実家に墓参りの後で寄ってきました。場所でいうと姫路城の背後に当たります。亡父が学生時代を過ごした姫路工業大学ゆりの木会館(旧姫路高等学校本館)
入り口の警備室の人に「父が卒業生です、写してもいいですか?」と聞いたら、女性の警備員さんが笑顔でどうぞと感じが良かったです。講堂は白い木造の建物で、窓枠の薄い緑色とのコントラストが目にも爽やかな印象です。これは朝ドラにも登場した講堂。正面はシンメトリーなデザインです。丸い窓に温かみを感じます。
側面の端正なデザインも美しい
こちらは本館、父がここで勉強したのだろうか。でも正直言って勉強するイメージはないけどね、ご免ねパパ。
本館の丸いアーチの向うに見えるのが、現在の県立大学です。県立大学は、姫路工大や神戸商科大学、看護大学が統合されてできました。友人が元の姫路工大や、短大に通っていたので、今は県立大になって母校は無くなってしまったと悲しそうでした。
本館の前に、歴史を感じさせる石造りの立派な門扉がありました。
石の門は創建時の物だけど、扉は多分新しい、でもデザインが優美なので写メしました。
朝ドラに登場しましたと、門に説明がついていました。
中には入れないのは残念でしたが、会館も本館も、現在どちらも利用されています。90年の歴史を感じる建物の中で勉強したりできるのは、学ぶ人も建物にも、幸せな歴史を刻み続けているのだと思います。
この後、母とよく買い物に行った地元のスーパーに久しぶりに買い物に行ったら・・ 母が行けなくなったので長らく来ていませんでしたが、なんと閉店最終日でした。売り場にはもう殆どの商品は売り切れて並んでいませんでした。大手のスーパーとは違う、地場産の野菜や姫路港で獲れた魚を置いていましたが、姫路もスーパーが乱立していて厳しい商戦には勝てなかったようです。最後に、いっぱい買い物をして寂しい気持ちで去りました。