NHKアーカイブス「生涯青春“カーネーション”小篠綾子の人生」
2月に放送されたが、知らなくて見られなかった。とてもがっかり・・・
していたが、今日の夕方の4時49分から、また放送されました、やったー(^o^)丿
嬉しい~~!!正座して見ました(笑)
https://pid.nhk.or.jp/pid04/ProgramIntro/Show.do?pkey=001-20120205-21-12825
長女のコシノヒロコさんがゲストで、今まで小篠綾子さんが、NHKに出演された
ものを観ながら、母の綾子さんについて語ります。
さすがに綾子さんは名物お母さんだけあって、今まで何度もNHKに出演
されていたようです。 三姉妹が全員揃っての番組もありました。
もっとも、長女のヒロコさん、次女のジュンコさんの二人ばかりがしゃべり
三女のミチコさんは、殆ど出る幕がなかった。ドラマのとうりの、力関係でした。
お母さんの綾子さんは、いかにバイタリティにあふれていたか、歳をとっても
新しいことに次々取り組み、体の具合は悪くなっていたにも関わらず
もう年だから・・・などという 弱音は吐かれなかったそうです。
三姉妹が子供の頃はとても仕事が忙しく、立ちながら食事をするような忙しさで
ほったらかし、だったそうですが、それでも見るときは見ていて、子供の情操教育に
必要とあれば、戦時中の食べるものもない時代に、どこから手に入れてきたのか
三段重ねの色鉛筆を手に入れてくれたとか。それは美しく ヒロコさんは、
ほんとに嬉しかったそうです。そうして、子供たちの芽を伸ばしてくれた。
先日のジュンコさんの講演会で綾子さんの「私の人生は宝物だらけや」との
言葉を聞きましたが、それは正確には
『人との出会いによって宝物をいただいている。私の人生は宝物だらけや』
宝物とは「人との出会い」でした。
晩年の綾子さんは、岸和田のお店をサロン風に改装され、多くの方との
語らいを楽しみにされていたそうです。
とても印象的だったのは、92歳で亡くなられた時の、お葬式に出席された
多くの方々が、皆 笑顔で綾子さんを見送る姿。
お葬式は哀しいはずなのに、皆さんの明るい笑顔に驚きました。
いつも前向きでパワー全開の綾子さんに、悲しい顔が似合わない事を皆さん
よくご存知です。それをつくづく感じました。
2012年3月4日