J友さんからお知らせです、有難うございます。
★ドクター和の臨終図巻 (175)(175)タレント 岸部 四郎さん
姉と兄に看取られた最期
★岸部四郎、ジュリー、ショーケン…世間が熱狂!グループサウンズの「感動秘話」
筒美京平さんが80歳で亡くなりました。筒美さんの曲では、私は郷さんの曲が一番に思い出されます。「魅力のマーチ」がお気に入り、よく鼻歌で学校の休み時間に歌っていました、ジュリーの曲じゃないのにね(^^ゞ。「また逢う日まで」「魅せられて」「飛んでイスタンブール」など歴代売上一位だそうで、70~80年代の活躍には、さもありなん。20代の若い人でも、筒美さんのヒット曲の多くを知っていると言っていました。
ジュリーは筒美さん作曲がひとつもない?と思っていたら、J友さんから「女たちよ」の作曲をされていると教えていただきました、もうすっかり忘れていましたわ。このアルバムは作曲家よりも、作詩に日本を代表する詩人の高橋睦夫さんが書いているというのが話題で「源氏物語」がモチーフ、1983年か・・「女たちよ」
阿久悠さんはドラマティックな詞がいやがおうにも場面を盛りあげ、詞が押し寄せてくるかのような・・
高橋睦夫さんの歌詞は、平易な言葉で場面を静かに密やかに、あるがままに語って、ヒタヒタと来るその静けさが、高尚過ぎるような気がして。曲もそれに合わせて、やっぱり芸術的。あの「さざえさん」と同じ作曲家だったとは。
発売的された時に聞いて以来、長く聴くことはなかったのに、数十年ぶりに「女たちよ」を聴きました。割と似たような静かな感じの曲が続く印象がありますが、そんな中でも印象に残ったのは「夕顔」のゆうがお・・ゆうがお・・のリフレイン。これは、当時から耳に残っているフレーズです。
須磨に流された源氏を歌う「さすらって」都も秋になりましたか♪ ジュリーさまの細く硬質な、透き通る声が美しい。
詞だけを読んでみて、秋の日の夕暮れ時に、はかなく美しい男と女の王朝の雅な物語を読んでいる気分になります。ただ、黒字に小さい茶色の文字はものすご~く読みにくい。老眼鏡に虫眼鏡で拡大しても見難くて、目を凝らして読んでます。若い20代の私でも読みにくかったはず・・(-_-;)
でも末尾の高橋さんのエッセイは、20代の若い私よりも、還暦を過ぎた今の私の方が、高橋睦夫さんの言葉はわかる。ずっと心に沁みるようになりました。
そんな見にくい文字の中に、誤植を見つけました。「エレクトリックギター・柴田和彦」ではない、柴山です。カズさん、今はどないしてはるのかな?