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同志社と御所

2019年07月07日 | 紀行(建築・桜)

リモデの場所である京都ブライトンホテルには、地下鉄の今出川から歩く。その今出川の6番出口のすぐ前にあるのが、前から見学したかった同志社大学のキャンパス。明治時代に赤レンガで造られた古い校舎やチャペルが建ち並んでいる。ヴォーリズ建築もあります。詳しくは→こっち 

新しい校舎も全部が同じ赤煉瓦の雰囲気で造られているので、広いキャンパス中に赤い重厚な建築物が連なる様は、大学の歴史を感じさせて壮観です。さすがに関西私大の雄。対して兵庫の関西学院大学は、明るいクリーム色の南欧風の瀟洒な校舎が建ち並んでいて、対照的な雰囲気でした。

赤煉瓦は先日ジュリーのライブで行った、大阪の岸和田で焼かれたもので、ちょうど岸和田と同志社との関わりの歴史を語る展示がされていて、岸和田城の図面もあった。ここで岸和田城と出会うとは・・色々と繋がっていると感じる。

 

チャペル

 ズラリと居並ぶ煉瓦建築、壮観です。

 

     

新島襄の妻で、大河ドラマ「八重の桜」の八重さんの生涯の、展示施設があった。江戸時代から昭和へと、生きにくい激動の時代を 女性ながらに生き抜いた、勇気と知恵と愛情を持ち合わせた、本当にハンサムそのものの女性です。

同志社の創立者の新島襄は、子供時代に親がくれた偉人伝の中の人物だったので、実は身近に感じている存在。その本に描かれたエピソードの「自責の折れた杖」の本物が記念館の中にあった。半世紀も過ぎてから、記憶の片隅に残っている子供時代に読んだ本のエピソードと、ここで初めて対面できるとは・・ あの偉人伝はもう実家には残っていないのだろうか。

同志社ではキャンパスのガイドツアーも有るそうなので、改めてまた参加したい。

 

帰りはホテルからすぐの御所に寄った。通年見学出来て無料! 入り口で手荷物検査をされました。

こちらは上手い具合に、解説ツアーの時間に間に合った。ただ今 高御座は、即位の礼の為に東京に出張中です。

紫宸殿

 

清涼殿、蹴鞠の庭。まさに源氏物語の世界。光源氏は、こんな所にいたのね~(物語の人物だけど)

池のある庭園

御所の施設の役割に建築様式の説明もあって、分かりやすかった。

7月初めの梅雨時期というのに雨も降らず、暑さもなくて良かった。

また来よう!!

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