
お花のチャート 編み図販売開始記事
size ; 98cm
yarn ; Shepherd Cowichan / 100% wool / 117m/227g /
SHADE 904 light gray 5.3 balls
SHADE 931 deep green 0.4 balls
SHADE 940 blue 0.28 balls
needle ; 10mm & 8mm dpns and 10mm circular (Kinki SWITCH)
tension ; 10 stitches and 14 rows
date ; from December 10th, 2010 to January 11th, 2011
お花柄のロングカウチンが完成致しました。
進捗は、3&4つ前の記事でまとめてありますので、書いてないところを。
(あ、他に「こういうところどうなってる?」てのがあればご指摘お願い致します)

4つ前の記事に途中の写真がありますが、ポケット口の前側を前立てと同じように2目ガーター+滑り目にしています。

その後、ポケット裏を、いつものごとく別糸で適当に編み。
幅12cm程度で編んで、欲しい深さになったら4段毎に1目減目、ポケット口の高さと合うようになったら伏せる、といったところです。
ポケット口側は本体と表から見たすくいとじ、他はまつり縫いしています。

半分の(3本取りの)割糸で、滑り目の間に来るように引き抜き編み&鎖編みで編み付けました。割糸なので、滑り目1段に対して引き抜き2目、みたいな感じで。
ホーンのダッフルボタンを4個付けて、ちょっと下の方で糸始末しています(裾までは引き抜き編みを続けていない)

着たところも何回も出ている気がしますが…

実は、ゲージ、製図では10目が10cmだったのですが、ちょいと手が緩めになってしまったようで…
早く気付こうよ、てところですが…
それで、長さも計画より長くなった感じです。
なので、想定より少し余裕のある仕上がりなのですが、腰回りはコレ位無いとまずかったかな…
袖は、もうちょっと細めに仕上がる予定だったのに~、、ってところです。

なので、袖ぐりパツパツにならないように、ラグランは深めにしたのです。
こんな写真でわかりやすいでしょうか。

袖丈は、ゆき丈から決めたので、袖下の長さは短めになっているわけです。
既製品では深めラグラン、結構見たけど、編み図では…どうだったかな…
ドルマンのニットとかはありましたけどねぇ。
やっぱ、kimのWinterですかねぇ。

そんな訳で、着丈、衿、柄含め、重厚長大を好む(?)私にぴったりの、マキシマムなカウチンになったと思います…
重さは、ちょうど7玉分ほど使ったので、1.5kg(!)書くと凄いですが、コートとしてはそう重たく感じません。
ニットにしては、そんなに風も通さない目の詰まり具合だし。とても暖かいです。
ただ、持つとかさばるのは事実です。あまり脱ぎたくないというか…
そうそう、使用量なのですが、各パーツの重量はラベのページ(相変わらずshareする気ゼロ…)にうっとうしく書いてあります。
で、各種カウチン本を見ると「編み手に寄って変わってくるので、糸が足りなくなる場合もあります」的な事が書いてあるんですよね。確かに、編みくるむ裏の緩さで変わってくるだろうな、と編んでみて思いました。そして、プロの方(オーダーで編める方)は、こういうところ、指定通りきっちり行けるんだろうな、同じもの何回か編むとして、全部細部まできっちり同じになるんだろうな、と。なかなかそんな領域までは達せそうにありません…
全く同じものはもう編まないでしょうけど、またそのうち編もう!ということで、2枚分ほど在庫を増やしてしまいました。あああ。いや、1枚分(以上)はねぇ、去年のうちにあったけど…
帰省中にユザとかで探したのですが、実店舗で無かったからセーフだったのに、札幌に戻ったらセールでありましたよ…やっぱ現物見ると弱いですよね…送料かからないし…安いし…
で、また編むかも、があったし、どなたか編み図の必要な方がおられるかも?て事で、一応パターンを、今回は編み図(方眼)で準備しています。
ただ、お花柄については、「私とお揃い要らんだろ?」、とか、「著作権はクリア出来てるのか?」てのがありますので、下書きの段階で止まっています。
そんなわけで、リクエストがあれば、リリースを考えようかな、てところです。