琵琶湖ホールでのジュリー『あのジュリーが70だぜ!まだ生きるつもりやで!』
あのジュリーが70歳!タイガースの王子様のジュリーが70歳になるなど、子供の私には想像もできなかった。それはジュリーがソロになってからでもずっとで、20代の頃の自分の想像力の無さ、いつまでも子供っぽかったことだと 自分を恥じてしまいます。綺麗なジュリーも歳をとるのだと やっと自覚ができたのは、80年代の半ばくらいだったかしらね。
この私にも、やっと想像力と言うものが、やっと大人の自覚が出来た頃でした。
アンコール、なかなか登場しないジュリー。クリーニングしたら ボタンが留めにくくなったからだそうです。(カバンを)落してしまって大騒ぎとか、やっとしっかりキルト姿を確認できました。
毛皮のポシェットという感じの小さなカバン、あれは何というのでしょうか?帽子についた飾りも可愛くて、思わず今年の秋のファッションに どこかを真似をしたくなる感じ~(笑)
双眼鏡で覗いたら、日本人には似合いそうもないキルト姿なのに、ジュリーには堂々とした風格があって、ほんとにお似合いだったわ~
豪華なピエロも、紫のスカート姿も どちらの姿にも威厳があって、やっぱり 他のどこにもいない人だという思いが新たになりました。私の「王様」

ジュリーが去った後に流れる、井上さんの曲も含めての 今回の古稀のツアーだと思うので、J友さん達と席を立たずに静かに最期まで全部聴きました。
ライブで聴くのは3度目なのに、なおいっそう井上さんの声が甘く、優しく聴こえて、井上さんが元は歌手志望だったと言うことが頷ける柔らかい声でした。
あのジュリーが70だぜ!まだ生きるつもりやで!
このライブは本来ならば60を過ぎた時にやろうと思ってたんです。
60歳になったら、好きにやっていいんじゃないか
人がやってないことはないもんか
僕は楽器でエレキギターが好きなんでございます。
大好きなギタリストとともに、2人で回ろうと思ってたんですけど、
最後の花火と還暦コンサートをやらせてもらって、京セラ東京ドームで80曲やったわけです。
ごく一部の人からは熱烈な応援をいただいているわけですが
全国的に言えば、え?あの人まだやってるこの頃でまだやってるよ!と言うことで、
80曲歌うその姿を見て欲しい、
またちょっと 人気がでちゃって・・本来なら若くして売れたものが
長く持つもんじゃございません 日々一生懸命やるしかなかった。
無い知恵を絞り、日々努力を重ねてきたわけでございます。
還暦コンサートの後ほんとはやろうと思っていたんですけど、
それから10年持ったわけでございます。
そして去年は50周年、今年は古稀と言う目出度い節目を迎えたわけです。
79になった時は60周年、80になる時は傘寿になるわけです。
やれるんじゃないかと、あと10年 だましいだましやりたい。
そのギタリストとして 心よく引き受けてくれました、
お待たせしました、ギター柴山さんです。
僕のキャリアが51年目、37年もステージに一緒に立っているわけです。
誰よりも一緒にやっている時間が長くなってしまいました。
どうかひとつ 長ーい目で見て下さい。どうぞよろしくお願い致します。
画像はホールの前にいたジュリーくん。
