witch's knitting room

編み物とか、編み物とか、編み物(^m^)

パピー ヨークツィードのカーディガン 完成!!

2016-11-12 09:00:43 | FO Cardigans_FW カーディガン類
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pattern ; my own
yarn ; Puppy York Tweed / 100% cashmere / 72m/20g / 638 charcoal/gray-cross / 13.5balls 270g (976m)
needle ; JP5(3.6mm) for main part, JP4(3.3m) for edging
tension ; 22 x 35
date ; from October 4th to November 3rd, 2016

パピーのヨークツィードで編んでいたカーディガンが完成しました!!

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前記事にあげたキラキラグログランリボンを、ボタン付け側のみ縫い付けました。まつり縫いですね。
ここで、また糸を傷めたくないと思って、細い綴じ針(=シャープポイントでない)を使った私(^^;)←ダイソーとかの縫い針セットに入っているヤツですよ
ま、コレはもうほどいて再生するいうことは無いはずですけどね、シンプルなカーディガンですから…
グログランリボンは先丸の針でも通りましたよ。サテンリボンはダメかな…?
糸はボタン付け糸を使っています。一杯色揃えてあるんで。
 
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と、言っても、さすがにボタン付けの時は糸割りたくないっての無理ですよね(^^;)ま、なるべく割らない位置に針は刺しますけども。ボタン穴の大きさ次第では、綴じ針で付けることもありますし。
今回はボタン穴に縫い針しか通らなかったので、普通の縫い針で付けました。
グログランリボンを裏打ちしたことにより、ボタンは付けやすかったです。編地に直接付ける場合は、付け始めの糸と終わりとを結んだりしますが、グログランリボンのおかげで普通の玉結びスタート&玉留めで終われますから。今回は足付きボタンなので、平のボタンの時のようにボタンの根本でぐるぐる足の分の糸を巻く必要も無いし、数は多めでしたがさくさくっと付けられました。11個付けたらしい…
 
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今回、製図するっていうので、肩の部分を前からやってみたかった既製品風にしてみました。
前身頃がショルダーポイントを過ぎて後ろにかかる感じ。
こうすると、後身頃に襟ぐりの下がりを付けるにあたって、後身頃の左側に糸を付ける必要がありません。なるほど〜だから既製品はこういうディテールなのか!!アパレルさんなら当然ご存知ですよね。自分でやってみるまで全く気付かなかった…糸始末減らし隊としては、嬉しいですよね。
もともと既製品っぽ物が好きなので、今度からはこれで行こう!と思いました。(既製品、欲しくてもなかなか買えないじゃない…?)

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拡大した感じ(^m^)
ちょっと端がつれますが、既製品もそうなってますからおっけーでしょう。
後襟もきちんと下がりを付けてあります。
 
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ごくシンプルですが、チビチビ鹿の子の前立ても効いていると思います。既製品では、コレはなかなか無いですよね。
 
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着たところです。
ボタンが少し重たいので、襟のところがぺろっとめくれていますが、キラキラ付いているのでこれもありかないう感じです。
気になるならボタンを留めて着ればいいし。
 
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ちょっと寄った感じ。
編地の雰囲気がわかりますかね?ちょっと、ネップの色までは無理かも?

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ポケットは、ポケット口から拾い目した後に2段地糸で編んだのですが、ちょっと別色が覗く感じ。ほぼもくろみどおりです。
普通はポケット口のゴム編み分位下がるから、別糸で編んでももうちょっと見えないのかな?

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肩のところ。
ちょいと編地の伸縮性に頼っている部分もありますが、十分だと思います。
そこ気になるようなら袖の型紙をいじったりするのでしょうね。既製品だと、袖山の前と後ろって違う形だったりするので。
 
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前記事(カシミヤ100%の件)ちらっと書きましたが、ヨークツィードはちょっと気をつけて編まないといけない糸でした。
撚り具合が均一でないというか。普通のところと少しピッチが長いところがあるんですよね。ネップがあるので均一にするのが難しいのかな?とも思うし、わざとそうしているのかわかりませんが。
それで、撚りの緩いところではうっかり糸割ってたりして、でもクロスで濃色で割ってるの気付かなくて、何段か編み進んでからいつものごとくストッキング伝線作戦(=部分ほどき)で修正したりして。双糸の片方のみちょっと緩んでいて、きちんと編んであってあっても割ったように見えるところも少々出るし。
手触りのよさとネップの可愛さで針が進むのですが、油断して手元を見ないとそういう事が起きるので気をつけて編んだ方がよいと思います。
ちなみに針は近畿の硬質竹5号↓を使いました(付け替え輪針ではない)(一部袖が身頃にくっついているので、80cmも使用)


あ、袖は編み下がったので、↓超短針22cmも使いました。


(途中の記事に書かなかったんですがね、袖を編む前に前立てや襟ぐりを編んだら、針下げたし、鹿の子で糸引き締めながら編んだしで手がすっかりキツくなっていて、袖を編む時に編地がメチャ密になって=ゲージを出せなくなっていた、何度か編み直しました…今回は先にボタンを決めてしまいたかったのだけど、メリヤス部分のみを先に全部編んでしまった方がよかったかなと思いました。基本はそうですよね…覚え書き…)

そうそう、いつの間にか糸割ってるよ、とよく見ると、ヨークツィードはZ撚りなんですよ!Z撚りって、かぎ針編み用だと思っていたので、ちょっと驚きました。それも、クロスを活かした編地の色合いを出すための工夫なんでしょうかね??
 


価格的にももう二度と買えないだろうな、と思っていたヨークツィードですが、既製品でカシミヤのプルやらカーディガンを買おうと思うと、欲しいようなものは結構な価格なので、気に入った色があるならば頑張って買うっていうのもありかな〜と編んでみて思いました。
ま、私の場合、ヤフオクで買ったのとか色々あるんで、それ先に使えよ!いう感じなのですが…

今回は↓風工房先生 10年セーターに倣って編み始めたので、毛糸のラベル指定よりもやや密ゲージ、それでもふっくら、とろっと着心地よく仕上がりました。



通気性もよいので、室内では暑過ぎず、上に風通さないもの着ると外ではかなり暖かいですよね。

16玉購入してあったので、2玉半余り。首ものか、手ものか、どうしましょうね?またゆっくりと考えようと思います(^m^)
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