める、というのが年末から気に入っているので、いつも使っているブルーのモヘアを2本を合わせました。5本取り…
 
 

Bluej_2ポケット裏を先に編み、前後身頃を一体化して編んでいきます。
後身頃が前身頃よりも長くなっていて、パターンでは端で作り目しながら編むように書いてありましたが、あらかじめ全幅の作り目をして、編み進みの引き返し編みに変更しました。
太糸で、端で作り目して進んでいってきれいに出来るのか疑問だったので。
裾を仕上げるときの拾い目も、このおかげでやりやすかったです。
 
 

Bluej_3このポケットの感じがまたかなり萌えでして。
カーブを作るための注意書きが最初に書いてあって、???という感じだったのですが、まぁ多分このやり方で良かったのでしょう…。
編みっぱなしではなく、かぎ針で引き抜き編みをすることになっています。これは引き抜き編みも済ませた状態。
 
 
 

Bluej_4身頃をパターン通りに編んで、着丈が疑問だったので中断。袖を編みました。
ゲージを変えているせいで、袖もパターンのままだとかなり短くなるため、1模様分伸ばしました。
その後、両袖を編み終えてから、背中も2段ずつ足したんだったか…?

 
 

Bluej_5上半分をシュラグとして試着し、下半分を鏡の前で合わせながら、着丈を6段分長くしました。そう、全体の感じがわからないと、と思ったので、たっぷりめの襟も先に編んであります。これはパターン通りの段数に。
 
この後、上下をはぎあわせました。最初、共糸を使って、目と段のはぎで合わせようとしたのですが、下の身頃が重たいせいか、全然思った通りに仕上がらず。なので、下の身頃は(パターン通りに)伏せ目にして、かぎ針で引き抜き綴じで合わせました。ここで、綴じ代を厚くしたくなかったので、段の方は半目内側、目の方は目と目の間にかぎ針を入れました。なので、綴じ代は厚くないのですが、綴じ目はちょっと広がり気味で目立つのかも。しかし、伸縮性は確保出来たのでまぁ良かったかなと思います。そう、上下をつないで試着したら、背中の真ん中が袖方向に引っ張られているような感じがありました。段々馴染んできて、仕上がってみたら気にならなくなったのですが。
 

Bluej_6その後、裾を拾い目して編み、前立てを別編みで編んで
綴じ付けて完成。
裾の拾い目にドラマティックな減目があり、バルーンなシルエットになっています。
 
 
 
 

Bluej_7ボタンは、フランスのビンテージ貝ボタンにしました。
分厚くてなかなか存在感のあるボタンですよ。

元ネタには「コートです!」ってな感じの高そうな足付きボタンが付いてますが、私のは色的にもちょっとカジュアル目?
 
 

はー、とにかく太糸で進みがいいし、次にどうなるのか編んでいて常に面白かった。こんなパターンにはなかなか出会えないので、本当に良かった。複雑といえば複雑ですが、一番小さいサイズでは、パターンにエラーはなかったと思います。かなり丁寧に作られたパターンだと思いました。twinkleに対する個人的好感度アップ!!
で、編地的には、久々に大好きな青を堪能出来てよかったです。

着たところはまた後日。

Comments (2)
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