昨日は「saoの猫日和」にいつもより多くのアクセスがありましたが、きっと福島のライブでの事を気にして うちにまでアクセスされたのでは・・。 でも何のたしにもならなくて申し訳が無いです。ジュリーならきっと大丈夫!明日の栃木では気持ちも新たにされているに違いないと思います。
先週行ってきました、舞台『ガラスの仮面』
なんとなく見てみたいな~と思っていたら、ネットでお得チケットをゲット。ほんとは、ウッカリ名古屋のライブが5日の月曜日にある事を忘れて申し込んでた。
2016年9月1日(木)~11日(日) 大阪松竹座(map)
2016年9月16日(金)~26日(月) 新橋演舞場(map)
職場から、大急ぎで電車に乗って、3時半の部に間にあった。大阪の道頓堀の松竹座は、ジュリーも藤山直美さんと「桂春団治」や「夫婦善哉」でお馴染み。 松竹座の入り口の美しさに、2000年初めの頃の私は全く目が行っていなかった。興味がある無しで、人間の見る目は変わるんだな~と つくづく感じます。
入り口や外壁だけを残してリニューアルしているので、中は変わってしまっているが、それでもとても立派で美しい玄関ホール。ネオルネッサンス様式の玄関に格式と気品がある。大阪松竹座は、大正12年(1923年)関西初の洋式劇場として誕生した。
観客は女性が殆ど、年代は20代から70代くらいまでと幅広く、「ガラスの仮面」の40年に渡る人気のほどがうかがえる。
原作:美内すずえ 脚本・演出:G2 キャスト:貫地谷しほり(マヤ) マイコ(姫川あゆみ) 浜中文一(関西ジャニーズJr.)小西遼生(速水真澄) 東風万智子(水樹冴子) 一路真輝(月影千草)他
マヤの貫地谷さんや、マイコさん(妻夫木さんと結婚した)、一路真輝さんはおなじみだけど、速水さん役の小西遼生さん、全然知らない。 ガラスの仮面を読んだ人なら、誰でも真澄さまがカッコよくないと許せないと思うの。 東風さんは、ジュリーの舞台「探偵」で、結婚詐欺に金をだましとられていたわね。 マイコさんは、あゆみさんとはイメージが違う感じがする。 関ジャニの浜中君の桜小路君も違うと思う。浜中君、ごめん 知らない。
全体的に地味な配役よね・・ 原作物って、すでに作り上げたイメージがあるから キャスティングは難しい。
どんな内容だったか、もう長い事読んでないので、ネットでもう一度粗筋を読みました。⇒https://puul.jp/5232 とても長い作品だから、かなり筋を忘れていた。席は9列センターよりの良席で、なんか申し訳ないくらいだわ。座席は約1000席
長い長い大河物語を、舞台では原作の前半部分をスッパリそぎ落とし、ストーリーを知らない観客の為に 長い説明台詞から始まる。とてもシンプルなセットの舞台上、真澄さまと並んで水樹冴子(東風さん漫画とソックリ!)が、これまでのマヤの歩みを語る。
母を亡くし、舞台に穴をあけ芸能界から追放されたマヤ、舞台でマヤが泥饅頭を食べた演技、野外舞台の「真夏の夜の夢」ではパックに扮し、3日で6000人の観客を集めてみせた。
真澄さま、マヤにあなたが紫の薔薇の人であるのを隠しているのは、とても残酷な事ですわっ!
そして、真澄さまと義理の父との関係などが語られ、真澄さまの野望、マヤへの想いなどが次々と舞台上で語られるのだが・・・・(ここはもっと後だったかも?忘れました)
長い・・ 始めの説明台詞が早口で、しかも長すぎる。
水樹さんが、マヤについて あんまり早口で語るので、筋を知らずに来ている人は 多分理解はできない。観客の殆どが粗筋を知って来ているとは思うけど、やっぱり早口に過ぎる。
そして、ここから始まる舞台を盛りあげようというのか、俳優の大仰な台詞が続く大芝居に、いささかゲンなり・・・ 悪い例に出して大変申し訳ないが、宝塚みたい。(ファンの人許してくださいね) 今更、こんな大芝居を見せられるとは・・・あんまり台詞の抑揚が大袈裟すぎるのよね。 例えば、ジュリーの「悪名」なら、これにくらべたらジュリーのテンションの高さは別にして、全ての俳優たちはもっと自然なセリフだった。そこまで大声出さんでも聞こえるわ(ーー゛)
これは漫画か?と思いながら舞台を観て
我に返った。 あ、確かに漫画だった~(゜∀。)
が、「ガラスの仮面」ファンの皆さま、ご安心ください。
冒頭からの長い説明台詞はマジにウザかったが、説明が終わってからはずっと見やすくなりました。とてもスピーディーでテンポの良い展開。
長いので続く・・・
ストーリー:
伝説の大女優・月影千草がその上演権を原作者の尾崎一蓮から譲り受けた幻の名作『紅天女』。
その主役の座を巡り、北島マヤは姫川亜弓と熾烈な争いを続けている。
映画監督の父と名女優の母の間に生まれ、類まれな美貌と才能に恵まれた姫川亜弓は着実に演劇界での評価を伸ばし、ついに月影千草によって紅天女の後継者に決定される。
が同時に、北島マヤにも、二年以内に演劇界で大きな賞を受賞することができればその資格を与え、姫川亜弓とあらためて『紅天女』の演技で競った後に正式に紅天女の後継者を決定すると発表される。
“舞台あらし”とも呼ばれるその才能ゆえに一度は芸能界を追放され、スランプから脱出したばかりのマヤにとって、それが不可能に近いことは誰の目にもあきらかだった。
だがそんなマヤに、日帝劇場の『二人の王女』オーディションというチャンスが巡ってくる。
主演である二人の王女の一人には姫川亜弓がすでにキャスティングされている。もう一人の王女役のオーディションに挑むマヤ。マヤの『紅天女』の道が、新たに始まる。