高砂といっても兵庫県民以外は知らない市でしょう。結婚式で謳われる謡曲の、高砂や この浦舟に 帆を上げて・・・の高砂です。市はブライダル都市と名乗っているんですが、いまいち世間には浸透していないようです。フォトジェニックな高砂
高砂市とは⇒高砂市(たかさごし)は、兵庫県の播磨南東部に位置する市。東播磨県民局管轄区域。播磨灘沿岸地域に工場が林立する工業都市。漁業や採石業も盛んで古い歴史を持つ。市内南部を中心に神社が多く、播州の秋祭りと総称される祭礼が知られる。
元姫路市民の私は姫路市の隣にある高砂市について良く知らなかったのだけど、ここにはレトロな街並みや古民家が多数残されているのでした。実家に墓参りの途中に寄ってきました。(ジュリー発見の意味はあとでわかります)
山陽電鉄高砂駅の近く、煉瓦の煙突が古色蒼然とした、営業中の銭湯(裏側)梅が枝湯。今も薪で湯を沸かしているそうです。
銭湯の入り口、営業中です
この銭湯の近くに、7月に古民家レストランができました。左側のレトロな三星科学合資会社の建物と同じ敷地の、古民家を改装したそうです。
「季のしずく」
本日の目的はこの右側の古民家レストラン。(と家人には言っている)
襖の絵が華やかな日本家屋の居間は ほの暗く、落ち着いた光が射していました。
が、なんと今時 エアコンが無い!しかも特別暑い夏なのに・・・なので、中庭の見える扇風機の横の席に座りました。扇風機の風とチリンチリン・・と涼やかな風鈴の音のせいか、それほど暑くなかった。ハンカチで汗を拭き拭きだったけど。
紅茶鶏と小鉢のランチ、薄味で上品なお味でした。家人には上品過ぎたかも・・・
歩きたくない!という家人を残して、近所を散策。お盆のせいもあるのか、ほぼ人は歩いていませんでした。近所にはレトロな見所がいっぱいあり、立派なお寺に神社にレトロな建物、古民家が沢山残っています。
寂れきった商店街はシャッター通りで、その寂れ具合が絵になる まさに昭和な風景、往時は多くの買い物客で賑わっていたのだろうと昔が偲ばれます。左のビルは登録文化財で、中は記念館で見学できると後で知った。
元銀行だった、高砂商工会議所
三連蔵
古い民家の並ぶ所から近い、運河沿いの赤煉瓦の三菱製紙の工場。ここが企業城下町なんだとわかります。赤煉瓦に水辺、運河には船がいっぱい浮かんでいた。産業とレトロという、情緒と歴史の両方をたっぷり味わえる風景には 思わず胸がときめいてしまうのです。
戦前からの古民家が立並ぶ通り、この懐かしく美しい高砂の街並みの風景はいつまで残されるのだろうか?
この近くの趣きの有る古民家で、前にジュリーを前に見つけたの!それが見当てで行ったのに・・・(家人にはランチが目的だと言ってある)お盆休みだった。ガッカリ・・ 仕方がない また行こう。
でも墓参りの途中に、わざわざ高砂に寄ったワタクシを、天は見放してはおりませんでした。まさかの高砂に まだいたんだよ~ホホホ やっぱりジュリーとは縁があるのだわ。ジュリーが呼んでる~
ただ今編集中です。
続く