witch's knitting room

編み物とか、編み物とか、編み物(^m^)

シェットランドレース初挑戦 その1

2016-04-12 09:26:48 | wips
毛糸だま 2016年春号 no.169から、風工房先生デザインのシェットランドレースショールを編んでいます。

毛糸だま 2016年 春号 No.169 (Let's knit series)
クリエーター情報なし
日本ヴォーグ社


毛糸だま(no.169(2016 SPR)

毛糸だま(no.169(2016 SPR)価格:1,620円(税込、送料込)



169号は、書店でめくった時はあまりピンと来なかったのです。
最近英文パターンネタが多くなってきたのが、いい事なのかどうか。私は25年超の古い愛読者なので、やはり昔の感じが結構好きなんでしょうね。けれど、やはり若手の層が増えて欲しい、編集の方も若返っているはずということは、そういう構成になるのは必然なのだろうと思います。
びっくりしたのは、ピエロの糸でデザインした作品が初めて掲載された事です。ニットアンジェでフリーパターンをがんがん出してくるので、今までは特に毛糸だまに頼る(?)必要も無かったのでしょうけれど、ピエロの糸を使った内部の方でないニットデザイナーさんの作品、というのを新鮮に感じました。あ、スタジオエフの糸を使った作品もありましたね。その辺りも、これまでの毛糸メーカーに偏った作品ではなく読者の層に合わせた紙面作りになったのだな、と思いました。
 
それで、作品の方は、着る物では今すぐどうしても編みたいというものがなかったし、巻物のでは四角いものが多く、浅め三角または三日月型のショールを好む私としてはまぁいいか、な感じになっていました。

が、日本ヴォーグのravelry内グループでショールのkalがあるんですよ、と知り合いの方からお誘いを受けて、「既に完成された方おられるし今から参加ってのもどうかな?」と思ったのですが、お題のパターンを見直していると、その方の編まれている風工房先生のグリーンの長方形巻物の模様が気になってきました。てことで、本ゲットです。

roo_dl_gr
糸は買ってあったものから、RoosterのDelightful Laceというのを使うことにしました。80%アルパカ 20%シルクで、800m/100g
指定糸はブルックリンツイードのプレーンズという新しい糸で、先月ちらっとぐぐったところ、国内では毛糸だまのキットでしか買えないぽかったんですよね(もちろん既に完売)今はどうかな?
毛糸だまに、ツイード氏が来日した時に風工房先生がご案内されたという記事が載っていて、それに伴った企画なのかなぁとその辺りも興味深く拝見する事ができました。
もちろん素敵な糸なのでしょうけれども、持ってる糸使わないといけないので持ってる糸で編みますよ。
私は海外通販はイギリスのお店を使う事が多いので、ローワンやデビーブリス糸を買うついでにRoosterの糸をいくつか買っています。
アルパカ混糸が得意なブランドなのか?糸の風合いや色出しが好みです。けど観賞用になっていて、編むのはこれが初めてです(^^;)
好きなブランドだったので、このレース糸はすごく興味があって発売後早々にゲットしていました。買ってはいけないはずですが、レース糸なら一カセで一作品編めてかさばらない、てことで罪悪感が少ないてのもあり…
けどここのところは円安だったので、そういう欲求は抑えめになっていますよ(^^;)今またちょっといいんですよね。今後どうかな??

パターンでは85g使用、ということだったので、少し余るんだね?だったらもうちょっと幅広で、長さは数模様足りなくてもいいかな?と考えて、メインの模様1模様プラス、編み始めの模様2模様プラスで編み始めました。
最初は普通の藤編みなので難なく編んでいたのですが、メインの模様に入ってから、非常に難易度が高いことに気付きました(^^;)
掛目が裏面にもあることは最初からわかっていましたが、菱形の大柄がメインだし、所詮レース模様なんて二目一度と三目一度と掛目しか無いんだから編めるよね、となめてかかっていたのがそもそもいけません…
両面操作のあるレース模様は普通に編んだ事あるし、シェットランドレースとは言えないけれどKarisとか、


Butterflyとか、



Carolinaとか、



それっぽいギザものは編んでるから大丈夫、と勝手に思っていました。
けれど、全然大丈夫じゃなかったです(^^;)思うに、二目一度ないし三目一度の直前直後に掛目がある模様は間違えにくいのですが、そうでなく何目か離れたところで掛目をしないといけないものは間違えやすいのだろうな。けれど、シェットランドレースを何枚か編んでいれば模様の特徴をだいたいわかっているのでそう難しくないのかもしれません…私は、そのギザっぽいところしか編んだ事がなかったので、は?どこ間違えた?って(-_-;)そう、模様にならないから間違えた事はわかるのだけど、掛目に◯目一度が多過ぎて、どこが違っているのか非常にわかりにくかったです。

けど、敗因は「スワッチを編まなかった」事だと気付きました。
巻物はスワッチ要らない、と思う事が殆どなのですが、レース模様の場合だと、糸の太さによって模様の出具合が変わってくるし、編地の密度によって色の見え具合が変わってくる事もありますよね。今回それより重要だったのは、模様の練習をする、て意味があることでした。
着る物だったらねぇ~レース模様だとブロッキング後のサイズをよく確認しておく必要があるから割と真面目にやっていたのですが、今回は気が急いたのか模様の練習なんて何も考えず作り目してしまいました。カギものとかでもね、模様の練習大事だな、と思ったのに。
そういうのもあって、本では85g使用、スワッチ分は別、のようなプランなのかもしれないなと思いました。さすが風工房先生(勝手に決めつける)

それでも粘ってうーんむずいな、なかなか進まないなと編んでいたのですが、ふと気付くと棒針のサイズを8号で編んでいました(-_-;)指定は6号または4mmの感じなんですよね…
今回、モバイル編みは不可だな、というのはわかっていたので、もう家ででーんと座って編むぞいうことで、接合部のストレスが少ないと思われるストレート竹針で編む事に決めたんです。
そう、その↑KarisだのButterflyだのCarolinaだの編んだ時に、極細糸を太針で編む時は、竹針が滑りすぎずに編みやすいと思ったのもあって。で、三角とかと違って、目数も変わらないので輪針じゃなくてもいいかなと。
それで、作り目をワンサイズ大きい針で、と思ってそうしたのですが、それが何故か作り目10号&メイン8号に置き換わっていたという…なんだかな~道理でスカスカ過ぎて一層編みづらかったわけです、、、


ということで、ほどく前に名残惜しく撮った写真。
半模様とちょっとしか編めていませんね(^^;)
うーん、この半模様が奇数段数なので、斜めにずれたところにある模様自体は同じ模様なのだけど、操作が表裏でずれてくるところが覚えられない原因なんですよね~そこら辺もこういうの慣れてればなんてことないのでしょうけれど。

ということで、次回に続くことにします。


追記
Wilder
クリエーター情報なし
Kim Hargreaves


最近kimものを編めていませんが、新刊、この価格なら予約しちゃうかな?とぐらぐら来ています。
ここのところ編めてないから年落ちして少し下がってからでもいいか、とすぐ購入には至っていないのですが、これなら年落ち価格よりもいいのかも??
中身がわかってれば安心なんですけどね…
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