pattern ; Keitodama 2009 Summer issue #142 p.47 by Kazekobo
size ; one size
yarn ; Lich More Linen Surf / 90m/25g / 100% linen / 10 green?? / 7 balls
small amount of blue linen yarn for contrast
needle ; 4.2mm (bodice) & 3.6mm (Japanese no.7 & no.5)
tension ; 20.5 sts x 28 rows
date ; from 6th? to 27th June, 2011
一昨年の毛糸だま2009年夏号(No.142)から、風工房デザインの丸ヨークTを編みました。
去年も同じ号から葉っぱのノースリーブを編みました。
今回の丸ヨークはレビューされた方のブログを見たところ人気のデザインだったかな~と思います。
今シーズンも去年に引き続き?各種リネンを編んでいますが、前の記事のArielleを編み終えた後、じゃあリネンサーフはどんな糸だろう??てのを編み比べてみたいぞと。
春に各店で廃番色セールになった時に購入しました。
リネンサーフ、発売当初から気になっていたのですが、なかなか買いたいお値段で出会う事はこれまでなかったのでつい…
でも、買うからには編むものを決めなくちゃ!!と画像検索したところ、「あ!編みたかったヤツだ!!コレの指定糸だったのか!!」というのがわかったので、本を見直して必要数量確保しました。
で、憧れのリネンサーフですよ。
しかしね、色あいが結構微妙でした…
自分で好んで買った訳ですが、購入する時に画面で見ても、各サイトを見比べても何色かよくわからなかったし、届いて実物を見ても何色か表現するのは難しいと思いました。グレーとグリーンを混ぜた色、ってところですかね。
はて、私はこの色を着たいんだろうか??みたいな…(^^;)
実際、編み始めてみると、私がこれまで編んだリネンとは全く違う風合いでした。
張りはあるのですが、リネンらしい固さ、伸びない感じは無く、弾力があるんです。
「リネンを編みやすく丁寧に加工した糸」という印象を持ちました。
そして、丁寧に加工された印象がある割に、玉の途中に太目のところと細めのところがありました。
ストレート糸は均一であって欲しいと思うし、リッチモアは高級ブランドだし、ちょっと意外でした。
編地に影響するほどの差では無いのかも知れませんが、細いところはちょっと緩めになりやすくて編みづらかったかな…
そんなわけで、編み始めて暫くの間、色も微妙で編み心地も微妙、「これ仕上がっても着るかな~もうやめてほどいちゃおうか?」と何度か思いました。どちらもあくまで個人的な好みの問題なのですが。しかし、編んで完成させてみないとどんな糸だったのかはわからないよね、て事で、その「興味を満たしたいという気持ち」が大きかったので、編み進めることができました。
「リネンサーフは斜行しない糸」というふれこみだったと思うのですが、何となく斜行が恐くて、初めは編図通りに真面目に往復編みしました。
しかし、丸ヨークのデザインなので、最終的には輪編みするんですよね…
そんな事もあり、そでぐりから上は、ちょびっとあるラグラン状の減目部分を含め、編図よりもちょっと早く一体化してシームレスにし、輪編みしました。
袖部分は、いつものようにあとからほどける作り目で足して、リブは後から拾い目して編みました。
どちらにしろそのパートで糸は切ることになるのですが、糸を切るのをなるべく後の方の工程に持って行きたい傾向にあります…(その方が、無かった事にもしやすいし…)
脇下部分のアップ。
ここに本来はラグラン状に短い綴じ代がある訳ですが、そこだけもそもそしそうだし、汗吸って乾き悪そうだし…シームレスですっきり仕上がってよかったと思います。
これは丸ヨークの編み初めたところ。
このヨーク、裏メリヤスベースで時々表目のねじり目がくるデザインなんですよね。
輪編みで延々裏編みを編むのに抵抗があったので(手がつりそうだしな~って)裏から見て表メリヤスベースの模様として編みました。本では決して推奨されないやり方。
シルエットは、脇下からAラインになっています。
この身頃のアイレットが開いているところ、増減目と関係あるのかな?と思っていましたが、ありませんでした…
脇で減目を行うだけです…
糸の推奨ゲージは22目30段ですが、こちらの編図での指定は20.5目28段、割とざっくりめに編んである感じかと思います。
使用量155gに対して、購入したのは7玉175gなので糸長に余裕があるだろうと、着丈を数段多く編みました。
と言っても6段位だったかと。
ヨーク部分のアップ。
本でも襟ぐりには共糸の別の色を使っていますが、私は手持ちの「これもう要らないよね」というリネンのスワッチをほどいて使いました。
手持ち糸から、合う糸あるかと色々思い悩みつつ編み進み、単色のままでもいいのかも?とも思いましたが、編図に従ってみました。爽やかブルーを足して、ちょっと明るい雰囲気になったかも??
斜行感の無い糸のはずですが、微妙に斜行感はある気がします…
毛糸だまのモデルさんが着ている写真でも、ヨークのところ、なんだかまっすぐじゃないですよね。スパイラル入っているように見えると言うか…
ヨークの減目が、1模様のパネルの右端、左端と交互になっているのも影響あるのかも知れないし、ねじり目の影響もあるのかな…
着たところ
色々ブツブツ言いましたが、着易い仕上がりになっています。
色目は相変わらずどうかな~てところなのですが、仕上がってみると素材はしっかりリネンで、着心地爽やかです。
この位のざっくりした編地なら、本州でも着やすいのでは?と思います。
斜行感については、「手で引っ張ると直る」程度で問題無いかと思います。(厳密に「無い」とは言いませんよ…油断すると出てるんで。)
襟ぐりの開き具合もちょうどいいかなと思いました。
細身の方&なで肩の方は、もう少し詰まっていてもよいかもしれませんが…
伏せ目がきつくならないように注意しました。
ヨーク部分のアップ。
ざっくりゲージの分、透け感は増すので、下に何かは着ないといけません…
そんなところで、簡単に編めて着易いデザインだと思います。
毛糸だまでも、「初級レベルの方にも挑戦して欲しい」と書かれています。
しかし、編図で、ヨークの拾い目をどこからするのかとか(普通は左肩後ろですよね、私は右肩後ろにするんですが)ヨークの模様の編み始めはどこなのか(センターをきちんと合わせるため)というのが明記されていないので、初めて丸ヨークを編むという方がこの編図のみで自力で編めるかどうかという事には疑問を感じました。
その辺、洋書の場合は、どこからどういう手順で拾い目するのか文章で書かれているので、迷わなくて済むんですよね。
それで、ついでに「naganasuは丸ヨークが好きらしい」という話題についてなんですが…
振り返ってみると、丸ヨークの完成品というのは、
初めて編んだ(つーてもブログを始めてからという意味、全く初めてではない)ブリス先生のfairisle yoked sweater、maccunに編んだ葉っぱの丸ヨークカーデ、チビズに編んだJenny、Liesl、Sherbet、パピー発手あみの本のワンピ、kuhko様んちに行っちゃったけどHoney、で、こちら風工房という事みたいです。ああ、Oliveは丸ヨークに入るのかな…ヒゲも??
自分用今回も入れて6枚、チビズ3枚。それほど多くないかな~と思うんですが…
丸ヨークのデザインについて、各所で食いついてるってことですかね~例えばEnid Cardiとか無茶苦茶編みたかったし、Bianca's Jacketも編みたかったんですよね。それからGYCもパターンは押さえてあるし、そう言えばチビズと自分にShalomも編むんじゃなかったっけか…そうだ、Shalomと言えば、Owls(残念ながら有料パターンになってしまった)も編むんだったもんね…
他にも思い出せば思い出すほど色々ある気がしますが、kimには丸ヨークは無いんすよね。
やはり問題は優先順位です~~
size ; one size
yarn ; Lich More Linen Surf / 90m/25g / 100% linen / 10 green?? / 7 balls
small amount of blue linen yarn for contrast
needle ; 4.2mm (bodice) & 3.6mm (Japanese no.7 & no.5)
tension ; 20.5 sts x 28 rows
date ; from 6th? to 27th June, 2011
一昨年の毛糸だま2009年夏号(No.142)から、風工房デザインの丸ヨークTを編みました。
毛糸だま No.142(2009年夏号) (Let’s Knit series)価格:¥ 1,260(税込)発売日:2009-04 |
今回の丸ヨークはレビューされた方のブログを見たところ人気のデザインだったかな~と思います。
今シーズンも去年に引き続き?各種リネンを編んでいますが、前の記事のArielleを編み終えた後、じゃあリネンサーフはどんな糸だろう??てのを編み比べてみたいぞと。
【リッチモア】LINEN SURFリネンサーフ価格:504円(税込、送料別) |
春に各店で廃番色セールになった時に購入しました。
リネンサーフ、発売当初から気になっていたのですが、なかなか買いたいお値段で出会う事はこれまでなかったのでつい…
でも、買うからには編むものを決めなくちゃ!!と画像検索したところ、「あ!編みたかったヤツだ!!コレの指定糸だったのか!!」というのがわかったので、本を見直して必要数量確保しました。
で、憧れのリネンサーフですよ。
しかしね、色あいが結構微妙でした…
自分で好んで買った訳ですが、購入する時に画面で見ても、各サイトを見比べても何色かよくわからなかったし、届いて実物を見ても何色か表現するのは難しいと思いました。グレーとグリーンを混ぜた色、ってところですかね。
はて、私はこの色を着たいんだろうか??みたいな…(^^;)
実際、編み始めてみると、私がこれまで編んだリネンとは全く違う風合いでした。
張りはあるのですが、リネンらしい固さ、伸びない感じは無く、弾力があるんです。
「リネンを編みやすく丁寧に加工した糸」という印象を持ちました。
そして、丁寧に加工された印象がある割に、玉の途中に太目のところと細めのところがありました。
ストレート糸は均一であって欲しいと思うし、リッチモアは高級ブランドだし、ちょっと意外でした。
編地に影響するほどの差では無いのかも知れませんが、細いところはちょっと緩めになりやすくて編みづらかったかな…
そんなわけで、編み始めて暫くの間、色も微妙で編み心地も微妙、「これ仕上がっても着るかな~もうやめてほどいちゃおうか?」と何度か思いました。どちらもあくまで個人的な好みの問題なのですが。しかし、編んで完成させてみないとどんな糸だったのかはわからないよね、て事で、その「興味を満たしたいという気持ち」が大きかったので、編み進めることができました。
「リネンサーフは斜行しない糸」というふれこみだったと思うのですが、何となく斜行が恐くて、初めは編図通りに真面目に往復編みしました。
しかし、丸ヨークのデザインなので、最終的には輪編みするんですよね…
そんな事もあり、そでぐりから上は、ちょびっとあるラグラン状の減目部分を含め、編図よりもちょっと早く一体化してシームレスにし、輪編みしました。
袖部分は、いつものようにあとからほどける作り目で足して、リブは後から拾い目して編みました。
どちらにしろそのパートで糸は切ることになるのですが、糸を切るのをなるべく後の方の工程に持って行きたい傾向にあります…(その方が、無かった事にもしやすいし…)
脇下部分のアップ。
ここに本来はラグラン状に短い綴じ代がある訳ですが、そこだけもそもそしそうだし、汗吸って乾き悪そうだし…シームレスですっきり仕上がってよかったと思います。
これは丸ヨークの編み初めたところ。
このヨーク、裏メリヤスベースで時々表目のねじり目がくるデザインなんですよね。
輪編みで延々裏編みを編むのに抵抗があったので(手がつりそうだしな~って)裏から見て表メリヤスベースの模様として編みました。本では決して推奨されないやり方。
シルエットは、脇下からAラインになっています。
この身頃のアイレットが開いているところ、増減目と関係あるのかな?と思っていましたが、ありませんでした…
脇で減目を行うだけです…
糸の推奨ゲージは22目30段ですが、こちらの編図での指定は20.5目28段、割とざっくりめに編んである感じかと思います。
使用量155gに対して、購入したのは7玉175gなので糸長に余裕があるだろうと、着丈を数段多く編みました。
と言っても6段位だったかと。
ヨーク部分のアップ。
本でも襟ぐりには共糸の別の色を使っていますが、私は手持ちの「これもう要らないよね」というリネンのスワッチをほどいて使いました。
手持ち糸から、合う糸あるかと色々思い悩みつつ編み進み、単色のままでもいいのかも?とも思いましたが、編図に従ってみました。爽やかブルーを足して、ちょっと明るい雰囲気になったかも??
斜行感の無い糸のはずですが、微妙に斜行感はある気がします…
毛糸だまのモデルさんが着ている写真でも、ヨークのところ、なんだかまっすぐじゃないですよね。スパイラル入っているように見えると言うか…
ヨークの減目が、1模様のパネルの右端、左端と交互になっているのも影響あるのかも知れないし、ねじり目の影響もあるのかな…
着たところ
色々ブツブツ言いましたが、着易い仕上がりになっています。
色目は相変わらずどうかな~てところなのですが、仕上がってみると素材はしっかりリネンで、着心地爽やかです。
この位のざっくりした編地なら、本州でも着やすいのでは?と思います。
斜行感については、「手で引っ張ると直る」程度で問題無いかと思います。(厳密に「無い」とは言いませんよ…油断すると出てるんで。)
襟ぐりの開き具合もちょうどいいかなと思いました。
細身の方&なで肩の方は、もう少し詰まっていてもよいかもしれませんが…
伏せ目がきつくならないように注意しました。
ヨーク部分のアップ。
ざっくりゲージの分、透け感は増すので、下に何かは着ないといけません…
そんなところで、簡単に編めて着易いデザインだと思います。
毛糸だまでも、「初級レベルの方にも挑戦して欲しい」と書かれています。
しかし、編図で、ヨークの拾い目をどこからするのかとか(普通は左肩後ろですよね、私は右肩後ろにするんですが)ヨークの模様の編み始めはどこなのか(センターをきちんと合わせるため)というのが明記されていないので、初めて丸ヨークを編むという方がこの編図のみで自力で編めるかどうかという事には疑問を感じました。
その辺、洋書の場合は、どこからどういう手順で拾い目するのか文章で書かれているので、迷わなくて済むんですよね。
それで、ついでに「naganasuは丸ヨークが好きらしい」という話題についてなんですが…
振り返ってみると、丸ヨークの完成品というのは、
初めて編んだ(つーてもブログを始めてからという意味、全く初めてではない)ブリス先生のfairisle yoked sweater、maccunに編んだ葉っぱの丸ヨークカーデ、チビズに編んだJenny、Liesl、Sherbet、パピー発手あみの本のワンピ、kuhko様んちに行っちゃったけどHoney、で、こちら風工房という事みたいです。ああ、Oliveは丸ヨークに入るのかな…ヒゲも??
自分用今回も入れて6枚、チビズ3枚。それほど多くないかな~と思うんですが…
丸ヨークのデザインについて、各所で食いついてるってことですかね~例えばEnid Cardiとか無茶苦茶編みたかったし、Bianca's Jacketも編みたかったんですよね。それからGYCもパターンは押さえてあるし、そう言えばチビズと自分にShalomも編むんじゃなかったっけか…そうだ、Shalomと言えば、Owls(残念ながら有料パターンになってしまった)も編むんだったもんね…
他にも思い出せば思い出すほど色々ある気がしますが、kimには丸ヨークは無いんすよね。
やはり問題は優先順位です~~