witch's knitting room

編み物とか、編み物とか、編み物(^m^)

嶋田俊之先生デザインのボーヒュースセーター 進捗

2016-11-14 23:32:08 | wips
ホビーラホビーレのパターン、嶋田俊之先生のボーヒュースセーターを編みました。

8月ぐらい?ラベリーフレンドの方情報で、「今シーズンのホビーラ秋冬は嶋田先生のデザインもあってよさそうですよ!」聞いていて、ネットでマンスリープレスをチェックして、おおっ、ボーヒュース、お色ツボ、けどまたキットのみの販売で高級なんだろうな、って思ってたんです。
その後、お盆ですね、店頭でマンスリープレスの印刷版もらって、よく見ると、ボーヒュースのグラデーションのところは一種類の糸で編めるみたいだし、そこまで高級でもない、けどそのうち売り切れるんだろ?ぐらいに思ってたんです。

で、その事は割と忘れていたのですが、先日↓前記事のヨークツィードカーディガンに付けるグログランリボンを買いに行って、ついでに寄ったホビーラにそのボーヒュースセーターのサンプルが置かれていました。
お色もブルー〜グリーンでツボだったし、使用糸アンゴラツィードのネップも可愛くて。出来心でご試着させていただいたら、サイズもちょっとゆったりで着心地よく感じたので、うーん、と迷った結果連れ帰ることにしました…おいおい…
 
bohus_1
店頭にキット組みされていたので、そのまま買ってきました。アンゴラツィードが7玉、アルパカループが1玉です。どちらの糸も今年の秋冬新商品です。
会計の時に気付きましたが、この編み図は編み図単品でも買えました。ホビーラのデザイナーさんの名前がついたキットって、編み図のみでは買えないのがありますよね??とりあえず編み図のみ買って在庫糸で編めないか妄想するとか、色違いで編むてのもありだったかなぁ〜と…
まぁ、今回は特にツボなお色目だったからまぁいいか、いうところです。

hb_angtw_1
hb_angtw_2
アンゴラツィード、お色は07で、ライトグレーにブルーとグリーンのネップが入っています。遠目だと苔ぽい緑にも見えますが(^^;)単糸でネップの付き具合が可愛いです。アンゴラ混ですが、私は抜け毛はそう気になりませんでした。
 
hb_allp_1
hb_allp_3
アルパカループ、お色は04で、紺っぽいブルー、水色、薄いエメラルドグリーン、濃いグリーン、な感じの段染めです。モヘアっぽくけもけもした部分と、くるくるのループになっている部分があります。大きな玉ですね、80g、妙に中途半端にも感じますが(^^;) 帽子やスヌードに編みきりでちょうどいい量なのかな??

ボーヒュース、と言えば、数年前の毛糸だまで、岡本啓子先生デザインのロングカーディガンが大人気でしたよね(^.^)
毛糸だま no.148 憧れのフェアアイル (Let’s Knit series)
クリエーター情報なし
日本ヴォーグ社
さすがにコレは自分で配色するには難しかろ?いうことで、皆様ほぼ指定のお色を使われてたんじゃないかな〜と思います。

それより前だと、やはり嶋田先生xホビーラのキットがあって(そうそうコレはキットでしか買えなかったはず)けど私は前後して出た本↓ラベリーリンクを買ったので、それに載ってるボーヒュース手袋あるし、キットはまぁいいか〜思ってて。けど見返すとやはりキット編んだ方のは可愛い。
北欧のニットこものたち
嶋田 俊之
日本ヴォーグ社


関係ないけど、↑に載ってると、↓の表紙の、似過ぎ?同じ? (^m^)こんど並べてガン観しないと…(糸は両方フェアレディー50のようだし…)

NHK すてきにハンドメイド 2015年 12月号 [雑誌] NHKテキスト
クリエーター情報なし
NHK出版


ほかにも関連で書いておきたい事がありますが、脱線甚だしくなるので後に回します(^m^)

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てことで久しぶりに「定価」の糸を買ったので、急いで編まないといけません…早速スワッチを取りました。
指定は6号針で、まぁ指定に近い値は出るのですが、試着した商品の編地はこんなに詰まってなかったんだよね、と思って4.25mmで編んでみたらまぁ近い風合いになりました。
じゃあコレで行ってみる?と試しに編み始めたら、さすがに大きそうで。

bohus_2
もう一度4mmでスワッチを編み直して(ぶれてるけどね…)、最初のよりはましな柔らかさの編地になったので、再度仕切り直しました。

このパターンは、ボトムアップのシームレスになっています。今時、シームレスは嬉しいですね。さすがホビーラ、道具は輪針ではなく「4本針」となってるんですが(^^;)確かにねぇ〜ヨーク部分とかマジックループする必要無いし。
普通はシームレスで喜ぶところなのですが、私は店頭で試着したサンプルの身頃に少し斜行が感じられたのが気になったので、往復編みに変更して編む事にしました。いやーけったいな事するなぁと自分でも思いながら…アンゴラツィードは単糸なので、単糸、撚りの具合によっては斜行が出やすかったりしますよね…で、私は結構その斜行問題についてちょっと敏感なところがあるので…(わかってても他の理由で気にしない事ももちろんある)
 
途中の写真がありませんが、ネップの感じも可愛いし、ゲージ的にもざくざくと行ける、いうことで、さくさくっと丸ヨーク手前まで編み進みました。
初見で斜行問題以外に気になったのは、糸の量が十分か?いうこと。
アルパカループの方は30gと書かれているので、1玉で十分(^^;)けれど、アンゴラツィードの方は7玉で、少ないような気もして。編み図を見ると、ボトムアップのシームレスなのだけど、作り目は別鎖のほどける作り目で、裾と袖口のリブは最後に編む事になっているんですよ。それが、糸を使い切る作戦なのか?と邪推したりして…(^^;)

細かい事ですが、編み始め、編み終わりを二目ゴム編みの作り目でスタートして、二目ゴム編み止めで終わりたかったので、別鎖の作り目を採用するのはやめて、指でかける二目ゴム編みの作り目で身頃を編みました。単糸のツィードで糸が切れやすいので、(共糸での)ゴム編み止めやら綴じが難になるのはわかっていたのですが、経験上、首周りのゴム編み止めぐらいは行けるだろ?と思って。
パターン通りだと、その最後に編むゴム編み関係は、目なりに編みながら裏側から伏せ止めだし、シームは無いですから。あ、脇下だけ、メリヤスはぎが出ますね。
 
で、ヨークに話を戻すと、本来は先に袖も編んでおくのですが、私は袖で糸を使い切る(というか足りないと困るから)感じにしたかったので、いつものごとく袖分の目は別鎖で作りました。で、袖は編み下がる、ゴム編みの向きが身頃裾と変わる、けど気にしない、ってパターンで(^^;)
パターン通りだと、身頃と袖をくっつける一段目から編み込み模様なのですが、別鎖から直接編み込みすると、さすがに袖を拾う時に非常に困難になるので、一段地糸でぐるっと編んでから編み込み模様に入りました。

bohus_4
ヨークの編み込みは、さすがホビーラ、大きな編み図があるので全く問題無くすいすいっと編めます。
ただ、何故か編み込みのスタート位置が左前なんですよね。段の切れ目はそう目立たない模様かなと思います(サンプルでもわからなかった)が、私は段の切り替え線は右後ろと決めているので、そこは変更しました。
あ、前後差は、後ろ身頃を多く編んでおいて付けるタイプ、袖と後身頃で目と段のはぎが出ますね。私は、拾ったのだけど(^^;)

ただ、ちょっと落とし穴というか…ヨークを編み終えたところで試着したら、サンプルよりもタイトな感じがしたんです。
ゲージも出ているし仕上がりの丈や幅もほとんど編み図通りなので、もしかしてサンプルが大きめだったのか伸びてた(ハンガー掛けだし)のかな?と思って。そのスワッチの段階からちょっとやな予感がしていたのですが、さすがに店頭でサンプルが編み図の仕上がり寸法になってるかどうかなんて普通確認しないだろ、ってところで…なんだかちょっと納得いかなかったので、サンプルを計測しに出かけたいような気分になったのですが…そのために行くほど店舗近くないし。
一瞬だけ編み直そうか?と思いましたが、編み直してサンプルと同じ着心地に出来る自信はなかったし、現状で着たくないほどキツいわけではなかったので、編み直さずそのまま仕上げました。糸もね、ほどくとアルパカループの方が絡んで傷みそうな感じだったので…

そんなわけで、ああだこうだぼやいてますが既に完成しています。けど、着画も撮っていないし、また別にまとめたいと思います。
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