まだまだ大悪名の世界に浸っていたい・・、ジュリーの歌声を脳裏で反芻している。けれど、オフィシャルにはもう「大悪名」は消されているそうです。ジュリーはすでに次に進んでいるんでしょうね。私も次に進みます。
2月に亡くなった鈴木清順監督の、浪漫三部作の掉尾を飾る「夢二」を始めてみたのは1991年、原宿のエアドームシアターでした。清順監督は「ツィゴイネルワイゼン」等の映像美で映画フリークからは熱狂的な支持を受けていましたが、上演地はロケ地の金沢と東京原宿の特設ドームの二か所のみ。そんな大監督の、映画に、主演する、ジュリー、を是非見なければ!!と、神戸から原宿まで行ってきた
11月10日までとあるけど、私はいつ観に行ったのか覚えてない・・。ロングランであったのは確かです。主演のジュリーよりも、隣りの玉三郎さんの方が目立っていますが、おそらくジュリー1人よりも 玉様も出ていると宣伝した方が客が来ると思ったんでしょね。そりゃ、この当時のジュリーのヒット歌手としての立場や露出度なら それも仕方がない・・・
裏面
原宿駅前のエアドームシアターは、まっ黒いドーム型だった。拡大
平日の昼間、チケット売り場の私の前には 鈴木清順監督の作品だから観に来たらしい若い男女のカップルがいて、私のようなジュリーのファンという女性以外の観客の方が多かった記憶がある。それなりに客席は埋まっていたと思ったが・・・ 今年亡くなった、プロデューサーの荒戸源次郎さんの追悼文に「夢二」はコケたと書いてありましたよ💦
「夢二」はあれこれ考えるよりも感じて欲しい映画。
私は当時、ここを読んでいなかったんじゃないだろうか。観た感想は、なんだか物語の展開がよくわかんな~い・・だった。考えてはいけなかったんだな、実は。
のっけから かなりのエロイ描写もあって、目のやり場に困る恥ずかしさでした。うわ、ジュリーがあんな事 こんな事
という事で、この映画は一度見たきりで、あとはメイキング映像など 断片的に見るのみで、通して見ることはなかった。どうせ理解できない、わからないし・・。京都などで、その後も度々上映されているが、わざわざ観にいこうとは思わなかった。
でも、神戸の元町映画で追悼上映されるんなら観に行こうか。だって30分もあれば行けるのよ!大きなスクリーンで、40代の二枚目ジュリーを観るのは悪くない。TOKIOじゃ、68歳のジュリーが大悪名の千秋楽をやっている日だけどね。という事で、さんごさんらJ友さんと4人で18日に行ってきた。元町映画館は、去年の「妖怪ハンター・ヒルコ」以来です(^-^)
日曜日の午後、お客さんは来るかしらん?
半分くらい、客席は埋まっていましたよ。